授業コード 20067200 クラス
科目名 幼児理解の方法 単位数 2
担当者 上山 瑠津子 履修期 後期授業
カリキュラム *下表参考 配当年次 *下表参考

授業題目 幼児理解の方法
授業の概要  子どもの心身の発達や成長を促す保育を進めるうえで、保育者が一人ひとりの子どもを理解することは必要不可欠です。
 この授業では、はじめに、子どもを理解するとはどういうことなのか、また、子どもをどのように理解すればいいのか、その方法について解説します。その後、事例を通じた演習に取り組むことで、複数の視点から子どもを理解する経験や、発達に応じた保育や研究の方向性を考える経験を重ねます。
学習の到達目標 ・保育における幼児理解の意義を理解し、説明できる。
・幼児理解のための基本的な方法を学び、実践を通して意義を考察することができる。
・幼児の個と集団の関係を捉える意義と方法について考察することができる。
・保護者への対応の基本的な考えや方法について説明できる。
授業計画 第1回 保育における幼児理解の位置づけや意義について学ぶ
第2回 幼児の発達を理解する①(乳児期)
 生後1年の乳児の発達の様子について学ぶ
第3回 幼児の発達を理解する②(幼児期前期)
 1歳以上3歳未満児の発達の様子について学ぶ
第4回 幼児の発達を理解する③(幼児期後期)
 3歳以上児の発達の様子について学ぶ
第5回 幼児を取り巻く環境の現状と課題について学ぶ(オンデマンド)
第6回 幼児理解の方法として、エピソード記述や保育ドキュメンテーションについて学ぶ
第7回 保育における個と集団の理解と援助について学ぶ
第8回 特別なニーズのある幼児の理解と援助について学ぶ
第9回 幼児理解に基づいた保育計画・実践・評価について学ぶ(オンデマンド)
第10回 保育カンファレンスを通した幼児理解の方法について学ぶ
第11回 事例検討を通した幼児理解の方法を学び、グループで実践・報告する
第12回 家庭・地域・小学校をつなぐ幼児理解について学ぶ
第13回 保護者理解と援助の基本について学ぶ
第14回 保護者対応の実際について学ぶ
第15回 保育者の成長と専門瀬の向上について学ぶ
授業外学習の課題 事前学修(2時間程度):毎講義の最後に次回の講義のテーマを発表するので、各自でできる限り調べて予備知識を集めておき、関係する事柄について調べておくこと。
事後学修(2時間程度):講義中にわからなかった用語については、次回までに各自で調べること。
履修上の注意事項 ブレンド型授業(オンデマンドは5回と9回、それ以外は対面授業)
成績評価の方法・基準 【期末試験】無
授業ごとの課題60%、期末レポート40%で評価する。
テキスト 使用しません。
参考文献 高嶋景子・砂上史子編著『新しい保育講座③子ども理解と援助』ミネルヴァ書房
小田豊・中坪史典編著『幼児理解からはじまる保育・幼児教育方法〔第2版〕』建帛社
主な関連科目 発達心理学
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
授業中に質問の時間を設けます。

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次 身につく能力
知識・技能 思考力 判断力 表現力 協創力
人文学部人間関係学科社会学専攻(関連科目) FHHS27213 2017~2022 2・3・4 - - - - -
人文学部人間関係学科社会学専攻(関連科目) FHHS27213 2023~2023 2・3・4 -
人文学部教育学科(専攻科目A群) FHED22109 2017~2022 2・3・4 - - - - -
人文学部教育学科(専攻科目A群) FHED22109 2023~2023 2・3・4 -
人文学部教育学科(専攻科目A群) 23300 2024~2024 2・3・4 -