授業コード 20075600 クラス
科目名 肢体不自由の教育と指導 単位数 2
担当者 三木 由美子 履修期 前期授業
カリキュラム *下表参考 配当年次 *下表参考

授業題目 肢体不自由児の困難さを理解した指導方法
授業の概要 肢体不自由児の将来を見据えた教育支援計画・個別指導計画を考えるために、肢体不自由児の特性、肢体不自由教育の理念および教育課程、肢体不自由児の困難さと対応、教育実践および教材・教具の工夫について基礎的な知識を習得する。そして、肢体不自由者を取り巻く現状や課題を学ぶことから、肢体不自由児が生涯を通じて、より良く生きるために必要な支援・指導について考察する。
学習の到達目標 肢体不自由児の教育課程を理解することができる。肢体不自由児の困難さを理解し、支援および指導における適切な対応を理解・考察することができる。肢体不自由児の将来を見据えた教育支援計画・個別の指導計画を考えることができる。
授業計画 第1回 ガイダンスとアンケート
学習の見通しと知識を確認する
第2回 肢体不自由の定義と肢体不自由教育の教育課程
定義と教育課程について述べることができる
第3回 肢体不自由児の個別の教育支援計画・個別の指導計画(基本的事項と留意点)
個別の教育支援計画・個別の指導計画について述べることができる
第4回 学校生活場面における肢体不自由児の困難さについて(オンデマンド)
困難さを知る方法を考えることができる
第5回 肢体不自由児の障害理解(1)困難さの共有
困難さについて協議する
第6回 肢体不自由児の障害理解(2)困難さの疑似体験
困難さを疑似経験する
第7回 肢体不自由児の障害理解(3)補助具の工夫
疑似体験をもとに補助具を考えることができる
第8回 肢体不自由児の障害理解(4)補助具作製の計画
実現可能な補助具作製計画を立てることができる
第9回 肢体不自由児の障害理解(5)補助具の修正
協議を通して、補助具を修正することができる
第10回 肢体不自由児の障害理解(6)補助具の共有会
修正した補助具を共有し、困難さに応じた工夫を述べることができる
第11回 肢体不自由児の障害理解(7)補助具の工夫を共有
困難さに応じた工夫を中心として全体で協議する
第12回 肢体不自由児の教育・指導のための教材・教具(1)指導計画と作製上の留意点
指導計画と教材・教具作製に対する基礎的な知識を得る
第13回 肢体不自由児の教育・指導のための教材・教具(2)作製の計画
実現可能な教材・教具の作製計画を立てることができる
第14回 肢体不自由児の教育・指導のための教材・教具(3)指導の計画
作製した教材・教具を用いた指導内容を協議する
第15回 肢体不自由児の教育・指導のための教材・教具(4)指導案の作成に向けて
作製した教材・教具を用いた指導案の作成について理解することができる
授業外学習の課題 事前学修(2時間程度):毎講義の最後に次回の講義のテーマを発表するので、各自でできる限り調べて予備知識を集めておき、関係する事柄について調べておくこと。
事後学習(2時間程度):講義中にわからなかった用語については、次回までに各自で調べること、指摘事項を踏まえ、補助具、教材・教具に関する工夫を整理すること。
履修上の注意事項 ブレンド型授業を実施します。オンデマンド授業はMoodleを使用します。
オンデマンド回については事前にアナウンスします。
授業外学習に主体的に取り組み、必要に応じて、担当教員に相談すること。
公認欠席は欠席として扱いますが、単位認定要件等には影響しないよう配慮します。
成績評価の方法・基準 課題遂行状況(70%)、指導案(30%)で評価します。
テキスト 文部科学省「特別支援学校学習指導要領」
参考文献 授業内で紹介します。
主な関連科目
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
授業終了時に対応します。授業内課題に関するフィードバックは授業内に行います。希望する学生には、レポート課題についてのフィードバックを行います。

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次 身につく能力
知識・技能 思考力 判断力 表現力 協創力
人文学部教育学科 FHED34402 2017~2022 3・4 - - - - -
人文学部教育学科 FHED34402 2023~2023 3・4 - -
人文学部教育学科(教職専門科目群) 23300 2024~2024 3・4 - -