授業コード 20056000 単位数 2
科目名 教育政策論 クラス
履修期 前期授業 カリキュラム *下表参考
担当者 牧瀬 翔麻 配当年次 *下表参考

授業の題目 現代の教育事象の政策分析
学修の概要 「権力に支持された教育理念である(宗像誠也)」と定義される教育政策が、どのような理念に基づき、どのような組織を通して、今日、展開されているのかを明らかにする。
学修の到達目標 ①教育政策が、どのような組織や過程を通して策定されているのかを説明できるようになる。
②戦後の教育政策がどのような視点から策定され、展開されてきたのかを調べることができる。
③現代の教育政策がいかなるものか、また、そこに通底する大きな力の構造を関係づけることができる。
授業計画 第1回 ガイダンス-教育政策を学ぶための基礎知識-
第2回 日本国憲法26条-教育を受ける権利と教育を受けさせる義務-
第3回 外国にルーツのある子どもの教育
第4回 就学義務と教育義務-不登校と多様な学び化学校-
第5回 夜間中学と多様な学び
第6回 いじめ①-いじめの社会的注目の端緒:中野冨士見中いじめ事件-
第7回 いじめ②-いじめの構成要素:大津いじめ事件の第三者調査委員会報告書を読む-
第8回 いじめ③-いじめの法的対応:いじめ防止対策推進法-
第9回 特別支援教育と教育政策
第10回 教育政策主体と教育行政機構
第11回 学級編制の標準と基準-少人数学級は教育効果があるのか-
第12回 教育課程行政-学習指導要領の策定過程-
第13回 教育課程行政-教科書の作成・検定・採択の政治-
第14回 地方の教育行政制度-教育委員会制度-
第15回 学校安全とスクール・コンプライアンス
授業外学習の課題 事前学修(2時間程度):次回の講義内容についてわからない事柄や関連テーマを事前に調べておくこと。
事後学修(2時間程度):講義内容を自分なりに整理してまとめておくこと。
履修上の注意事項 ・講義資料はすべてMoodleで事前に共有する。各自プリントアウトして持参するか、ノートパソコン等を持参して受講すること。
・公認欠席は欠席として扱うが、単位認定要件には影響しないよう配慮する。
成績評価の方法・基準 リアクションペーパー(20%)、期末レポート(80%)
テキスト 指定しない。
参考文献 古田薫・山下晃一編著『法規で学ぶ教育制度』ミネルヴァ書房、2020年。
上記のほか、講義内で適宜紹介する。
主な関連科目 教育制度・教育課程論
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
リアクションペーパーに寄せられた質問のうち、全体に共有することが望ましいものは、次回講義の冒頭で回答する。また、授業の前後で対応するほか、オフィスアワーで対応する。期末レポートのフィードバックは、提出締め切り以降にMoodleを用いて、全体へフィードバックする。

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次 身につく能力
知識・技能 思考力 判断力 表現力 協創力
人文学部人間関係学科社会学専攻(関連科目) FHHS27212 2017~2022 2・3・4 - - - - -
人文学部人間関係学科社会学専攻(関連科目) FHHS27212 2023~2023 2・3・4 -
人文学部教育学科(専攻科目A群) FHED22105 2017~2022 2・3・4 - - - - -
人文学部教育学科(専攻科目A群) FHED22105 2023~2023 2・3・4 -
人文学部教育学科(専攻科目A群) 23300 2024~2024 2・3・4 -