授業コード 20074900 クラス
科目名 保育実習指導Ⅲ(施設) 単位数 2
担当者 三木 由美子 履修期 年間授業
カリキュラム *下表参考 配当年次 *下表参考

授業題目 保育実習Ⅲに向けての事前事後学習
授業の概要 保育実習での経験を大切にしながら、保育実習Ⅲの意義と目的について理解を深めます。また、保育所以外の児童福祉施設における支援の実際について、具体的な事例を取り上げながら、子どものニーズの把握と理解に関する協議を通して、実習に向けての心構えを養うことを目的としています。その際、様々な種別の施設の特性や役割についても理解するとともに、子どもの状態に応じた適切な関わりについて理解を深めます。実習後は、実習での評価、反省をもとに各自の学習課題を設定します。
学習の到達目標 ①保育実習の意義と目的に対する理解を深め、保育について総合的に理解することができる。
②保育実習Ⅰや既習の教科の内容やその関連性を踏まえ、保育の基礎的な実践力を習得する。
③実習での経験を振り返り、専門的能力を再構築できる。
授業計画 第1回 保育実習Ⅰの学びを再考察する
保育所実習、施設実習での学びを具体的に協議する
第2回 実習日誌の分析(様式1・2)
種別ごとに保育実習Ⅰ(施設)の実習日誌を分析する
第3回 実習日誌の分析(様式3)
種別ごとに保育実習Ⅰ(施設)の実習日誌を分析する
第4回 施設における支援の実際①子ども
種別ごと、子どものニーズの把握、子ども理解、適切な関わりについて討議する
第5回 施設における支援の実際②保護者
種別ごとに、家族への支援の実際について討議する
第6回 施設における支援の実際③地域社会との連携・協働
種別ごとに、地域差y海渡の連携・協働について討議する
第7回 施設における支援の実際④多職種連携・協働
種別ごとに、多様な専門職との連携・協働について討議する
第8回 指導案の作成と留意事項
対象に応じた指導案の作成と留意事項について知る
第9回 指導案の検討と再考
種別ごとに、対象の子どもに応じた指導案を提示し討議する
第10回 子どもに応じた遊びの検討①これまでの実習での経験(オンデマンド)
具体的な事例をもとに、子どもたちの遊びを考える
第11回 子どもに応じた遊びの検討①児童養護施設
具体的な事例をもとに、子どもの特性に応じた遊びを考え、討議する
第12回 守秘義務を中心とした職業倫理について
具体的な実践に関連付けて討議する
第13回 子どもに応じた遊びの検討②発達支援センター
具体的な事例をもとに、子どもの特性に応じた遊びを考え、討議する
第14回 保育実習Ⅲの学びの整理
保育実習Ⅲでの学びを整理することができる
第15回 学びの報告会
保育実習Ⅰ・Ⅲの学びを報告し、保育士としての自己課題を明確にする
授業外学習の課題 事前学修(2時間程度):毎講義の最後に次回の講義のテーマを発表するので、各自でできる限り調べて予備知識を集めておき、関係する事柄について調べておくこと。
事後学修(2時間程度):講義内容はもちろん協議した事項、指摘された事項について対応するとともに、遊びに必要な物を準備すること。
履修上の注意事項 ブレンド型授業を実施します。オンデマンド授業はClassroomを使用します。
オンデマンド回については事前にアナウンスします。
遅刻や無断欠席は、実習に臨む準備が整っていないと判断される場合があります。
公認欠席を踏まえ事前に申し出たうえでやむを得ず欠席した場合は、欠席時の授業内容を自学の上、次の授業時までにレポートにまとめて提出すること。
成績評価の方法・基準 事前学習課題(40%)、事後課題(40%)、学びの報告会等の協議への参加度(20%)
テキスト 西川ひろ子・山田修三・中原大介(2017):施設実習の手引き.溪水社
参考文献 適宜、提示する。
主な関連科目
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
適宜、メール・面談にて相談に応じます。課題についての評価結果については、適宜面談の上、フィードバックします。

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次 身につく能力
知識・技能 思考力 判断力 表現力 協創力
人文学部教育学科 FHED34122 2017~2022 3・4 - - - - -
人文学部教育学科 FHED34122 2023~2023 3・4 - -