授業コード | 20057702 | 単位数 | 2 |
科目名 | 国語科教育法 | クラス | 02 |
履修期 | 前期授業 | カリキュラム | *下表参考 |
担当者 | 谷口 直隆 | 配当年次 | *下表参考 |
授業の題目 | 初等国語教育の理論と実践 |
学修の概要 | 講義を中心に,国語の授業の目標や内容について,知識としての学習・理解を図る。また,国語の授業作り,授業方法について,演習形式を用いて受講者全員で考察を行う。演習では,実際の教科書教材を用いて,国語の授業についての具体的に考察を行っていく。また,「読むこと」「書くこと」「話すこと・聞くこと」といった国語科の領域・事項を横断的に学習し,単元及び一時間の授業での領域・事項のかかわりについて考察を行う。 |
学修の到達目標 | ➀小学校の国語の授業をつくる要素(目標・内容・方法など)について理解し,説明することができる。 ➁方法を工夫した授業を構想し,学習指導案を書くことができる。 ➂自分自身の国語科教育観や国語観を見直す態度を身に付ける。 |
授業計画 | 第1回 | レディネスチェック -「教材分析」についての確認と振り返り- 国語の授業における教材分析について確認と振り返りを行い、教材分析が実践できるようにする |
第2回 | 「内容論」から「方法論」へ -国語の授業の方法について学び、自分の考えを持つ- 授業の位置づけ(方法論)について知り、国語の授業の方法についての自分の考えを持つことができる |
|
第3回 | 国語の授業の方法を考える(1) -国語の授業に関わる基本的な言葉とその概念を理解する- 国語の授業の方法に関わる基本的な概念を理解し、活用できるようにする |
|
第4回 | 国語の授業を見る視点・つくる視点 -国語の授業の構成要素を理解する- 国語の授業を構成する要素を理解し、授業の分析や構想の際に活用できるようにする |
|
第5回 | 国語の授業の方法を考える(2) -国語の授業における言語活動について理解する- 国語科教育の方法の基礎である言語活動について理解し、活動を構想できるようにする |
|
第6回 | 国語の授業の方法を具体的に考える -教科書教材をもとに教材分析の方法を確認し、それに基づく学習活動について考える- 教材分析結果を基に、授業目標に基づいた言語活動が構想できるようにする |
|
第7回 | 国語科の単元の立て方と目標 -国語科の授業における「単元」について理解する- 国語科教育における単元の考え方を理解し、単元計画が立てられるようにする |
|
第8回 | 形成的な自己及び他者評価 自身の学修を振り返り自己評価及び他者評価を行うとともに評価の概念を理解する |
|
第9回 | 「書くこと」の授業づくりを考える(1) -「書くこと」の領域における指導事項を確認する- 「書くこと」の授業について指導事項を理解する |
|
第10回 | 「書くこと」の授業づくりを考える(2) -「書くこと」の指導過程について考える- 「書くこと」の授業について指導過程を理解する |
|
第11回 | 「書くこと」の授業づくりを考える(3) -「書くこと」の授業の学習活動を考える- 「書くこと」の授業について指導事項と指導過程を踏まえ学習活動を考えることができる |
|
第12回 | 「話すこと・聞くこと」の授業について考える(1) -「話すこと・聞くこと」の教育内容について自分の考えを持つ- 「話すこと・聞くこと」の授業について指導事項を踏まえたうえで、教育内容についての自分の考えを持つことができる |
|
第13回 | 「話すこと・聞くこと」の授業について考える(2) -「話すこと・聞くこと」の指導事項と学習活動について考える- 「話すこと・聞くこと」の授業について指導事項及び指導過程を踏まえて学習活動を考えることができる |
|
第14回 | 板書について考える -「板書」の意義や役割、構成要素について考える- 板書についてその意義や役割、構成要素を理解し、実践する |
|
第15回 | 一時間の授業づくりと指導案 授業と指導案の関係、指導案の構成要素と書き方を理解する |
授業外学習の課題 | 授業内容に即して、授業づくりに関わるレポートや教材開発を課す。週に4時間程度を目安とする。 |
履修上の注意事項 | 【授業の形態】 授業は対面で行う。 【履修上の注意】 ①授業の中では個人での学習に加えて、ICTを用いた他の受講生との交流や、共同的な学習を取り入れる。他者と積極的に関わろうとする姿勢や共同して課題に取り組む姿勢を求める。 ➁授業外課題や参考資料の提示などについては、Moodleを活用する。各自、情報リテラシーの向上に努めること。 ③公認欠席は欠席として扱うが、単位認定要件には影響しないよう配慮する。 |
成績評価の方法・基準 | 各回の課題への取り組み(30%)指導案(40%)レポート(30%)を総合的に判断する。 |
テキスト | 文部科学省『小学校学習指導要領(平成29年告示)解説 国語編 』東洋館出版社,2018 |
参考文献 | 文部科学省『中学校学習指導要領(平成29年告示)解説 国語編』東洋館出版社,2018 文部科学省『幼稚園教育要領解説』フレーベル館,2018 浜本純逸 監修『文学の授業づくりハンドブック 授業実践史をふまえて』渓水社,2010 その他,必要に応じて授業の中で提示する。 |
主な関連科目 | 初等教育(国語) |
オフィスアワー及び 質問・相談への対応 |
メールやMoodleのメッセージ機能で適宜受け付ける。課題についてのフィードバックは、課題提出の次の講義中やMoodleへのファイル掲示を通して行う。 |
所属 | ナンバリングコード | 適用入学年度 | 配当年次 | 身につく能力 | ||||
知識・技能 | 思考力 | 判断力 | 表現力 | 協創力 | ||||
人文学部教育学科 | FHED24202 | 2017~2022 | 2・3・4 | - | - | - | - | - |
人文学部教育学科 | FHED24202 | 2023~2023 | 2・3・4 | ○ | ○ | - | ○ | - |
人文学部教育学科(教職専門科目群) | 23300 | 2024~2024 | 2・3・4 | ○ | ○ | - | ○ | - |