授業コード | 20079002 | 単位数 | 1 |
科目名 | ライフデザイン論 | クラス | 02 |
履修期 | 第3学期 | カリキュラム | *下表参考 |
担当者 | 狩谷 あゆみ | 配当年次 | *下表参考 |
授業の題目 | ライフデザインとキャリア形成 |
学修の概要 | 「ライフデザイン」というのは、「生活設計・生涯設計」という意味ですが、1970年代後半あるいは1980年代以降に福祉を見なおす文脈のなかで広まってきた考え方です。おもに、生活の質、すなわち「より豊かな生活」を求めて行われる個人による選択的な行為とみなされてきました。このような観点から、社会学の領域では、「ライフデザイン」を「規範」として批判的に捉える考え方も存在しています。とはいえ、現代日本社会においては、ある種の生活の再編が政策においても、また企業社会でも目指されています。こうした状況において、批判的な視点も含めながら「生活」「仕事」「働き方」などを自ら構想するときに、社会学的な視角や方法論をいかに活用できるかを考えることがこの授業の目的です。すなわち、社会学専攻の教育目標の一つであります「社会学を学ぶことを通じて、自分自身が身につけた社会の見方を、これから生きていく将来の社会に活かし、さらに、未来を切り開いていくことに役立つような知識と方法を見つけ出していくこと」を深めていくということになります。 |
学修の到達目標 | 卒業研究/卒業論文の準備のため、テーマ設定の方法、文献、資料の収集方法、レポートの書き方などを習得できるようになる。 社会学専攻で学んだ知識と方法を、卒業後のキャリア形成を含めた人生設計にどのように活用し応用するのかを自ら考案する力を身につけることができる。 |
授業計画 | 第1回 | イントロダクション「ライフデザイン」とは何か |
第2回 | 社会学理論と社会学研究法 | |
第3回 | 社会学する/学ぶこととキャリア形成 | |
第4回 | テーマ設定の方法 | |
第5回 | 資料とは何か | |
第6回 | 文献収集の方法 | |
第7回 | 自分の考えや意見をまとめる—研究計画・研究概要の作成 | |
第8回 | 「ライフデザイン」—社会学的思考やもののみかたの活用方法 | |
第9回 | ‐ | |
第10回 | ‐ | |
第11回 | ‐ | |
第12回 | ‐ | |
第13回 | ‐ | |
第14回 | ‐ | |
第15回 | ‐ |
授業外学習の課題 | 事前学修(2時間程度):各自の研究テーマに関する予備知識を集めておき、関係する事柄について調べておくこと。 事前学修(2時間程度):授業内に作成したレポートを読み直し、次回までに加筆修正すること。 |
履修上の注意事項 | うっかり忘れてレポート提出期限を過ぎないよう注意すること。課題提出や資料提示など、補助的な方法としてMoodleを使用する。公認欠席時の資料は後日配布する。 |
成績評価の方法・基準 | 授業への取り組み(60%)、授業内で課す数回の小レポートおよび最終レポート(40%)を総合的に評価する。 |
テキスト | 授業内で適宜指示する |
参考文献 | 桜井政成,2020,『コミュニティの幸福論』明石書店(電子書籍あり) 木村絵里子他編,2021,『場所から問う若者文化 ポストアーバン文化時代の若者論』晃洋書房 ケイン樹里安,上原健太郎編著,2019,『ふれる社会学』北樹出版 |
主な関連科目 | 社会学理論 |
オフィスアワー及び 質問・相談への対応 |
メールでの質問や相談に応じる。課題に対するフィードバックに随時対応する。 |
所属 | ナンバリングコード | 適用入学年度 | 配当年次 | 身につく能力 | ||||
知識・技能 | 思考力 | 判断力 | 表現力 | 協創力 | ||||
人文学部人間関係学科社会学専攻(社会学専門科目) | FHHS23201 | 2017~2022 | 2・3・4 | - | - | - | - | - |
人文学部人間関係学科社会学専攻(社会学専門科目) | FHHS23201 | 2023~2023 | 2・3・4 | ○ | ○ | - | - | - |