授業コード | 20096804 | 単位数 | 2 |
科目名 | 教職実践演習(幼・小・中・高) | クラス | 04 |
履修期 | 後期授業 | カリキュラム | *下表参考 |
担当者 | 谷口 直隆 他 | 配当年次 | *下表参考 |
授業の題目 | 教職実践演習 |
学修の概要 | この授業は、教員免許法で定められた教員免許取得の必修科目である。 第1ステージでは、これまでの学びや体験を振り返って教員に求められる資質・能力を概観し,各自の課題の発見を目指す。課題の明確化を図る。 第2ステージでは、広島県および広島市教育委員会の指導主事を招いて、広島県と広島市の教育の現状について講演を聴いて認識を深める。 第3ステージでは,現在の教育課題からいくつかのテーマを選定して、指導教員による講義、KJ法をつかってグループ学習を行う。また、その後、グループ討論を中心にした学習によって理解を深め、グループ間のパネルディスカッション形式によるグループ発表により,教育に関わるいくつかの課題に関する認識を深め,教員としての自覚と資質の定着を図る。 詳細な日程については、第1回のガイダンスで発表する。 |
学修の到達目標 | これまでに学内で学習してきたことや学外で体験してきたことを振り返ることによって、教員になるための自己の課題を自覚し、その課題解決を通して、教員としての資質・能力の一層の向上をはかることができる。 |
授業計画 | 第1回 | ガイダンス |
第2回 | 第1ステージ:教師の資質・能力に関わる大項目1の検討,「私の課題」を抽出(その1) | |
第3回 | 第1ステージ:教師の資質・能力に関わる大項目2の検討,「私の課題」を抽出(その2) | |
第4回 | 第1ステージ:教師の資質・能力に関わる大項目1の共有や事例研究(その1)(03クラス:非対面型授業) | |
第5回 | 第1ステージ:教師の資質・能力に関わる大項目2の共有や事例研究(その2)ICTの活用によるチェック(04クラス:非対面型授業) | |
第6回 | 第2ステージ:広島県の教育課題と課題経穴への取り組み(広島県教育委員会の講話), 地域における教育課題の理解 |
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第7回 | 第2ステージ:広島市の教育課題と課題解決への取り組み(広島市教育委員会の講話), 地域における教育課題の理解 |
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第8回 | 第3ステージ:教育問題のテーマ設定とKJ法による資料作成 | |
第9回 | 第3ステージ:教育問題についてのグループ討論「一般的な立場から」 | |
第10回 | 第3ステージ:教育問題についてのグループ討論「教育的な立場から」 | |
第11回 | 第3ステージ:教育問題についてのパネルディスカッション(その1)(その2)の準備,ICTの活用 | |
第12回 | 教育問題についてのパネルディスカッション(その1) | |
第13回 | 第3ステージ:教育問題についてのパネルディスカッション(その2) | |
第14回 | 第3ステージ:教育問題についてのパネルディスカッション(その1)(その2)のふりかえり, パネルの改善,ICTの活用 |
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第15回 | 「私の課題」の検討とまとめ |
授業外学習の課題 | *事前学修(2時間程度) 毎講義の最後に次回のテーマを発表するので、各自出来る限り調べて予備知識を集めておき、関係する事柄について調べておくこと。 *事後学習(2時間程度) 講義中に分からなかった用語や技法については、次回までに各自で調べておくこと。 |
履修上の注意事項 | (1)これまでの教育体験を各自で振り返っておくこと。 (2)教育委員会の講演日程などで非対面型授業の必要が生じた場合、事前に予定変更について知らせる。 (3)広島県教育委員会と広島市教育委員会による講演を予定しているが、授業時間割に示されている曜日とは異なる日に設定される場合がある。 (4)最終的な授業計画は、第1回のガイダンスで発表する。 【備考】この授業について、教育実習期間中は、非対面型授業と対面授業によって個別に対応する。 (5)公認欠席制度の配慮内容は以下の通りである。 ・公認欠席は欠席として扱うが、単位認定要件には影響しないよう配慮する。ただし、公認欠席中に課された課題は自ら内容を確認のうえ、必ず取り組み、提出期限内に提出すること(提出がない場合は、単位不認定の根拠となる場合がある)。 ・公認欠席時の資料は後日配付する。 ・プレゼンテーション時に公認欠席となる場合、代替措置で対応する。 |
成績評価の方法・基準 | 【期末試験】無 課題(60%),発表など授業への取り組みの姿勢(40%)を総合的に考慮して評価する。 |
テキスト | 必要に応じてテキストを指定する。 |
参考文献 | 文部科学省(2018),『高等学校学習指導要領(平成30年告示)』,東山書房. 文部科学省(2018),『中学校学習指導要領(平成29年告示)』,東山書房. 文部科学省(2018),『小学校学習指導要領(平成29年告示)』,東洋館出版社. 文部科学省(2018),『幼稚園教育要領(平成29年告示)』,東山書房. 奈須正裕(2017),『「資質・能力」と学びのメカニズム』,東洋館出版社. 必要に応じて資料などを適宜配布する。 |
主な関連科目 | 初等教育実習Ⅰ, 初等教育実習Ⅱ, 初等教育実習Ⅲ, 中等教育実習Ⅰ, 中等教育実習Ⅱ, 初等教育実習事前事後指導, 中等教育実習事前事後指導 |
オフィスアワー及び 質問・相談への対応 |
レポート課題については授業中に詳細な説明をします。 質問については随時受け付けます。 |
所属 | ナンバリングコード | 適用入学年度 | 配当年次 | 身につく能力 | ||||
知識・技能 | 思考力 | 判断力 | 表現力 | 協創力 | ||||
人文学部教育学科 | FHED44302 | 2017~2022 | 4 | - | - | - | - | - |
人文学部教育学科 | FHED44302 | 2023~2023 | 4 | ○ | ○ | - | - | ○ |