授業コード 20039300 クラス
科目名 英米の言語文化Ⅰ(イギリスの歴史と文化) 単位数 2
担当者 石井 善洋 履修期 前期授業
カリキュラム *下表参考 配当年次 *下表参考

授業題目 イギリスの歴史と文化    British History and Culture
授業の概要 イギリス史の必須事項を中心に説明し、関連する文化を紹介する。
現代のイギリスを形作ったのは、宗教改革から名誉革命までの諸事件、二大政党制、産業革命、大英帝国の建設・衰退である。ここに焦点を当てながらも、歴史の知識をただ教授するのではなく、文化的な事象と歴史を動かした人物の人間性にもふれるように努めたい。

授業ではノートテオキングを重視する。適宜映像媒体を使用するが、映像媒体についてもノートテイキングに努めること。
確認テストを1 回行う。
学習の到達目標 イギリスの地理、都市、文化圏、各時代の文化について理解できている。
イギリスの歴史を俯瞰できている。
宗教改革から名誉革命までの歴史的意味を理解できている。
授業計画 第1回 イギリスの地理と主要都市、文化圏、史跡について理解する
第2回 イギリスの歴史(1)—古代からヨーク朝の歴史について理解する
第3回 イギリスの歴史(2)—チューダー朝:ヘンリー8世と宗教改革について理解する
第4回 イギリスの歴史(3)—チューダー朝:エドワード6世とエリザベス1世の宗教改革について理解する
第5回 イギリスの歴史(4)—チューダー朝:エリザベス1世とメアリ・スチュワートの関係について理解する
第6回 イギリスの歴史(5)—スチュワート朝:絶対王政、ピューリタン革命、王政復古、名誉革命について理解する
第7回 確認テストと解説
第8回 イギリスの歴史(6) —ハノーヴァー朝:政治と文化について理解する
第9回 イギリスの歴史(7)—ハノーヴァー朝:産業革命、大英帝国の発展について理解する
第10回 イギリスの歴史(8)—ハノーヴァー朝:大英帝国の功罪について理解する
第11回 イギリスの歴史(9)—ハノーヴァー朝:ヴィクトリ女王とその時代について理解する
第12回 イギリスの歴史(10)—アイルランド問題について理解する
第13回 「ジェントルマン」について理解する
第14回 現代のイギリス王室について理解する
第15回 まとめ及び質疑応答
授業外学習の課題 キーワードを記したプリントを事前配布するので、予習した上で授業に臨むこと。
事前学習;予習に2時間程度、事後学習:知識の整理に2時間程度を要する。
履修上の注意事項 授業は対面で行う。

公認欠席を含め4回を超える欠席については単位を認めない。20 分以上の遅刻は1 回の欠席と見なす。欠席遅刻はそれぞれ4点、2点の減点とする。

公認欠席時のプリントは後日配布する。確認テスト時に公認欠席となる場合は代替措置で対応する。
成績評価の方法・基準 確認テスト30%、期末テスト70%、を目安に総合的に評価する。
テキスト プリントを配布する。
参考文献 下楠昌哉他著『イギリス文化入門』三修社、2022年
佐久間康夫他編著『概説イギリス文化史』ミネルヴァ書房、2004年
河北稔著『イギリス近代史講義』講談社現代新書、2010年。
井野瀬久美恵編『イギリス文化史入門』昭和堂、1992年。
近藤和彦著『イギリス史10講』岩波新書、2013年。
川成洋・長尾輝彦著『現代イギリス読本』マルゼン出版、2012年。
板倉厳一郎ほか著『映画でわかるイギリス文化入門』松柏社、2008年。
竹田いさみ著『世界史をつくった海賊』ちくま新書、2011年。
國分功一郎著『近代政治哲学―自然・主権・行政』ちくま新書、2015年。
湯沢 威著『鉄道の誕生―イギリスから世界へ』創元社、2014年。
モードリス・エクスタインズ著 金利光訳『春の祭典ー第一次世界大戦とモダン・エイジの誕生』みすず書房、2009年
その他のものは授業中にリストを配布する。
主な関連科目 英米の言語文化ⅠからⅥ
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
原則として質問、相談は講義後に行う。
試験結果のフィードバックは個別に行うので連絡すること。
(ishii-y@shudo-u.ac.jp)

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次 身につく能力
知識・技能 思考力 判断力 表現力 協創力
人文学部英語英文学科(専攻科目) 2014~2016 2・3・4 - - - - -
人文学部英語英文学科(英米の文化・文学) FHEN20201 2017~2022 2・3・4 - - - - -
人文学部英語英文学科(英米の文化・文学) FHEN20201 2023~2023 2・3・4 - -