授業コード | 20056500 | 単位数 | 2 |
科目名 | 社会教育実習 | クラス | |
履修期 | 年間授業 | カリキュラム | *下表参考 |
担当者 | 山川 肖美 他 | 配当年次 | *下表参考 |
授業の題目 | 地域の社会教育施設での実習と事前・事後指導 |
学修の概要 | 社会教育主事・社会教育士として地域社会教育施設の運営や事業の企画(あるいは企画補助)や企画のための支援を行うことができるように、それらにかかる基本的な考え方と技能を、実践的に修得するために本授業はある。 6コマの事前指導と74時間以上の実習と2コマの事後指導の3つの部分から構成する授業で、全部の日程への出席が単位取得の要件である。 実習を通じて、座学で学んだ生涯学習・社会教育の理論と地域社会教育の実践とを切り結ぶ視点を自分なりに見出してもらいたい。また、本実習では、社会人としての素養も問われることになる。実習に際して十分に自覚を持ってのぞむべきことは言うまでもなく、自らの現在そして今後を考える材料を得て学内指導に戻ってきていただきたい。 |
学修の到達目標 | 1 地域社会教育施設における職員としての態度と基本的な知識と実践的な技能を修得できる。 2 コロナ禍やDXなど様々な社会変化の中での公民館の学習支援のあり方・本質を理解できる。 |
授業計画 | 第1回 | 社会教育実習に参加するにあたって(事前指導①) ・社会情勢の変化に対応した実習心得と実習の意義・到達目標 |
第2回 | 事前指導② ・実習施設(広島市公民館)の研究報告 |
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第3回 | 事前指導③ ・実習施設(広島市公民館以外)の研究報告 |
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第4回 | 事前指導④ ・実習に際しての目標と計画の記述 |
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第5回 | 事前指導⑤ ・実習施設(広島市公民館)での主な業務にかかる事業(計画)提案とコメント |
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第6回 | 事前指導⑥ ・実習施設(広島市公民館以外)での主な業務にかかる事業(計画)提案とコメント |
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第7回 | 各施設における実習(1) ・地域特性を知る |
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第8回 | 各施設における実習(2) ・施設特性を知る・事業等の観察 |
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第9回 | 各施設における実習(3) ・社会教育職員の役割を知る |
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第10回 | 各施設における実習(4) ・事業の企画(第1案の作成) |
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第11回 | 各施設における実習(5) ・事業の企画(完成に向けてのリデザイン) |
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第12回 | 各施設における実習(6) ・事業の試行 |
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第13回 | 各施設における実習(7) ・事業の検証 |
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第14回 | 事後指導① ・実習の成果報告 |
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第15回 | 事後指導② ・実習成果の共有と課題の析出 |
授業外学習の課題 | 1 社会教育施設にかかる法令(教育基本法、社会教育法、公民館設置基準など)・各種答申・議論の整理等を理解した上で、本授業に臨むこと。 2 実習に際しては、事前の準備や事後のふり返りも積極的に参与してほしい。関連する情報収集に努めること。 3 常に課題意識を持ち、その課題に対する学究的態度を示してほしい。 |
履修上の注意事項 | 1 事前(5~7月に6コマ)・実習(6月下旬頃から74時間以上)・事後(12月頃に2コマ)の授業について毎回必ず出席すること。事前・事後の授業は土日あるいは平日5時限目以降に実施予定である。原則対面授業とする。 2 事前・事後の日程については4月中にポータルサイトにて知らせる。必ずチェックをして授業に遅刻・欠席することがないようにしてもらいたい。他の授業等との関係で急な変更が生じる場合もあるため、頻繁にポータルサイトのチェックをしてほしい。 3 授業と連携してmoodleを使用する。日程等についてmoodleで掲出する。 4 すべての授業に「社会教育実習録」を必ず携行すること。 5 自律した社会人としての意識を持って実習に臨むこと。 6 実習期間中は各施設のルールに従うこと。 7 実習期間は例年であれば主に7~11月である。日程は、各自で受け入れ施設と協議をして決めていくため、各施設によって異なる。原則、大学の他の授業や試験と、社会教育実習が重複する場合にのみ、先方に申し出て調整ができる。 8 実習の事後指導に合わせて、実習報告書を作成の上、提出すること。雛形はmoodleにて掲出する。 |
成績評価の方法・基準 | 実習指導者からの評価、事前・事後指導の成果や「社会教育実習録」等にもとづいて総合的に評価する。 事前・事後指導とも必ず出席をすること。欠席した場合には単位の認定ができないことがある。 |
テキスト | なし。 |
参考文献 | 授業中に適宜示す。 |
主な関連科目 | 生涯学習論Ⅰ・Ⅱ、社会教育経営論Ⅰ・Ⅱ、生涯学習支援論Ⅰ・Ⅱ、社会教育演習 |
オフィスアワー及び 質問・相談への対応 |
必要であれば、いつでも、面談またはメールにて質問や相談に応じる。 |
所属 | ナンバリングコード | 適用入学年度 | 配当年次 | 身につく能力 | ||||
知識・技能 | 思考力 | 判断力 | 表現力 | 協創力 | ||||
人文学部人間関係学科社会学専攻(関連科目) | FHHS27305 | 2017~2022 | 3・4 | - | - | - | - | - |
人文学部人間関係学科社会学専攻(関連科目) | FHHS27305 | 2023~2023 | 3・4 | - | ○ | ○ | ○ | ○ |
人文学部教育学科(専攻科目B群) | FHED33105 | 2017~2022 | 3・4 | - | - | - | - | - |
人文学部教育学科(専攻科目B群) | FHED33105 | 2023~2023 | 3・4 | - | ○ | ○ | ○ | ○ |