授業コード 20079001 クラス 01
科目名 ライフデザイン論 単位数 1
担当者 河口 和也 履修期 第3学期
カリキュラム *下表参考 配当年次 *下表参考

授業題目 ライフデザインとキャリア形成 Life Design and Career
授業の概要 「ライフデザイン」というのは、「生活設計・生涯設計」という意味ですが、1970年代後半あるいは1980年代以降に福祉を見なおす文脈のなかで広まってきた考え方です。おもに、生活の質、すなわち「より豊かな生活」を求めて行われる個人による選択的な行為とみなされてきました。このような観点から、社会学の領域では、「ライフデザイン」を「規範」として批判的に捉える考え方も存在しています。とはいえ、現代日本社会においては、ある種の生活の再編が政策においても、また企業社会でも目指されています。こうした状況において、批判的な視点も含めながら「生活」「仕事」「働き方」などを自ら構想するときに、社会学的な視角や方法論をいかに活用できるかを考えることがこの授業の目的です。すなわち、社会学専攻の教育目標の一つであります「社会学を学ぶことを通じて、自分自身が身につけた社会の見方を、これから生きていく将来の社会に活かし、さらに、未来を切り開いていくことに役立つような知識と方法を見つけ出していくこと」を深めていくということになります。
学習の到達目標 1.卒業研究/卒業論文の準備のため、テーマ設定の方法、文献、資料の収集方法、レポートの書き方などを習得すること。
2.社会学専攻で学んだ知識と方法を、卒業後のキャリア形成を含めた人生設計にどのように活用し応用するのかを自ら考案する力を身につけること。
授業計画 第1回 イントロダクション「ライフデザイン」とは何か
第2回 社会学理論と社会学研究法
第3回 社会学する/学ぶこととキャリア形成
第4回 テーマ設定の方法
第5回 資料とは何か
第6回 文献収集の方法
第7回 自分の考えや意見をまとめる―研究計画・研究概要の作成
第8回 「ライフデザイン」―社会学的思考やもののみかたの活用方法
第9回 -
第10回 -
第11回 -
第12回 -
第13回 -
第14回 -
第15回 -
授業外学習の課題 日頃からテレビやインターネットなどを通じて様々な社会現象に目を配り、雑誌や新聞記事など、自分の研究テーマに関する資料収集を行っておくこと。
講義のなかで読むことを求められた文献は必ず事前に読んで理解するようにしてください。また、授業に関連した小レポートなどを課すことがありますので、準備を怠らないようにしてください。

事前学修(2時間程度):毎講義の最後に次回の講義テーマを発表するので、各自でできる限り調べて予備知識を集めておき、関係する事柄について調べておくこと
事後学修(2時間程度):講義中にわからなかった用語については、次回までに各自で調べること
履修上の注意事項 ディスカッション以外の私語厳禁、携帯電話の使用禁止
なお、資料等はMoodleで配布します。
受講生は、授業前にMoodleのコースを確認してください。

※本講義で使用する資料等は、Moodleにてダウンロードできるようにします。

提出物やレポートなどは必ず指定された期限内に提出すること。
授業用の配布資料や課題などは、Moodleに掲載することがありますので、確認してください。
小テストやプレゼンテーション時に公認欠席となる場合、追試や代替措置で対応します。
成績評価の方法・基準 授業への取り組み(60%)、授業内で課す数回の小レポートおよび最終レポート(40%)を総合的に評価する。受講態度、欠席などにより減点する場合がある。最終レポートについては、希望者には第3ターム授業終了後に返却します。
テキスト 授業内で適宜指示する
参考文献 上野千鶴子 2018 『情報生産者になる』筑摩書房
主な関連科目 社会学理論
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
授業中および授業後、あるいはオフィスアワーに質問・相談に来てください。また、課題に対するフィードバックは、授業内あるいは授業外に随時対応します。

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次 身につく能力
知識・技能 思考力 判断力 表現力 協創力
人文学部人間関係学科社会学専攻(社会学専門科目) FHHS23201 2017~2022 2・3・4 - - - - -
人文学部人間関係学科社会学専攻(社会学専門科目) FHHS23201 2023~2023 2・3・4 - - -