授業コード 20075300 クラス
科目名 病弱者の心理・生理・病理 単位数 2
担当者 平田 香奈子 他 履修期 前期授業
カリキュラム *下表参考 配当年次 *下表参考

授業題目 病弱児の生理、病理に加えて、病弱児当人やその家族の心理に関する理解を深める
授業の概要 病弱(虚弱を含む)とは、疾患(disease)により継続的に医療や生活規制を必要とする状態をいう。疾患と共に生きる(live with disease)子どもたちやその家族を支援できるように、病弱児や家族の心理、その支援のポイント等について学ぶ。
学習の到達目標 病弱児やその家族の心理や特性等について理解を深め、彼らのlife(生命、生活、人生)を支援する方法や態度を習得している。
授業計画 第1回 ガイダンス・病弱者を対象とした特別支援学校等について(担当:平田香奈子)
病弱者とはどのような児童生徒であるのか、どのような特別支援学校があるのか学びます。
第2回 病気の子どもの病理総論 
慢性疾患児の動向と特徴および医療的基礎事項について(病理領域① 担当:稲垣卓司)
第3回 病気の子どもの各論①
循環器疾患および呼吸器・アレルギー疾患の子どもの特徴と対応法(病理領域② 担当:稲垣卓司)
第4回 病気の子どもの各論②
消化器疾患、内分泌代謝疾患、腎泌尿器疾患の子どもの特徴と対応法(病理領域③ 担当:稲垣卓司)
第5回 病気の子どもの各論③
悪性腫瘍および神経疾患の子どもの特徴と対応法(病理領域④ 担当:稲垣卓司)
第6回 病弱者と小児がん(生理領域① 担当:深澤美華恵)(オンデマンド)
第7回 病弱者と糖尿病・腎疾患・心疾患(生理領域② 担当:深澤美華恵)
第8回 病弱者とアレルギー疾患(生理領域③ 担当:深澤美華恵)
第9回 病弱者と筋・神経疾患(生理領域④)担当:深澤美華恵)
第10回 病弱者と心の病気(生理領域⑤ 担当:深澤美華恵)(オンデマンド)
第11回 医療的ケアを必要とする児童・生徒の理解(心理領域① 担当:加地信幸)
第12回 医療的ケアを必要とする児童・生徒の生活(心理領域② 担当:加地信幸)
第13回 医療的ケアを必要とする児童・生徒への支援の工夫(心理領域③ 担当:加地信幸)
第14回 医療的ケアを必要とする児童・生徒の余暇活動(心理領域④ 担当:加地信幸)
第15回 医療的ケアを必要とする児童・生徒への支援の実態(心理領域⑤ 担当:加地信幸)
授業外学習の課題 事前学修:資料「病気の子どもの理解のために」に目を通し、わからない用語を調べる(2時間)
事後学修:授業で扱った資料を再度通読し、わからなかった点や用語を調べまとめる(2時間)
その他、必要がある場合には各教員が授業時に適宜指示する。
履修上の注意事項 対面とオンラインのブレンド型の授業を実施します。
オンライン授業では、GoogleClassroomを使用します。また、授業の連絡はMoodleを通じて行います。GoogleClassroomのクラスコード等も、Moodleより案内します。
・オムニバス形式の授業になるため日程等を注意して確認すること。
・授業全体を通して出席、課題提出を重視します。
・シラバス上第13回から第15回にあたる、7月27日(予定)の授業は、学外で行います。

*欠席回数が5回以上となった場合、単位認定の対象となりません。
*公認欠席制度の配慮内容は以下の通りです。
・公認欠席は欠席として扱いますが、単位認定要件または期末試験の受験要件には影響しないよう配慮します。
・公認欠席時の資料配布等は、別途指示します。
成績評価の方法・基準 心理領域(課題35%)、生理領域(課題35%)、病理領域(課題30%)を合計したものを最終評価点とします。
テキスト ・授業時に配布する資料 等
参考文献 ・病気の子どものガイドブック、全国特別支援学校病弱教育校長会編著、ジアース教育新社、2012年、2808円、ISBN978-4-86371-180-8 C3037
主な関連科目
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
非常勤の教員への質問は、各教員より対応について連絡する。その他の連絡は代表教員が授業時および研究室在室時に受け付ける。

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次 身につく能力
知識・技能 思考力 判断力 表現力 協創力
人文学部教育学科 FHED34401 2017~2022 3・4 - - - - -
人文学部教育学科 FHED34401 2023~2023 3・4 - -
人文学部教育学科(教職専門科目群) 23300 2024~2024 3・4 - -