| 授業コード | 20055607 | クラス | 07 |
| 科目名 | 教育学演習Ⅲ | 単位数 | 2 |
| 担当者 | 山川 肖美 | 履修期 | 前期授業 |
| カリキュラム | ＊下表参考 | 配当年次 | ＊下表参考 |
| 授業題目 | 卒業研究のための研究方法の選択と自律的学習能力の向上 |
| 授業の概要 | 本授業は、卒業研究に連動するもので、教育学演習Ⅰ・Ⅱに引き続いて討論を重ねていくことにより、前年度に先鋭化した教育学的問題関心を掘り下げ、研究目的へと転換させていく。 さらに、研究目的に沿った研究方法を選択し、実践する。選択した研究方法のもとで、調査計画を立て実行し、その結果に基づき、ディスカッションしていく。これにより、各自の卒業論文の論理性、独自性、実証性を高めていく。 特定の研究方法のもとで得たデータについては、分析と考察を加えて本演習で発表をし、構成員による討議を行う。 教員は以上の主体的な構成員の取り組みに対して、指導・助言を行う。 なお、区切りのよい時期に、合宿形式で卒業研究に向けて中間発表を行う。原則全員参加とする。 |
| 学習の到達目標 | １ 各自の教育学的関心を研究目的として文章化することができる。 ２ 選択した研究方法により得た知見を披露し、構成員同志の討議を重ねることができる。 ３ 討議結果を持って知見の見直しをすることができる。 |
| 授業計画 | 第１回 | ガイダンス ・本授業の方針と概要について聴いたのち、ゼミリーダーを中心に発表計画を立てる。 |
| 第２回 | 問題関心から研究目的への転換（１） ・問題関心を研究目的へ転換し、文章化して発表する。 |
|
| 第３回 | 問題関心から研究目的への転換（２） ・発表後の討議や振り返りにもとづき、リライトし、再発表する。 |
|
| 第４回 | 問題関心から研究目的への転換（３） ・研究目的のもとで、論文構成を立て、発表・討議する。 |
|
| 第５回 | 問題関心から研究目的への転換（４） ・再考した研究目的と論文構成を発表・共有する。 |
|
| 第６回 | 文献研究・調査研究等の計画と準備の発表・討議（１） ・文研研究部分の成果の共有をする。 |
|
| 第７回 | 文献研究・調査研究等の計画と準備の発表・討議（２） ・文研研究部分の成果を再精査し、発表する。 |
|
| 第８回 | 文献研究・調査研究等の計画と準備の発表・討議（３） ・調査計画を立て実施に向けて準備をする。 |
|
| 第９回 | 文献研究・調査研究等の計画と準備の発表・討議（４） ・調査計画を再精査し、実施に向けての手順を確認する。 |
|
| 第１０回 | 文献研究・調査研究等の計画と準備の発表・討議（５） ・調査計画に基づき調査の目的・項目を作成し、発表する。 |
|
| 第１１回 | 文献研究・調査研究等の計画と準備の発表・討議（６） ・調査の目的・項目を再精査し、共有する。 |
|
| 第１２回 | 文献研究・調査研究等の計画と準備の発表・討議（７） ・調査計画に基づき、予備調査を実施し、計画を再検討する。 |
|
| 第１３回 | 文献研究・調査研究等の計画と準備の発表・討議（８） ・予備調査の結果を精査して再度調査計画を提示する。 |
|
| 第１４回 | 文献研究・調査研究等の計画と準備の発表・討議（９） ・調査計画に基づいて調査の実施のための準備をする。 |
|
| 第１５回 | 文献研究・調査研究等の計画と準備の発表・討議（１０） ・調査結果にもどついて調査のための準備をし、過不足を整える。 |
| 授業外学習の課題 | １ 各自の教育学的関心を深めていくために、必要な文献・資料を探索し、精読すること。 ２ 個別指導の時間を設けるので、その時間を利用して、発表前後の不明点や不足点について質問すること。 ３ 適宜文献ノートや調査ノートを作成すること。 ４ １～3の遂行のために事前2時間程度、事後2時間程度の学びに取り組むこと。 |
| 履修上の注意事項 | １ 授業は対面を主とし、必要に応じてオンラインや課題型の授業を取り入れる。 ２ 多くの文献を精読し、議論を十分に重ね、練り直しと再発表を繰り返し行う。 ３ 授業内外での学習活動に対する積極的関与を望む。 ４ 対面授業と連動して、google classroomを活用する。google classroomを、コミュニケーションの促進と授業資料の共有化、授業の成果の蓄積の場として機能させる。 ５ 公認欠席時の資料は通常授業と同様にGoogle Classroomよりダウンロード可能である。なお、公欠期間中に課された課題は公欠後に鋭意取り組むこと。 |
| 成績評価の方法・基準 | 学習や授業に対する平素の姿勢（30％）や作成した発表資料（70％）に基づいて総合的に評価する。 |
| テキスト | なし |
| 参考文献 | 適宜個別に示す。 |
| 主な関連科目 | 教育学演習Ⅰ・Ⅱ・Ⅳ、卒業研究 |
| オフィスアワー及び 質問・相談への対応 |
質問や相談へは必要に応じていつでも対応する。 |
| 所属 | ナンバリングコード | 適用入学年度 | 配当年次 | 身につく能力 | ||||
| 知識・技能 | 思考力 | 判断力 | 表現力 | 協創力 | ||||
| 人文学部教育学科（演習科目群） | FHED41101 | 2017～2022 | 4 | - | - | - | - | - |
| 人文学部教育学科（演習科目群） | FHED41101 | 2023～2023 | 4 | ○ | ○ | - | - | ○ |
| 人文学部教育学科（演習科目群） | 23400 | 2024～2024 | 4 | ○ | ○ | - | - | ○ |