授業コード 20066800 クラス
科目名 教育社会学 単位数 2
担当者 木村 和美 履修期 後期授業
カリキュラム *下表参考 配当年次 *下表参考

授業題目 教育社会学
授業の概要 誰もが「教育」を受けたことがあり、私たちにとって「教育」は非常に身近なものである。しかしそれゆえに、自らの経験の枠内でしか「教育」をとらえることができていないといえる。本講義では、教育を社会科学的な視点から客観的にとらえることの重要性を理解し、今日の学校教育の現状と課題について学びを深める。
学習の到達目標 1.教育と社会階層の関連を説明できる。
2.教育現象を社会科学的な視点からとらえることができる。
3.今日の教育の現状と課題について理解することができる。
授業計画 第1回 オリエンテーションー教育社会学とはなにかー
授業の目的、意義、内容について理解できる。
第2回 公教育の成立
公教育の成立過程について理解できる。
第3回 学校の社会的機能
学校の社会的機能について説明できる。
第4回 家族の変容
家族の変容について理解できる。
第5回 社会階層と教育
社会階層と教育の在り方について関連づけることができる。
第6回 ジェンダーと教育の不平等
ジェンダーと教育の不平等について関連づけることができる。
第7回 スポーツとジェンダー
スポーツ・体育におけるジェンダー問題について理解できる。
第8回 多様なセクシュアリティ
多様なセクシュアリティに対する学校の対応について理解できる。
第9回 学校における性の多様性教育
性の多様性教育を行う際の注意点について理解できる。
第10回 学力問題
学力問題に関するデータを読み解くことができる。
第11回 外国人児童生徒等と教育
外国人児童生徒等に関する教育問題について理解できる。
第12回 貧困問題を考える
子どもの貧困と、その取り組みについて理解できる。
第13回 多様な学びの場
学校以外の多様な学びの場について理解できる。
第14回 地域の教育力
地域の教育力の必要性・重要性について理解できる。
第15回 全体のまとめ
これまでの授業をふりかえり、教育社会学の視点から教育について考えることの重要性を理解できる。
授業外学習の課題 事前学修(2時間程度):新聞やテレビなどで報道される教育に関する記事やニュースについて、日頃から情報を収集する。授業テーマについて調べる。
事後学修(2時間程度):配布資料をもとに復習をする。授業課題に取り組む。
履修上の注意事項 対面授業を実施する。
4回欠席した場合は単位認定しない。
欠席時の授業課題は提出はできない。
資料配信、課題提出等にMoodleを活用する。
公認欠席については欠席として扱うが、単位認定要件には影響しないように配慮する。ただし、授業課題の提出はできない。
成績評価の方法・基準 定期試験(40%)、授業課題(60%)で評価する。
テキスト 使用しない。
参考文献 安彦忠彦・児島邦宏・藤井千春・田中博之編著(2012)『よくわかる教育学原論』ミネルヴァ書房
酒井朗・多賀太・中村高康編著(2012)『よくわかる教育社会学』ミネルヴァ書房
主な関連科目 教育学科専攻科目A群
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
質問・相談は、メールで受け付ける。
課題についてのフィードバックは授業時間内に行う。

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次 身につく能力
知識・技能 思考力 判断力 表現力 協創力
人文学部人間関係学科社会学専攻(人間関係学科科目) FHHS22102 2017~2022 2・3・4 - - - - -
人文学部人間関係学科社会学専攻(人間関係学科科目) FHHS22102 2023~2023 2・3・4 - -
人文学部教育学科(専攻科目A群) FHED22102 2017~2022 2・3・4 - - - - -
人文学部教育学科(専攻科目A群) FHED22102 2023~2023 2・3・4 - -
人文学部教育学科(専攻科目A群) 23300 2024~2024 2・3・4 - -