授業コード 20096401 単位数 2
科目名 道徳教育論 クラス 01
履修期 前期授業 カリキュラム *下表参考
担当者 山内 規嗣 配当年次 *下表参考

授業の題目 道徳教育論
学修の概要 幼児期から思春期までの道徳性の発達過程について説明するとともに、道徳に関する国内外の主要な理論を紹介し、道徳性についての基本的な理解を図る。この理解に基づいて、小学校・中学校における道徳教育の意義やねらい、内容、指導方法等など、道徳の学習指導案を作成し授業実践するための基礎的知識を活用できるようになる。
学修の到達目標 学校における道徳教育の目的と内容・方法について理解する。「特別の教科 道徳」を中心にして実際の道徳授業を検討しながら、発達段階に応じた道徳教育のあり方について理解する。
授業計画 第1回 第1回  オリエンテーション・学校教育の中での道徳授業の位置づけ
      学校教育全体における道徳科の意義について基礎的な知識を得る
第2回 第2回  道徳授業の成り立ち(1)
      道徳教育の歴史を手がかりに、道徳教育の発展と課題について理解する。
第3回 第3回  道徳授業の成り立ち(2)
      現代における道徳教育の目的と教科化の意義、課題について理解する。
第4回 第4回  子どもの道徳性の発達的特徴
      児童・生徒の道徳性の発達とその特徴について諸理論をもとに理解する。
第5回 第5回  道徳科の内容項目A・B(オンデマンド)
      道徳科の内容項目(A・Bの視点)について基礎的な知識を得る。
第6回 第6回  道徳科の内容項目C・D
      道徳科の内容項目(C・Dの視点)について基礎的な知識を得る。
第7回 第7回  学習指導案作成の考え方
      道徳科の学習指導案の作成について基礎的な知識を得る。
第8回 第8回  評価の仕方
      道徳科の評価の目的と方法について基礎的な知識を得る。
第9回 第9回  心情ジレンマタイプの学習指導案
      学習指導案作成のモデルとして心情ジレンマタイプ授業について理解する。
第10回 第10回  プログラムタイプの学習指導案
      学習指導案作成のモデルとしてプログラムタイプの授業について理解する。
第11回 第11回 発問構成の工夫
      道徳科の授業における発問の方法と構成について理解する。
第12回 第12回  板書構成の仕方とICTを活用した指導
      道徳科の授業における板書の方法とICT活用の基本について理解する。
第13回 第13回 教科や体験活動との関連、家庭や地域との連携
      教科横断的・総合的な道徳教育、家庭・地域との連携について基本的知識を得る。
第14回 第14回  持続可能な社会と道徳教育(1)
      持続可能な社会を目指す道徳教育の役割と課題について理解する。
第15回 第15回  持続可能な社会と道徳教育(2)
      平和で民主的な社会の形成者を育成する道徳教育の役割と課題について理解する。
授業外学習の課題 講義の際、次の時間に取り上げる内容を伝えるので、事前にテキストを読んでおくこと。また、講義中に提示した資料について事後学修すること。事前事後学修の合計180分程度。
履修上の注意事項 対面授業で実施する。第5回のみオンライン(オンデマンド方式)で実施する。
公認欠席については(欠席として扱うが)、単位認定要件には影響しないようにする。
成績評価の方法・基準 授業内で行う小課題(50%)と期末課題レポート(50%)を目安に総合的に評価する。
テキスト 鈴木由美子・宮里智恵編著『やさしい道徳授業のつくり方《改訂版》』渓水社(2019年改訂)ISBN978-4-86327-494-5
参考文献 文部科学省『小学校学習指導要領解説 特別の教科 道徳編』(平成27年)
文部科学省『中学校学習指導要領解説 特別の教科 道徳編』(平成27年)
主な関連科目
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
質問は授業中に受ける。出席票の記述によって質問を受けた場合は、次回授業にて補足説明する。

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次 身につく能力
知識・技能 思考力 判断力 表現力 協創力
人文学部教育学科 FHED24302 2017~2022 2・3・4 - - - - -
人文学部教育学科 FHED24302 2023~2023 2・3・4 - -
人文学部教育学科(教職専門科目群) 23300 2024~2024 2・3・4 - -