授業コード | 20070401 | 単位数 | 2 |
科目名 | 初等教育(国語) | クラス | 01 |
履修期 | 後期授業 | カリキュラム | *下表参考 |
担当者 | 谷口 直隆 | 配当年次 | *下表参考 |
授業の題目 | 初等教育(国語) |
学修の概要 | 講義を通じて国語科の構造,国語科の目標と内容の理解を図る。国語科の目標と内容,背景・関係学問について考察する。授業内での課題や交流を通して,国語・国語科についての考えを持ち,他者との交流を通して国語教育観・国語科教育観を構築することを目標とする。 |
学修の到達目標 | ➀小学校の国語の授業づくりの基礎的な知識として,国語科の構造と教育内容について理解し,説明することができる。 ➁国語の授業における教材研究の方法を理解し、実践することができる。 ③国語科の教育内容と背景学問について考え,国語の授業づくりへの姿勢・構えを身につける。 ④自分自身の国語科教育観や国語観を見直す態度を身に付ける。 |
授業計画 | 第1回 | 国語科とは -国語教育と国語科教育 「国語」のイメージについて言語化,共有する 国語教育と国語科教育の違いについて理解する |
第2回 | 国語科の構造と教科書 小学校学習指導要領国語編を基に国語科の構造と学習指導要領と教科書の関係を理解する |
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第3回 | 国語科の目標と内容 小学校学習指導要領に示される国語科の目標と内容を確認し,教育における目標と内容の違いについて理解を深める |
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第4回 | 本の紹介を通して考える国語科授業論 ブックトークの実践と振り返りを通して授業の構成を知る |
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第5回 | 「読むこと」の領域に関わる内容 教材分析の視点(文学的文章) 文学的文章教材の分析の視点を知る |
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第6回 | 「読むこと」の領域に関わる内容 教材分析の実践(文学的文章) 文学的文章教材の分析を行う |
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第7回 | 国語科とメディアリテラシー/ポップカルチャー 国語教育におけるメディアリテラシーやポップカルチャーの位置づけを知る ポップカルチャーの分析を通して文学的文章教材の分析を深める |
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第8回 | 「読むこと」の領域に関わる内容 様々な「テクスト」と「読む」ということ 国語教育における多様な「テクスト」の存在と特徴を知る ポップカルチャーの分析を通して文学的文章教材の分析を深める |
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第9回 | 「読むこと」の領域に関わる内容 教材分析の視点(韻文) 詩教材を用いた授業について分析の視点や指導事項を知り活用する ポップカルチャーの分析を通して文学的文章教材の分析を深める |
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第10回 | 「読むこと」の領域に関わる内容 教材分析の実践(説明的文章)低学年 説明的文章教材(低学年)の分析の視点を知り,活用する |
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第11回 | 「読むこと」の領域に関わる内容 教材分析の実践(説明的文章)中学年 説明的文章教材(中学年)の分析の視点を知り,活用する |
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第12回 | 「読むこと」の領域に関わる内容 教材分析の実践(説明的文章)高学年 説明的文章教材(高学年)の分析の視点を知り,活用する |
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第13回 | 「書くこと」の領域に関わる目標と内容 「書くこと」の領域として示される目標と内容を確認し,指導事項を考える |
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第14回 | 「話すこと」の領域に関わる目標と内容 「話すこと」の領域として示される目標と内容を確認し,指導事項を考える |
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第15回 | 国語教育における内容論と背景学問 国語教育の背景学問とそれを基にした内容について考え,国語教育研究(内容論)について概観する |
授業外学習の課題 | 授業内容に即して教材分析の課題を課す。週に4時間を目安とする。 |
履修上の注意事項 | 【授業の形態】 授業は対面で行う。 【履修上の注意】 ①授業の中では個人での学習に加えて、ICTを用いた他の受講生との交流や、共同的な学習を取り入れる。他者と積極的に関わろうとする姿勢や共同して課題に取り組む姿勢を求める。 ➁授業外課題や参考資料の提示などについては、Moodleを活用する。各自、情報リテラシーの向上に努めること。 ③公認欠席は欠席として扱うが,単位認定要件または期末試験の受験要件には影響しないよう配慮する。 |
成績評価の方法・基準 | 授業への参加態度・課題への取り組み(30%)、試験(40%)、レポート(30%) |
テキスト | 文部科学省『小学校学習指導要領(平成29年告示)解説 国語編 』東洋館出版社,2018 |
参考文献 | 文部科学省『中学校学習指導要領(平成29年告示)解説 国語編』東洋館出版社,2018 文部科学省『幼稚園教育要領解説』フレーベル館,2018 浜本純逸 監修『文学の授業づくりハンドブック 授業実践史をふまえて』渓水社,2010 その他,必要に応じて授業の中で提示する。 |
主な関連科目 | 書写、国語科教育法、保育内容(言葉) |
オフィスアワー及び 質問・相談への対応 |
授業時間内や授業終了後に適宜受け付ける。その他、毎回のコメントカードやメールでも受け付ける。課題についてのフィードバックは課題提出の次回の授業内で、試験についてのフィードバックは関連授業科目の第1回やオフィスアワーで行う。 |
所属 | ナンバリングコード | 適用入学年度 | 配当年次 | 身につく能力 | ||||
知識・技能 | 思考力 | 判断力 | 表現力 | 協創力 | ||||
人文学部教育学科 | FHED14202 | 2017~2022 | 1・2・3・4 | - | - | - | - | - |
人文学部教育学科 | FHED14202 | 2023~2023 | 1・2・3・4 | ○ | ○ | - | ○ | - |
人文学部教育学科(教職専門科目群) | 23200 | 2024~2024 | 1・2・3・4 | ○ | ○ | - | ○ | - |