授業コード | 20055409 | 単位数 | 2 |
科目名 | 教育学演習Ⅰ | クラス | 09 |
履修期 | 前期授業 | カリキュラム | *下表参考 |
担当者 | 樋口 和彦 | 配当年次 | *下表参考 |
授業の題目 | 先行研究文献の検討方法 Method of examination of previous research literature and consideration with people with various special needs |
学修の概要 | 卒業研究を行う際、自分の研究テーマの研究論文を図書館で閲覧やインターネット検索により探し出す方法を知ることが重要です。その後、探した論文を読み込み検討し、研究論文の読み方を学び、研究論文の形式を知ることが必要です。本授業では、文献の検索からから始め、研究方法、まとめ方などを学習します。 また、身につけた知識を活かして、自身の卒業研究の概要を作成し、プレゼンテーションを行います。これにより、研究の展望をもちプレゼンテーションの方法を習得します。 |
学修の到達目標 | 卒業論文作成の基礎として、次の能力を開発する 1.自己の研究論文に対する適切な先行研究文献を探し出すことができる 2.探した研究論文の研究の目的と研究方法が適切か検討する視点を持てる 3.自己の研究テーマの分野で、明らかになっていること、検討が必要なことを知る |
授業計画 | 第1回 | 先行研究の探し方の確認 CiNii Research等を使用し研究論文を探せるようになる |
第2回 | 特別支援教育分野の先行研究の検討(1) 応用行動分析① 基礎理論 応用行動分析の手法による研究方法や研究論文の書き方を理解する |
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第3回 | 特別支援教育分野の先行研究の検討(2) 応用行動分析② 実践への活用 応用行動分析の手法による実践研究の方法とまとめ方を知る |
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第4回 | 先行研究の検討(3) アンケート調査① 基礎理論 アンケート項目の作り方をを知る |
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第5回 | 先行研究の検討(4) アンケート調査② 実施方法 選択式のアンケート用紙の作成と結果の処理方法を知る |
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第6回 | 先行研究の検討(5) 実践研究① 量的分析 アンケートデータを量的なデータとして処理する方法を知る(因子分析) |
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第7回 | 先行研究の検討(6) 実践研究② 質的分析 自由記述のアンケートデータの処理方法を知る |
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第8回 | 先行研究の検討(7) 認知・学習① 発達理論 子どもの発達のアセスメント方法とその領域の研究方法を知る |
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第9回 | 先行研究の検討(8) 認知・学習② 状況的学習 環境が子どもの行動にあたえる影響の調査方法を知る (オンディマンド) |
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第10回 | 先行研究の検討(9) 実験的検討① 視覚 視覚の情報処理の研究方法を知る |
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第11回 | 先行研究の検討(10) 実験的検討② 行動 子どもの行動の分析方法を知る(マイクロ分析等) |
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第12回 | 先行研究の検討(11) データの分析方法①ナラティブアプローチ 子どもの行動観察したデータ(ビデオ等)の分析方法を知る |
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第13回 | 先行研究の検討(12) データの分析方法・心理統計 T検定、χ2検定等のデータ処理方法を知り、処理できるようになる |
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第14回 | 卒業研究の概要を発表① これまでの学習を踏まえ、自分の論文の概要を作成する。プレゼンテーションを行い、適切な伝え方を理解する。(半数の受講者) |
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第15回 | 卒業研究の概要を発表② これまでの学習を踏まえ、自分の論文の概要を作成する。プレゼンテーションを行い、適切な伝え方を理解する。(残り半数の受講者) |
授業外学習の課題 | 学習した内容を生かして、自分の研究論文に必要な先行研究を探し、読み込むこと 事前学習(1時間程度):次の授業の内容に関連する研究論文を検索し読んでくること 事後学習(2時間程度):授業で学んだことを復習し、習得すること |
履修上の注意事項 | *自身で論文を見つけ、課題を明確にする *ブレンド型授業を実施します(moodle使用) *公認欠席の配慮は次の通りです ・公認欠席は欠席にカウントしません ・プレゼンターション時に欠席した場合は、代替措置を講じます *5回以上欠席した場合(公認欠席を除く)は、単位を修得できません |
成績評価の方法・基準 | ・アクティブラーニング(60%):議論への参加状況(内容の理解40%・自己の論文への反映60%) ・プレゼンテーション(40%) |
テキスト | ・指定しない。 |
参考文献 | ・随時印刷して配布 |
主な関連科目 | 特別なニーズ教育の基礎と方法, 教育学演習Ⅱ・Ⅲ・Ⅳ, 特別支援教育概論, 重複・発達障害概論 |
オフィスアワー及び 質問・相談への対応 |
・Eメール及び電話で時間調整し、随時対応する。対応は、研究室で行います。 |
所属 | ナンバリングコード | 適用入学年度 | 配当年次 | 身につく能力 | ||||
知識・技能 | 思考力 | 判断力 | 表現力 | 協創力 | ||||
人文学部教育学科(演習科目群) | FHED31101 | 2017~2022 | 3・4 | - | - | - | - | - |
人文学部教育学科(演習科目群) | FHED31101 | 2023~2023 | 3・4 | ○ | ○ | - | - | ○ |
人文学部教育学科(演習科目群) | 23400 | 2024~2024 | 3・4 | ○ | ○ | - | - | ○ |