授業コード 20096702 単位数 2
科目名 教育相談 クラス 02
履修期 後期授業 カリキュラム ＊下表参考
担当者 東岸　和子 配当年次 ＊下表参考
授業の題目 教育相談 Educational Counseling
学修の概要 　教員を目指すうえで必要な教育相談全般についての知識の習得と児童生徒又は保護者への教育相談的手法について学ぶ。
　①教育相談の意義
　②カウンセリングの理論と技法の習得
　③学校における諸問題への理解を深め、その対応を学ぶ
　④他者理解・自己理解を深める

【実務経験内容：公立私立小学校中学校高等学校でのスクールカウンセラーとして勤務】
学修の到達目標 ➀発達段階に応じて子どもを理解するための基礎的な知識を身に着ける
➁学校における諸問題を取り上げ、発達段階に基づく対応の視点を培う。
③教育相談に応用できるカウンセリングについて学ぶ。
④チーム学校として校内での他業種との連携を学ぶ
授業計画 第１回 教育相談とは。
教育相談の形態と手法について➀（構成的エンカウンターの手法の体験学習を通じて学ぶ）
第２回 　教育相談の形態と手法について➁（体験学習）
　　１）コミュニケーションの出発点
　　２）アンガーマネージメントなど
第３回 　児童生徒理解のための発達理論
第４回 児童生徒理解の方法➀言語的アプローチ
言語を用いた心理テストを体験する
第５回 児童生徒理解の方法➁非言語的アプローチ
芸術的な手法を体験する
第６回 　カウンセリングの基礎理論（体験学習）
　カウンセリングの基本➀かかわりあう聴き方
　　　　　　　　　　　➁聴くということ
第７回 カウンセリングの基本③援助者に求められる基本的な態度
紙上カウンセリングの資料を用いて、カウンセリングへの理解を深める
第８回 学校における諸問題➀学校危機（事故・災害等における教育相談と教師の役割）
　　　　　　　　　　実際の事例から学ぶ
第９回 学校における諸問題：：学校に行く意味を考える
　　　　　　　　　➁不登校児童生徒への理解と支援
　　　　　　　　　　ロールプレイを通じて不登校指導生徒の気持ちを理解する
第１０回 学校における諸問題③発達障害児童生徒への理解と支援　　保護者支援について
　　　　　　　　　　児童生徒の困り感とは何か？
　　　　　　　　　　保護者支援で重要なこと
第１１回 学校における諸問題④性的な課題を持つ児童生徒への理解と対応
　　　　　　　　　⑤心の病への理解と対応
第１２回 学校における諸問題⑥虐待への理解と対応
　　　　　　　　　⑦いじめへの理解と対応
第１３回 学校における諸問題⑧反社会的行動を起こす児童生徒への理解と対応
　　　　　　　　　⑨自死・リストカットへの理解と対応
第１４回 学校における諸問題⑩ネット・ゲーム依存について考える
第１５回 教職員のストレスマネージメントについて（健康に職務を果たすために）

自分自身のストレスマネージメントについて考える
授業外学習の課題 授業で取り組む課題は決まっていますので事前に情報を収集する。（2時間）
授業終了後は、体験も含め記録の整理など行い、関連の書籍を読むなど学習を深める（。書籍については授業中に紹介する。2時間）
履修上の注意事項 ➀授業は「体験を通して学ぶ」取り組みや「ロールプレイ」などが多くあります。積極的に参加してください。
➁評価の対象になる小レポートを授業後に課すことがあります。
成績評価の方法・基準 ➀小レポート（体験学習等の感想を含む）　２０％
➁出席　　　　　　　　　　　　　　　　　３０％（公欠以外の欠席が5回以上の場合、レポートの提出資格がありません）
③レポート　　　　　　　　　　　　　　　５０％
テキスト 　使用しません。
参考文献 　授業内で適宜紹介します。
主な関連科目 　臨床心理学概論，発達心理学，児童福祉論
オフィスアワー及び
質問・相談への対応		 授業終了時に対応します
■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次 身につく能力
知識・技能 思考力 判断力 表現力 協創力
人文学部教育学科 FHED24305 2017～2022 2･3･4 - - - - -
人文学部教育学科 FHED24305 2023～2023 2･3･4 ○ ○ - ○ -
人文学部教育学科（教職専門科目群） 23300 2024～2024 2･3･4 ○ ○ - ○ -