授業コード | 20075900 | 単位数 | 2 |
科目名 | 視覚障害概論 | クラス | |
履修期 | 後期授業 | カリキュラム | *下表参考 |
担当者 | 藤原 隆 | 配当年次 | *下表参考 |
授業の題目 | 視覚障害のある人の心理,生理及び病理に関する知識と,教育課程及び指導法についての概説 |
学修の概要 | はじめに視覚に障害のある人の視覚機能と眼疾患及び検査法について説明し,視覚障害のある幼児児童生徒に対する教育を実践するために必要な心理,生理及び病理に関する基本的な知識を身に付ける。 次に視覚障害特別支援学校における教育課程と,指導の際に必要とする方法や配慮事項の概要について学び,点字の理論と指導の実際,触覚や聴覚を活用する教材教具,歩行についての考え方,白杖歩行指導の実際等,具体的な指導内容について理解する。 また,教育相談における早期からの支援の重要性と配慮事項,視覚障害児のキャリア教育と生活を支える制度的仕組みや内容についても理解する。 |
学修の到達目標 | 視覚障害のある幼児・児童・生徒に対する教育を実践するために必要な心理,生理及び病理に関する基本的な知識と,点字,歩行,及び各教科等の指導法に関する知識・技能を身に付ける。 |
授業計画 | 第1回 | 視覚機能と眼疾患及び視覚障害者への理解 |
第2回 | 視覚障害教育の歴史と現状及び教育課程 | |
第3回 | 弱視児の見え方と検査法,及び弱視児に対する教育指導において必要とする方法や配慮事項 | |
第4回 | 盲児に対する教育指導において必要とする方法や配慮事項 | |
第5回 | 点字の仕組みと表記の規則 | |
第6回 | 点字の理論と指導の実際 | |
第7回 | 自立活動の基本と主な指導内容,盲重複障害児への指導 | |
第8回 | 視覚障害教育における教科の指導1(理科・美術等) | |
第9回 | 視覚障害教育における教科の指導2(音楽・体育等) | |
第10回 | 視覚障害教育における教科の指導3(演習) | |
第11回 | 視覚障害児の歩行についての考え方と歩行指導の実際 | |
第12回 | 視覚障害児の白杖歩行指導の実際 | |
第13回 | 視覚障害児の教育相談における早期からの支援の重要性と配慮事項 | |
第14回 | 視覚障害児のキャリア教育及び生活を支える制度的仕組みや内容 | |
第15回 | 視覚障害教育における触覚の活用と日常生活指導 |
授業外学習の課題 | 視覚障害について関心をもち,関連する情報等を積極的に入手すること。 事前学修として授業時に提示する課題について情報収集する(2時間程度)。 事後学修として授業で特に関心をもった事項について内容を整理し理解を深める(2時間程度)。 |
履修上の注意事項 | ・点字を実際に打ったり,アイマスクを着用した歩行等の演習を行う。 ・アイマスクを着用した視覚障害者スポーツの演習を1回実施する。 ・欠席回数が5回以上となった場合は単位認定の対象となりません。公認欠席は欠席として扱いますが,単位認定要件及び期末試験の受験要件に対して影響しないよう代替措置等の配慮をします。 |
成績評価の方法・基準 | 【期末試験】有 授業への参加態度及びワークシート提出(40%),期末試験(60%)で評価する。 |
テキスト | 適宜,資料を配付する。 |
参考文献 | 「視覚障害教育に携わる方のために(五訂版)」香川邦夫編著,慶応義塾大学出版会 「新・視覚障害教育入門」青柳まゆみ・鳥山由子編著,ジアース教育新書 「視覚障害教育の基本と実践」小林秀之・澤田真弓編著,慶応義塾大学出版社 |
主な関連科目 | |
オフィスアワー及び 質問・相談への対応 |
質問用紙及び授業終了後にも質問等を受け付ける。 |
所属 | ナンバリングコード | 適用入学年度 | 配当年次 | 身につく能力 | ||||
知識・技能 | 思考力 | 判断力 | 表現力 | 協創力 | ||||
人文学部教育学科 | FHED34404 | 2017~2022 | 3・4 | - | - | - | - | - |
人文学部教育学科 | FHED34404 | 2023~2023 | 3・4 | ○ | ○ | - | ○ | - |
人文学部教育学科(教職専門科目群) | 23300 | 2024~2024 | 3・4 | ○ | ○ | - | ○ | - |