授業コード 20072100 クラス
科目名 子どもの保健Ⅰ 単位数 2
担当者 三木 由美子 履修期 前期授業
カリキュラム *下表参考 配当年次 *下表参考

授業題目 子どもの健康の維持・増進を支える知識と支援
授業の概要 近年、子どもを取り巻く環境は大きく変化し、そのことが子どもたちの生活にも大きな影響をもたらしています。子どもたちが心身ともに健やかに育つためには、そのような環境を十分に配慮した支援が必要となってきます。保育者には、子どもたちの発育・健康と疾病、安全などについて、基礎的な知識を持ち、その知識を子どもたちの支援に活かす力が求められます。そこで本講義では、子どもの育ちについて学び、健康問題と関連付けながら、子どもたちへの支援について考えていきます。
学習の到達目標 ①子どもの心身の健康増進を図る保健活動の意義を理解できるようになる。
②子どもの身体発育や生理機能及び運動機能並びに精神機能の発達と保健について理解できるようになる。
③子どもの疾病とその予防法及び適切な対応について理解できるようになる。
④保育における環境及び衛生管理並びに安全管理について理解できるようになる。
授業計画 第1回 ガイダンス(小児保健の意義と目的)
子どもの健康と保健活動の意義と目的について基礎的な知識を得る
第2回 発育の原則、からだの発育
発育の原則、かだらの発育について基礎的な知識を得る
第3回 原始反射の特性と消失時期
代表的な原子反射の特性とについて基礎的な知識を得る
第4回 言葉・社会性の発達(オンデマンド)
言葉と社会性の発達について説明することができる
第5回 情緒の発達
情緒の発達について基礎的な知識を得る
第6回 生理・感覚機能の発達
生理・感覚機能の発達について基礎的な知識を得る
第7回 運動機能の発達
粗大運動と微細運動を関連付けながら説明できる
第8回 子どもの心身の発育の特徴と子どもの健康を支える施策
母子保健施策について基礎的な知識を得る
第9回 子どもと病気①よくみられる症状と対処法、感染経路
子どもによくみられる症状と対処法、感染経路について基礎的な知識を得る
第10回 子どもと病気②感染症(保育所における感染症、学校感染症第一種、第二種)の種類と特性、予防/対処法
該当する感染症の種類と特性、予防/対処法について説明できる
第11回 子どもと病気③予防接種
予防接種の意義や目的、適切な摂取時期および回数等について説明できる
第12回 子どもの病気④感染症(保育所における感染症、学校感染症第三種)の種類と特性および対処法
該当する感染症の種類と特性、予防/対処法について説明できる
第13回 子どもの事故と予防
発達段階に応じた事故の特性や予防法について考えることができる
第14回 集団生活での保健指導
保育園での日々の生活の中での保健活動について述べることができる
第15回 日本の小児保健水準および保健計画の作成と活用
子どもの健康指標を理解するとともに保険計画の作成と活用について考えることができる
授業外学習の課題 事前学修(2時間程度):毎広義の最後に次回の講義のテーマを発表するので、各自でできる限り調べて予備知識を集めておき、関係する事柄について調べておくこと。
事後学修(2時間程度):十分な復習を行い、小テストに向けて準備をすること。なお、復習の段階で分からないことは各自でできる限り調べた後、必要に応じて質問や相談を行うこと。
履修上の注意事項 ブレンド型授業を実施します(Moodle)。オンデマンド回については事前にアナウンスします。
公認欠席は欠席として扱いますが、単位認定要件等には影響しないよう配慮します。
成績評価の方法・基準 課題遂行状況(30%)、授業ごとに実施する小テスト(20%)、期末テスト(50%)で評価します。ただし、期末テストの理解度が60%未満であった場合には単位認定はしません。
テキスト 毎回、資料を配布します。
参考文献 必要に応じて紹介する。
主な関連科目
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
授業後に対応します。小テストに関するフィードバックは返却時に行います。希望する学生には、期末テストのフィードバックを行います。

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次 身につく能力
知識・技能 思考力 判断力 表現力 協創力
人文学部教育学科 FHED24104 2017~2022 2・3・4 - - - - -
人文学部教育学科 FHED24104 2023~2023 2・3・4 - -