授業コード | 20067400 | 単位数 | 2 |
科目名 | 重複・発達障害概論 | クラス | |
履修期 | 前期授業 | カリキュラム | *下表参考 |
担当者 | 樋口 和彦 | 配当年次 | *下表参考 |
授業の題目 | 重複・発達障害概論 Introduction to education for Profound and multiple disabilities and Developmental disorders |
学修の概要 | 重複、言語、発達、自閉、情緒、LD、ADHDについて、次の視点で検討し、理解する。 ①重複、言語、発達、自閉、情緒、LD、ADHDの原因を理解する。 ②重複、言語、発達、自閉、情緒、LD、ADHDの障害特性を理解する。 ③各障害を有する子どものニーズに応じた支援の実際について知る。 ④各回、授業場面のビデオを視聴し、対応方法について議論するアクティブラーニングを行う |
学修の到達目標 | 1.重複、言語、発達、自閉、情緒、LD、ADHDを有する子どもの実態を説明できる。 2.重複、言語、発達、自閉、情緒、LD、ADHDの原因を説明できる。 3.重複、言語、発達、自閉、情緒、LD、ADHDの障害特性に合わせた具体的支援方法を考える視点を持つことができる。 |
授業計画 | 第1回 | 発達障害とは 発達障害のうち最も多い自閉症スペクトラム障害、読み障害、注意欠陥多動性障害の概要を知る |
第2回 | ADHDの原因と支援① 子ども編 注意欠陥多動性障害の症状の実際を理解し、対応方法を議論する |
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第3回 | ADHDの原因と支援② 成人編 大人の注意欠陥多動性障害の症状と支援方法を知り、対応方法を議論する |
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第4回 | 自閉・情緒の原因と支援① 対人関係の問題 自閉症スペクトラム障害の対人関係の難しさを知り、当事者の心情を理解する |
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第5回 | 自閉・情緒の原因と支援② 対人関係形成の支援 自閉症スペクトラム障害の対人関係の支援方法を知り、対応を議論する |
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第6回 | LDの原因と支援① ひらがなを読むということ ひらがなの読み障害の原因と文字習得に必要な力を知る |
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第7回 | LDの原因と支援② 漢字の読み書き 漢字習得の困難の原因と支援方法を知る |
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第8回 | 言語障害の原因 構音障害・吃音 構音障害・吃音の状態を知り、対応方法を議論する |
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第9回 | 言語障害児への支援 構音・吃音の指導の基本 構音・吃音の指導の基本問題を知り、対応方法を理解する (オンディマンド) |
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第10回 | 重複児の学習と教育① 障害特性 重複児の障害特性を理解し、成長のために必要な要素を知る |
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第11回 | 重複児の学習と教育② 対人関係の構築 対人関係の構築の問題を知り支援方法を理解する |
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第12回 | 重複児の学習と教育③ 学習環境の構築 子どもの状態に合わせた学習環境の構築方法を理解する |
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第13回 | ケーススタディ①:言語障害児・自閉児・情緒障害児の具体的な指導方法 ビデオを視聴しアクティブ・ラーニングを通し、言語障害児・自閉児・情緒障害児の、支援方法を理解する |
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第14回 | ケーススタディ②:LD児、ADHD児の具体的な指導方法 ビデオを視聴しアクティブ・ラーニングを通し、LD児、ADHD児の、支援方法を理解する |
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第15回 | ケーススタディ③:重複障害児の具体的な指導方法 ビデオを視聴しアクティブ・ラーニングを通し、重複障害児の支援方法を理解する |
授業外学習の課題 | 重複障害:テキストを読んでおくこと(事前にページを指示) 発達障害:授業後、配付資料を使い、授業内容を復習すること 授業の前後各1時間程度 |
履修上の注意事項 | アクティブ・ラーニングを必ず行うので、観点をしっかり持って参加すること 事前学修(2時間程度):教科書の指定された部分を読み概要をつかむ 事後学修(1時間程度):議論後、既習事項を復習する *ブレンド型授業を実施します(moodle使用) *公認欠席の配慮は次の通りです ・公認欠席は欠席にカウントしません ・プレゼンターション時に欠席した場合は、代替措置を講じます *5回以上欠席した場合(公認欠席を除く)は、単位を修得できません |
成績評価の方法・基準 | 期末試験(80%)、アクティブラーニング:議論への参加状況(20%) |
テキスト | 樋口和彦(2021)重度・重複障害児の学習とは?. ジアース教育新社. 毎回テキストを使用し、課題を出す(必ずテキストを購入し指示にしたがって持参すること)。 |
参考文献 | 適宜印刷資料を配布する |
主な関連科目 | 特別なニーズ教育の基礎と方法, 特別支援教育概論, 特別支援教育課程論 |
オフィスアワー及び 質問・相談への対応 |
Eメール及び電話で時間調整し、対応する アクティブラーニングへのフィードバックは,授業中に行う |
所属 | ナンバリングコード | 適用入学年度 | 配当年次 | 身につく能力 | ||||
知識・技能 | 思考力 | 判断力 | 表現力 | 協創力 | ||||
人文学部人間関係学科社会学専攻(関連科目) | FHHS27217 | 2017~2022 | 2・3・4 | - | - | - | - | - |
人文学部人間関係学科社会学専攻(関連科目) | FHHS27217 | 2023~2023 | 2・3・4 | ○ | ○ | ○ | - | ○ |
人文学部教育学科(専攻科目A群) | FHED22111 | 2017~2022 | 2・3・4 | - | - | - | - | - |
人文学部教育学科(専攻科目A群) | FHED22111 | 2023~2023 | 2・3・4 | ○ | ○ | ○ | - | ○ |
人文学部教育学科(専攻科目A群) | 23300 | 2024~2024 | 2・3・4 | ○ | ○ | ○ | - | ○ |