授業コード 20066104 クラス 04
科目名 教育研究演習Ⅰ 単位数 2
担当者 牧瀬 翔麻 履修期 前期授業
カリキュラム *下表参考 配当年次 *下表参考

授業題目 教育の営みについて俯瞰的に捉える
授業の概要 本授業では、子どもたちの育ち・学びを支える教育環境及び教育条件の整備について文献の輪読を通じて考究する。これにより、教育を俯瞰的に捉え、現代における教育の諸課題にある背景を適切に把握することを狙いとする。
学習の到達目標 1.教育に関する論文や図書等から必要な情報を読み取り、要約することができる。また、研究の内容を適切に説明することができる。
2.自分の考えを客観的な根拠をもとに説明・発表することができる。
3.他者の意見を踏まえ、自分自身の考えを深めることができる。
授業計画 第1回 ガイダンス(授業の内容・進め方の説明)
第2回 論文検索・図書検索の方法
第3回 論文の読み方とまとめ方・報告の方法
第4回 討議①(第1章:教育と社会化)
第5回 討議②(第2章:学校の目的と機能)
第6回 討議③(第3章:知識と経験)
第7回 討議④(第4章:善人の道徳と善い世界の道徳)
第8回 討議⑤(第5章:平等と卓越)
第9回 討議⑥(第6章:人間とAI)
第10回 討議⑦(第7章:身の回りの世界とグローバルな世界)
第11回 研究発表①(学校教育の複線化)
第12回 研究発表②(学校選択制)
第13回 研究発表③(教職員の労働環境)
第14回 研究発表④(教育機会の多様化)
第15回 まとめと振り返り
授業外学習の課題 事前学修(2時間程度):テキストに沿って授業を進めるので、次回の講義内容に目を通しておき、わからない事柄については事前に調べておくこと。
事後学修(2時間程度):講義資料を自分なりに整理してまとめておくこと。
履修上の注意事項 ・公認欠席は欠席として扱いますが、単位認定要件には影響しないよう配慮します。
成績評価の方法・基準 発表資料の作成と口頭発表(50%)、討議への積極的参加(質疑・意見・発言等)(50%)
テキスト 広田照幸『学校はなぜ退屈でなぜ大切なのか』筑摩書房、2022年。
適宜資料を配布します。
参考文献 横井敏郎他編著『公教育制度の変容と教育行政-多様化、市場化から教育機会保障の再構築に向けて』福村出版、2021年。
上記の他、適宜紹介する。
主な関連科目 教育研究演習Ⅱ
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
質問には、授業の前後で対応するほか、オフィスアワーで対応する。

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次 身につく能力
知識・技能 思考力 判断力 表現力 協創力
人文学部教育学科(演習科目群) FHED21101 2017~2022 2・3・4 - - - - -
人文学部教育学科(演習科目群) FHED21101 2023~2023 2・3・4 - -