授業コード | 20057301 | 単位数 | 2 |
科目名 | 音楽科教育法 | クラス | 01 |
履修期 | 前期授業 | カリキュラム | *下表参考 |
担当者 | 小長野 隆太 | 配当年次 | *下表参考 |
授業の題目 | 音楽科教育法 |
学修の概要 | 小学校音楽科教育の学習指導計画や評価の内容・方法について解説すると共に,各領域・分野の実践事例を紹介し,創意工夫や指導上の留意点を解説する。そして,履修者はそれまでに学習した内容を踏まえて学習指導案を立案・作成し,履修者間で模擬授業を実施し,その後にディスカッションを通して振り返りを行う。 ICT の活用方法や実践例は各回の授業の内容に合わせて解説・紹介する。また,動画コンテンツやソフトウェアも教材として用いる。 |
学修の到達目標 | 小学校音楽科教育における音楽的な教育内容や児童の音楽的行動・能力・環境に関する理解を深めながら,①理論的背景に基づいた,②児童の関心・意欲と能力・技能を獲得させるための,③児童の実態を踏まえた音楽表現(歌唱,器楽,音楽づくり)・鑑賞活動に関する指導法を習得する。 |
授業計画 | 第1回 | ガイダンス(本授業の目的,計画など) |
第2回 | 音楽科の学習指導計画(1)-教材・題材- | |
第3回 | 音楽科の学習指導計画(2)-二本立て方式による授業実践と教材研究- | |
第4回 | 音楽科の学習の評価 | |
第5回 | 「表現-歌唱-」に関する実践事例(1)-表現の工夫を伴う授業実践と教材研究-[オンデマンド型] | |
第6回 | 「表現-歌唱-」に関する実践事例(2)-発声・合唱に関する授業実践と教材研究- | |
第7回 | 「表現-器楽-」に関する実践事例-楽器を用いない授業実践と教材研究- | |
第8回 | 「表現-音楽づくり-」に関する実践事例-旋律に関係する授業実践と教材研究- | |
第9回 | 「鑑賞」に関する実践事例-共通事項(音楽の仕組み)を学ぶ授業実践と教材研究- | |
第10回 | 「表現-器楽-」に関する模擬授業(1)(楽器を用いる授業実践)と全体ディスカッション | |
第11回 | 「表現-器楽-」に関する模擬授業(2)(楽器を用いない授業実践)と全体ディスカッション | |
第12回 | 「表現-音楽づくり-」に関する模擬授業(1)(リズムに関係する授業実践)と全体ディスカッション | |
第13回 | 「表現-音楽づくり-」に関する模擬授業(2)(旋律に関係する授業実践)と全体ディスカッション | |
第14回 | 「鑑賞」に関する模擬授業(1)(共通事項(音楽の要素)を学ぶ授業実践)と全体ディスカッション | |
第15回 | 「鑑賞」に関する模擬授業(2)(共通事項(音楽の仕組み)を学ぶ授業実践)と全体ディスカッション,授業内容と模擬授業の総括 |
授業外学習の課題 | 事前学習として授業で解説する内容に関連する音楽理論を教科書で2時間程度学習すること。事後学習として授業で解説したもの以外の実践事例や教材を図書館の書籍で2時間程度調べること。 |
履修上の注意事項 | 学期途中・末課題も重要であるが,音楽という特性上,継続的な学習が何よりも重要であることから,各回の授業に取り組む姿勢や学習成果を重視してもらいたい。 なぜ小学校教育の教科の1つに音楽があるのか,言い換えれば,なぜ児童は音楽を学ぶ必要があるのかについて,各回の授業を通して考えてもらいたい。 模擬授業を行うので,その準備を十分に行うこと。また,他の履修者が行う模擬授業に対して,児童役や観察者として積極的に参加すること。 ブレンド型授業(対面型とMoodleによるオンデマンド型)を実施する。 公認欠席は欠席として取り扱わないものの模擬授業を欠席した場合は別途課題を課す。 |
成績評価の方法・基準 | 学期途中・末課題(50%),模擬授業(30%),授業に取り組む姿勢・学習成果(20%)によって総合的に評価する。 学期途中・末課題は希望者に対して口頭または文書でフィードバックを行う。模擬授業は実施後に口頭でフィードバックを行う。授業に取り組む姿勢・受講態度は各回の授業の冒頭で行っている前回の授業のフィードバックの際に行う。 |
テキスト | 文部科学省(2018)『小学校学習指導要領解説音楽編』東洋館出版社 吉富功修・三村真弓編著(2020)『小学校音楽科教育法-学力の構築をめざして-』ふくろう出版 |
参考文献 | 文部科学省(2018)『小学校学習指導要領』東洋館出版社 初等科音楽教育研究会編(2020)『小学校教員養成課程用 最新 初等科音楽教育法』音楽之友社 木村惠子・谷口直隆・宮崎康子編(2022)『教育学のグラデーション』ナカニシヤ出版 |
主な関連科目 | 初等教育(音楽) |
オフィスアワー及び 質問・相談への対応 |
授業の前後に対応する。 |
所属 | ナンバリングコード | 適用入学年度 | 配当年次 | 身につく能力 | ||||
知識・技能 | 思考力 | 判断力 | 表現力 | 協創力 | ||||
人文学部教育学科 | FHED34205 | 2017~2022 | 3・4 | - | - | - | - | - |
人文学部教育学科 | FHED34205 | 2023~2023 | 3・4 | ○ | ○ | - | ○ | - |
人文学部教育学科(教職専門科目群) | 23300 | 2024~2024 | 3・4 | ○ | ○ | - | ○ | - |