授業コード 20096402 クラス 02
科目名 道徳教育論 単位数 2
担当者 木村 和美 履修期 後期授業
カリキュラム *下表参考 配当年次 *下表参考

授業題目 道徳教育論
授業の概要 日本の学校教育における道徳教育は大きな転換点にある。「特別の教科」化も行われ、更なる内容の充実が求められている。本講義では、道徳教育について基本的な歴史・概要を学び、学校の教育活動全体における道徳教育の在り方について理論、実践の両側面から理解を深め、道徳教育に関する実践力を養う。
学習の到達目標 1.道徳教育の基本的な概念・理論・歴史に関する知識を獲得することができる。
2.道徳科の授業構成、指導の在り方について理解することができる。
3.道徳科の学習指導案が作成できる。
授業計画 第1回 オリエンテーション-道徳教育とは何か-
授業の目的、意義、内容について理解できる。
第2回 道徳性の発達
道徳性の発達について理解できる。
第3回 道徳教育の歴史と学習指導要領
道徳教育の歴史と学習指導要領の変遷について理解できる。
第4回 「特別の教科 道徳」
「特別の教科 道徳」の成立の経緯や概要について説明できる。
第5回 道徳科の指導法-読み物資料-
道徳科の指導法(読み物資料の活用)について理解できる。
第6回 道徳科の指導法-ジレンマ資料-
道徳科の指導法(ジレンマ資料の活用)について理解できる。
第7回 道徳科の指導法-参加体験型学習-
道徳科の指導法(参加体験型学習の活用)について理解できる。
第8回 教材分析の方法
教材分析を行うことができる。
第9回 学習指導案の作成
学習指導案の作成を行うことができる。
第10回 評価の方法
評価の方法について理解できる。
第11回 模擬授業とふりかえり-読み物資料-
模擬授業を実施し、ふりかえりを行うことで道徳科の指導法(読み物資料の活用)への理解を深めることができる。
第12回 模擬授業とふりかえり-ジレンマ資料-
模擬授業を実施し、ふりかえりを行うことで道徳科の指導法(ジレンマ資料の活用)への理解を深めることができる。
第13回 模擬授業とふりかえり-参加体験型学習-
模擬授業を実施し、ふりかえりを行うことで道徳科の指導法(参加体験型学習の活用)への理解を深めることができる。
第14回 ICTの活用
道徳科におけるICTの活用について理解できる。
第15回 全体のまとめ
これまでの授業をふりかえり、道徳教育及び道徳科について理解を深めることができる。
授業外学習の課題 事前学修(2時間程度):授業テーマについて調べる。
事後学修(2時間程度):配布資料をもとに復習する。模擬授業の準備を進める。
履修上の注意事項 対面授業を実施する。
4回欠席した場合は単位認定しない。
模擬授業は必ず行うこと。
資料配信等にMoodleを活用する。
公認欠席については欠席として扱うが、単位認定要件には影響しないように配慮する。ただし、授業課題の提出はできない。
成績評価の方法・基準 期末レポート(40%)、授業課題(60%)で評価する。
テキスト 使用しない。
参考文献 文部科学省(2018)『中学校学習指導要領(平成29年告示)』東山書房
文部科学省(2018)『中学校学習指導要領(平成29年告示)解説 特別の教科 道徳編』教育出版
林泰成(2018)『道徳教育の方法 理論と実践』左右社
主な関連科目 各教科教育法
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
質問・相談は、メールで受け付ける。
課題についてのフィードバックは授業時間内に行う。

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次 身につく能力
知識・技能 思考力 判断力 表現力 協創力
人文学部教育学科 FHED24302 2017~2022 2・3・4 - - - - -
人文学部教育学科 FHED24302 2023~2023 2・3・4 - -
人文学部教育学科(教職専門科目群) 23300 2024~2024 2・3・4 - -