授業コード 20100601 単位数 2
科目名 教育制度・教育課程論 クラス 01
履修期 後期授業 カリキュラム *下表参考
担当者 牧瀬 翔麻 配当年次 *下表参考

授業の題目 教育に関する制度的、経営的事項ならびに教育課程の意義及び編成の方法(カリキュラム・マネジメントを含む)
学修の概要 教育制度領域では、現代社会における公教育の意義を問い直すとともに、公教育の中心に位置づく児童生徒・教員にとって教育改革がどのように作用するのかについて解説する。教育課程領域では、学習指導に求められる教育課程の編成の基本原理や意義について解説する。学習指導要領の変遷を理解したうえで、現代の学習指導要領の特徴及び各学校の教育課程の編成について理解し、カリキュラム・マネジメントに関する基礎的な知識と技能を身に付けることを目指す。
学修の到達目標 ①公教育制度や関連する諸課題について法的根拠に基づいて論じることができるようになる。
②学校と地域の連携・協働が求められる背景と学校安全への対応について説明できるようになる。
③教育課程の基準となる学習指導要領の性質、変遷及び特徴について説明できるようになる。
④カリキュラム・マネジメントの基本的知識及び特徴を説明できるようになる。
授業計画 第1回 教育法規の基礎知識-教育を受ける権利と教育を受けさせる義務-
第2回 教育基本法①-教育の目的と目標、教育の機会均等-
第3回 教育基本法②-教育の条件整備-
第4回 確認テストⅠ、学校教育制度-学校体系-
第5回 就学義務と教育義務-教育機会確保法と不登校、学びの多様化学校-
第6回 学校の管理-学校備付表簿、教育課程経営-
第7回 学校安全と危機管理-学校保健安全法、学校安全の3領域-
第8回 学校・家庭・地域の連携・協働-コミュニティ・スクール・地域学校協働本部-
第9回 確認テストⅡ、学習指導要領と教育課程の編成
第10回 教育課程の編成原理-経験主義と系統主義-
第11回 学習指導要領の変遷①-1947年版~1977年版-
第12回 学習指導要領の変遷②-1989年版~2017年版-
第13回 育成を目指す資質・能力と主体的・対話的で深い学び
第14回 教育課程の編成・運営・評価-カリキュラムマネジメント-
第15回 GIGAスクール構想とICT教育
授業外学習の課題 事前学修(2時間程度):テキストに沿って授業を進めるので、次回の講義内容に目を通しておき、わからない事柄については事前に調べておくこと。
事後学修(2時間程度):講義資料を自分なりに整理してまとめておくこと。
履修上の注意事項 ・講義資料はすべてMoodleで事前に共有する。各自プリントアウトして持参するか、ノートパソコン等を持参して受講すること。
・公認欠席は欠席として扱うが、単位認定要件には影響しないよう配慮する。
・確認テスト時に公認欠席となる場合、全体の平均点を得点とみなす。
成績評価の方法・基準 確認テスト(20%)、期末試験(80%)
テキスト 古田薫・山下晃一編著『法規で学ぶ教育制度』ミネルヴァ書房、2020年。
参考文献 文部科学省「生命の安全教育」https://www.mext.go.jp/a_menu/danjo/anzen/index2.html
文部科学省「学習指導要領」「幼稚園教育要領」
中教審答申「令和の日本型学校教育」の構築を目指して~全ての子供たちの可能性を引き出す、個別最適な学びと、協働的な学びの実現~(令和3年1月)
主な関連科目 教育原理、教職入門、教育政策論
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
リアクションペーパーに寄せられた質問のうち、全体に共有することが望ましいものは、次回講義の冒頭で回答する。また、授業の前後で対応するほか、オフィスアワーで対応する。期末試験のフィードバックは、試験後にMoodle上で全体に対して行う。

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次 身につく能力
知識・技能 思考力 判断力 表現力 協創力
人文学部教育学科(専攻科目A群) 2017~2018 1・2・3・4 - - - - -
人文学部教育学科(専攻科目A群) FHED12106 2019~2022 1・2・3・4 - - - - -
人文学部教育学科(専攻科目A群) FHED12106 2023~2023 1・2・3・4 - -
人文学部教育学科(専攻科目A群) 23200 2024~2024 1・2・3・4 - -