授業コード | 20096900 | 単位数 | 2 |
科目名 | 社会学理論 | クラス | |
履修期 | 前期授業 | カリキュラム | *下表参考 |
担当者 | 河口 和也 | 配当年次 | *下表参考 |
授業の題目 | 社会学理論とその展開 Sociological Theories and its Development |
学修の概要 | 本講義では、社会学の領域において培われてきたいくつかの理論を取り上げ、そうした理論がどのような背景から生まれ、どのような社会現象を対象として説明し、それが社会にとってどのような意味や効果をもたらしたかを中心に考察していくことにしたい。とくに後期には、現象学的社会学理論、フェミニズム/ジェンダー理論、ポスト構造主義・ポストモダン理論などを取り上げる予定である。 |
学修の到達目標 | 1.社会学理論の内容を知識として把握することができる 2.社会学理論の成立背景を知り、その意味や効果を把握するとともに、現代社会を分析する際にそれをひとつの道具として使いこなせるようになる |
授業計画 | 第1回 | イントロダクション |
第2回 | 社会学理論とは何か | |
第3回 | 批判理論:アドルノ | |
第4回 | 音楽社会学:アドルノ【オンデマンド授業】 | |
第5回 | フェミニズム理論Ⅰ:歴史的背景 | |
第6回 | フェミニズム理論Ⅱ:ナンシー・チョドロウ | |
第7回 | フェミニズム理論Ⅲ:ジュディス・バトラー | |
第8回 | 第1回~第7回までのまとめと試験 | |
第9回 | 消費社会論:ジャン・ボードリヤールの社会理論 | |
第10回 | ポスト構造主義の社会理論Ⅰ:ミシェル・フーコー(監獄の誕生) | |
第11回 | ポスト構造主義の社会理論Ⅱ:ミシェル・フーコー(性の歴史) | |
第12回 | ポストモダンの社会理論:クィア理論 | |
第13回 | 現代社会理論Ⅰ:ピエール・ブルデュー(文化社会学)【オンデマンド授業】 | |
第14回 | 現代社会理論Ⅱ:ピエール・ブルデュー(ハビトゥス) | |
第15回 | 第9回~第14回までのまとめと試験 |
授業外学習の課題 | 事前学修(2時間程度):毎講義の最後に次回の講義テーマを発表するので、各自でできる限り調べて予備知識を集めておき、関係する事柄について調べておくこと 事後学修(2時間程度):講義中にわからなかった用語については、次回までに各自で調べること 講義のなかで読むことを求められた文献は必ず事前に読んで理解するようにしてください。また、授業に関連した小レポートなどを課すことがありますので、準備を怠らないようにしてください。 指示された参考文献や資料などは必ず事前に読んでおいてください。読んであるものとみなして授業をします。 |
履修上の注意事項 | ※本講義で使用する資料等は、Moodleにてダウンロードできるようにします。 提出物やレポートなどは必ず指定された期限内に提出すること。 授業用の配布資料や課題などは、Moodleに掲載することがありますので、確認してください。 小テストやプレゼンテーション時に公認欠席となる場合、追試や代替措置で対応します。 ブレンド型授業を実施します(Moodle使用) |
成績評価の方法・基準 | 授業内に行う数回の小テスト(40%)と課題レポート(30%)、授業後に提出するミニッツペーパー(30%)で総合的に評価する。ミニッツペーパーについては、書かれた内容にもとづいて2点、1点、0点で評価します。 |
テキスト | 授業内で適宜指示する。 |
参考文献 | 木村至聖 2022 『歴史と理論からの社会学入門』 ナカニシヤ出版 |
主な関連科目 | 社会学概論、社会学方法論 |
オフィスアワー及び 質問・相談への対応 |
質問は、授業時間内でも受け付けますし、授業後は、メールでの対応をします。ミニッツペーパーや課題のフィードバックは、授業内あるいは授業後に随時対応します。 |
所属 | ナンバリングコード | 適用入学年度 | 配当年次 | 身につく能力 | ||||
知識・技能 | 思考力 | 判断力 | 表現力 | 協創力 | ||||
人文学部人間関係学科社会学専攻(社会学専門科目) | FHHS13001 | 2017~2022 | 2・3・4 | - | - | - | - | - |
人文学部人間関係学科社会学専攻(社会学専門科目) | FHHS13001 | 2023~2023 | 2・3・4 | ○ | ○ | - | - | - |
人文学部社会学科(理論・方法に関する科目) | 24300 | 2024~2024 | 2・3・4 | ○ | ○ | - | - | - |