授業コード | 20075400 | 単位数 | 2 |
科目名 | 知的障害教育学 | クラス | |
履修期 | 前期授業 | カリキュラム | *下表参考 |
担当者 | 平田 香奈子 | 配当年次 | *下表参考 |
授業の題目 | 知的障害教育学 |
学修の概要 | 日本における知的障害児教育の発生と展開および知的障害のある児童生徒の教育内容・教育方法の概要を解説し、知的障害教育への興味・関心を深め、基本的な知識を学ぶ。 |
学修の到達目標 | 知的障害教育に携わる上で必要となる理念、歴史、制度、指導内容・方法および教育課程を理解し、これらに関する知識を修得している。 特別支援学校教育要領・学習指導要領を基準として特別支援学校(知的障害)において編成される教育課程について、その意義や編成の方法を理解するとともに、カリキュラム・マネジメントについて理解する。 |
授業計画 | 第1回 | 知的障害者と教育 学校教育制度や法から、知的障害や知的障害教育について学ぶ。 |
第2回 | 知的障害教育の歴史1 ~時代背景と教育実践 知的障害教育の発生と実践について調査し、まとめます。 |
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第3回 | 知的障害教育の歴史2 ~知的障害教育の広がり 知的障害教育がどのように広がったのか、前時の内容を元に学びます。 |
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第4回 | 知的障害教育の歴史3 ~特別学級の成立と展開 (オンデマンド) 学校教育現場における知的障害児教育の歴史を学びます。 |
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第5回 | 知的障害教育の歴史4 ~義務教育の成立と知的障害者 戦後、知的障害児教育がどのように展開したのか、調査し、まとめます。 |
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第6回 | 知的障害教育における制度・実践の変遷 前時の内容を受け、知的障害教育の制度・実践がどのように変遷したのか概観します。 |
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第7回 | 知的障害教育の教育課程とカリキュラムマネジメント 知的障害教育の教育課程の特色と、編成について学びます。 |
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第8回 | 知的障害教育の教育課程 ~領域・教科を合わせた指導① 領域・教科を合わせた指導がどのように展開されているのか、主に「生活単元学習」「日常生活の指導」「遊びの指導」について学びます。 |
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第9回 | 知的障害教育の教育課程 ~領域・教科を合わせた指導② 領域・教科を合わせた指導がどように展開されているのか、主に「作業学習」と「職業教育」について学び、支援移行計画について考えます。 |
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第10回 | 知的障害教育の教育課程 ~自立活動 知的障害教育における自立活動について、児童生徒の実態把握と指導計画の作成について考えます。 |
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第11回 | 知的障害教育課程の教科教育 知的障害教育における教科の考え方と、指導の実態について学びます。 |
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第12回 | 通常学級・特別支援学級での知的障害教育 一般の教育課程や下学年適応での学習支援等について学びます。 |
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第13回 | 知的障害児教育と生涯発達援助 学校教育と卒業後の繋がりについて学びます。 |
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第14回 | 障害者スポーツから見る知的障害教育~学校生活とスポーツ(オンデマンド) 障害者スポーツを手掛かりに、知的障害教育の課題について考えます。 |
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第15回 | 知的障害教育の在りかた・考え方および小テスト 知的障害教育の抱える課題や特徴について、授業を振り返りながらまとめます。 |
授業外学習の課題 | 「知的障害教育の歴史」「知的障害児・者と学校教育」「知的障害教育の現状と課題」3つのテーマに関する課題図書を授業内で提示する。各自、各領域から1冊ずつ、半期で計2冊以上の課題図書を読み、その概要をレポートにまとめる。 事前学修:授業時に提示する課題に取り組む(2時間程度)。 事後学修:レポート課題のための課題図書を読み、授業で学んだ内容との関連について考え、レポートの準備をする(2時間程度)。 |
履修上の注意事項 | *ブレンド型授業を実施します。オンライン授業時は、Moodleを使用します。 *欠席回数が5回以上となった場合、単位認定の対象となりません。 *公認欠席制度の配慮内容は以下の通りです。 ・公認欠席は欠席として扱いますが、単位認定要件には影響しないよう配慮します。 ・公認欠席時の資料は後日配付します。 ・小テスト時に公認欠席となる場合、追試または代替措置で対応します。 |
成績評価の方法・基準 | 課題レポート(50%)及び小テスト(50%) |
テキスト | 文部科学省のHPに掲載されている以下の学習指導要領等テキストとする。冊子として発行されているものでも、HPからダウンロードしたPDFファイルをノートパソコン等に入れて使用することも可とする。 特別支援学校学習指導要領(幼稚部・小学部・中学部)文部科学省(平成29年4月)2018年 開文堂出版 特別支援学校学習指導要領解説総則編(幼稚部・小学部・中学部)文部科学省(平成30年3月) 2018年 開隆堂出版 特別支援学校学習指導要領解説各教科等編(小学部・中学部)文部科学省(平成30年3月)2018年開隆堂出版 特別支援学校学習指導要領解説自立活動編 文部科学省(平成30年3月) 2018年 開隆堂出版 |
参考文献 | 太田俊己他編 新訂知的障害教育総論 2020年 NHK出版 小出進 知的障害教育の本質 2014年ジアース教育新社 |
主な関連科目 | 知的障害指導法 |
オフィスアワー及び 質問・相談への対応 |
教員の研究室在室時にはいつでも質問を受け付ける。また、リアクションペーパーに記入された質問等に対しては、次の授業時に回答する。授業中や授業後に積極的に質問することが望ましい。 小テストのフィードバックは、Moodleを通じて行う。 |
所属 | ナンバリングコード | 適用入学年度 | 配当年次 | 身につく能力 | ||||
知識・技能 | 思考力 | 判断力 | 表現力 | 協創力 | ||||
人文学部教育学科 | FHED24403 | 2017~2022 | 2・3・4 | - | - | - | - | - |
人文学部教育学科 | FHED24403 | 2023~2023 | 2・3・4 | ○ | ○ | - | ○ | - |
人文学部教育学科(教職専門科目群) | 23300 | 2024~2024 | 2・3・4 | ○ | ○ | - | ○ | - |