授業コード | 20044602 | 単位数 | 2 |
科目名 | 社会意識論演習A(方法) | クラス | 02 |
履修期 | 前期授業 | カリキュラム | *下表参考 |
担当者 | 狩谷 あゆみ | 配当年次 | *下表参考 |
授業の題目 | メディアとジェンダーをめぐる社会意識 |
学修の概要 | 社会意識とは、ある社会集団の成員に共有されている意識(心性)であり、さまざまな階級・階層・民族・世代・職業などの社会集団ごとに、それぞれの客観的な存在条件によって規定される。この授業では、資料や文献を使用し、メディアとジェンダーをめぐる社会意識がどのように形成され、変化してきたのか、他方で時代や社会的状況が変化しても、どのような点が変化していないのかを理論的に考察していく。 |
学修の到達目標 | 社会意識に関する理論的枠組みと調査研究の方法を習得することができる。社会意識に関する社会現象を具体的事例を用いて分析する力を身につけることができる。 |
授業計画 | 第1回 | 授業概要、履修上の注意点、レジュメの作り方、報告の方法などを説明。次回からの報告担当者を決める。 |
第2回 | 社会意識に関する映像や新聞記事を使用したディスカッション | |
第3回 | 「まえがき」「1章 第七世代が浮き彫りにするテレビの問題点」 | |
第4回 | 「2章 人気バラエティー番組でのジェンダーの描かれ方」 | |
第5回 | 「3章 テレビ史から見える女性芸人というロールモデルと可能性」 | |
第6回 | 「4章 わきまえない女たち 女性芸人とフェミニズムとエンパワーメント」 | |
第7回 | メディアとジェンダーをめぐる社会意識 (オンデマンド) | |
第8回 | 「5章 バラエティー番組の暴力性 性的マイノリティをめぐる表現から」 | |
第9回 | 「6章 なぜワイドショーはずっとああいう感じなのか」 | |
第10回 | 「7章 フェミニズムの視点を取り入れた日本のドラマの変遷」「8章 三人の作家とフェミニズム」 | |
第11回 | 「9章『チェリまほ』とBLドラマの現在地」「10章 プロデューサーに聞く」 | |
第12回 | 「11章 フェミニズムから見る韓国ドラマクロニクル」 | |
第13回 | 「12章 画面の向こうとこちらをつなぐ“シスターフッド”」 | |
第14回 | メディアとジェンダーをめぐる社会意識に関するまとめ(オンデマンド) | |
第15回 | 「13章 わたしのためではない物語に親しむ」「あとがき」 |
授業外学習の課題 | 事前学修(2時間程度):報告担当者はレジュメを作成し、報告の準備をしておくこと。報告担当者以外は、事前にテキストを読んで意見をまとめておくこと。具体的な事例を考えておくこと。 事後学修(2時間程度):報告担当者は、授業内に受けたコメントや意見について考え、レジュメやレポートを加筆修正しておくこと。報告担当者以外も、授業内でディスカッションした内容について復習しておくこと。講義中にわからなかった用語については次回までに各自で調べること。 |
履修上の注意事項 | ブレンド型授業を実施する。Moodleを使用する。公認欠席時の資料は後日配布する。研究報告が公認欠席となる場合は代替措置で対応する。 |
成績評価の方法・基準 | 授業への取り組み(80%)、小レポート(20%)によって総合的に判断する。 |
テキスト | 西森路代,2021『「テレビは見ない」というけれど エンタメコンテンツをフェミニズム・ジェンダーから読む』青弓社 |
参考文献 | 林香里,田中東子編,2023『ジェンダーで学ぶメディア論』世界思想社 『毎日グラフ復刻版』かなえ出版(広島修道大学図書館データベース,Maruzen eBook Library) |
主な関連科目 | 社会意識論B、社会学理論 |
オフィスアワー及び 質問・相談への対応 |
授業終了後に質問や相談に応じる。課題に対するフィードバックは授業内あるいは授業後に随時対応する。 |
所属 | ナンバリングコード | 適用入学年度 | 配当年次 | 身につく能力 | ||||
知識・技能 | 思考力 | 判断力 | 表現力 | 協創力 | ||||
人文学部人間関係学科社会学専攻(専門演習科目) | FHHS34217 | 2017~2022 | 2・3・4 | - | - | - | - | - |
人文学部人間関係学科社会学専攻(専門演習科目) | FHHS34217 | 2023~2023 | 2・3・4 | - | ○ | - | ○ | ○ |