授業コード | 20054303 | 単位数 | 4 |
科目名 | 卒業論文 | クラス | 03 |
履修期 | 年間授業 | カリキュラム | *下表参考 |
担当者 | 高田 峰夫 | 配当年次 | *下表参考 |
授業の題目 | 卒業論文作成 |
学修の概要 | 卒業研究は、大学生活の締めくくりです。学生生活の中で学んできた全ての知識と考え方を動員して、自分で発見した問題に取り組み、十分な調査、慎重な検討の結果、それに対して一定の答えないしは方向性を提示するのです。したがって、いかに自分独自の問題発見をして、その問題に主体的に取り組むか、全てはそれにかかっています。 卒業研究は、他の授業と異なり、1人1人に対して個別の指導を行います。ただし、それでは個々バラバラの取り組みとなりかねないので、他の履修者と共に、相互に対する批判的な検証・議論の場を設ける予定です。 以下に、集まって相互に報告を行うことを念頭に置き、大体のスケジュールを記します。これを見ながら研究を進めると良いでしょう。 (複数名が順番で行うため、同じ内容が複数回ある場合がある。) |
学修の到達目標 | 卒業論文としてふさわしい内容の論文を仕上げて提出すること。 |
授業計画 | 第1回 | 個別に研究を進めますから、テーマ設定から論文作成まで、全て個別に行うことになります。その詳細は各自が、随時教員と相談の上で、自主的に決定して下さい。ただし、おおよその目安として、次のようなタイム・スケジュールを念頭に置いておくと良いでしょう。 教員からの説明と質疑 |
第2回 | 研究テーマ検討(第2回) | |
第3回 | 4月(遅くとも5月)までには研究テーマ設定。 | |
第4回 | 設定したテーマに関連する文献の読み込み。 | |
第5回 | 文献について報告 | |
第6回 | 研究テーマの具体化。 | |
第7回 | 研究テーマの具体化へのコメント | |
第8回 | 研究テーマの検証。 | |
第9回 | 研究テーマの検証を受けた修正 | |
第10回 | 必要な場合にはテーマ再設定。 | |
第11回 | 資料収集、読み込み。 調査実施の場合には、調査を計画、実施 |
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第12回 | 進捗状況報告 | |
第13回 | 進捗状況報告へのコメント | |
第14回 | 進捗状況報告へのコメントにリプライ | |
第15回 | 前期末までに問題の絞込みと資料収集。 調査実施の場合には、基本的な調査を終了。 夏季休暇を利用し、遅くとも休暇明けまでに研究の見通しを立てる。 |
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第16回 | 夏季休暇明け進捗報告 | |
第17回 | 中間報告 | |
第18回 | 修正、補足研究 | |
第19回 | 進捗状況報告 | |
第20回 | 進捗状況報告へのコメント | |
第21回 | 進捗状況報告へのコメントにリプライ | |
第22回 | 中間報告:修正を受けて | |
第23回 | 再修正、補足研究 | |
第24回 | 進捗状況報告:最終 | |
第25回 | 進捗状況報告へのコメント | |
第26回 | 進捗状況報告へのコメントにリプライ | |
第27回 | 最終報告 | |
第28回 | 微調整 | |
第29回 | 形式確認 | |
第30回 | 最終確認、提出へ |
授業外学習の課題 | 卒業論文は、基本的には研究成果をまとめて論文として提出することが主な内容です。したがって、授業内での指導は、その一部にしか過ぎません。授業外で、自主的に研究を進め、論文に仕上げることがむしろ重要になります。当然、それには一定の時間と労力を授業外で費やすことが不可欠です。 具体的には、毎回、指導を受けた後、次の指導時間までに、指導内容を吟味検討し、それを反映させる形で研究を進展させることが求められます。 |
履修上の注意事項 | 卒業論文で求める論文の水準は、卒業研究で求めるものとは大きく異なります。具体的には分量として卒業研究の倍以上、質的にも相応の内容を求めます。将来、大学院進学等を考えている人は、厳しい道にチャレンジして下さい。 なお、この授業を履修する人は高田担当の「卒業研究」を必ず同時に履修すること。 授業は個別指導とし、「対面授業形式」で実施します。 なお、コロナ禍のため、進行方式等に変更がありえます。まだ状況が流動的なため、事態の推移を見つつ判断することになることを承知しておいてください。 |
成績評価の方法・基準 | 卒業論文の評価は、主に結果である論文自体の出来いかんにかかっています(約50%)。ただし、途中の取り組み、指導内容をどのように研究に反映させるか等の部分も重要です(約50%)。 |
テキスト | なし |
参考文献 | 受講者各自のテーマに合わせ、適宜指示します。 |
主な関連科目 | 国際社会学演習AB、エリア・スタディーズ演習、ボーダースタディーズ演習 |
オフィスアワー及び 質問・相談への対応 |
個別の取り組みが必要なので、固定したオフィス・アワー等は設けません。 研究の進捗状況に伴い、随時受け付けます。 時間を調整後、面談の場を設けます。 その場で報告を聞いた上、指導します。 |
所属 | ナンバリングコード | 適用入学年度 | 配当年次 | 身につく能力 | ||||
知識・技能 | 思考力 | 判断力 | 表現力 | 協創力 | ||||
人文学部人間関係学科社会学専攻(社会学専門科目) | FHHS43901 | 2017~2022 | 4 | - | - | - | - | - |
人文学部人間関係学科社会学専攻(社会学専門科目) | FHHS43901 | 2023~2023 | 4 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |