授業コード | 20029205 | 単位数 | 4 |
科目名 | 卒業研究 | クラス | 05 |
履修期 | 年間授業 | カリキュラム | *下表参考 |
担当者 | 野村 浩也 | 配当年次 | *下表参考 |
授業の題目 | 「卒業論文」指導 |
学修の概要 | 個々のテーマに関する論文を作成するための研究指導を行なう。研究論文を書くためには社会学的教養を身につけなければならない。その訓練として、前期は、毎週、設定された課題に関する口頭発表を通してawarenessの向上を図る。その能力を前提に、夏季休暇期間中の受講生個々人による文献研究を設定する。後期は、卒業研究論文完成を目指して個々のテーマに基づいた発表を毎週実施する。 |
学修の到達目標 | 「卒業論文」の完成 |
授業計画 | 第1回 | 「卒業論文」とは何か |
第2回 | 論文の書き方 | |
第3回 | 研究テーマの設定 | |
第4回 | 研究スケジュールを立てる | |
第5回 | テーマ設定の検証 | |
第6回 | 書くための目次構成方法 | |
第7回 | 書くための目次の書き方 | |
第8回 | 書くための目次の階層 | |
第9回 | 論文作法01 文脈を考える | |
第10回 | 論文作法02 引用の意図 | |
第11回 | 論文作法03 引用文献の挙示 | |
第12回 | 論文作法04 文章の見直し | |
第13回 | 文献表示の仕方 | |
第14回 | 文献リストの書き方 | |
第15回 | 中間報告 | |
第16回 | 調査データの取得法 | |
第17回 | 調査倫理と研究倫理 | |
第18回 | 調査記録の方法 | |
第19回 | 文献読解 | |
第20回 | 読書記録の作成法 | |
第21回 | 先行研究のレビュー | |
第22回 | 研究課題の設定 | |
第23回 | 社会学的研究視角 | |
第24回 | 研究動機の明示 | |
第25回 | 論文のアウトライン | |
第26回 | データ解釈 | |
第27回 | データ分析 | |
第28回 | 草稿の作成 | |
第29回 | 完成稿の作成 | |
第30回 | 「卒業論文」報告会 |
授業外学習の課題 | ・事前学習(2時間以上):「卒業論文」作成に必要な文献を精読すること。その上で、発表原稿作成のために時間をかけて準備すること。 ・事後学習(2時間以上):発表原稿を再読し、考えたことを可能なかぎり文章として書き残しておくこと。 ・課題:毎週一冊以上は卒業論文作成に必要な文献を精読し、発表原稿を読み直して考えを文章化すること。 |
履修上の注意事項 | ・対面授業を実施する ・本卒業研究を履修するための条件は、講義科目「文化社会学B(前期)」と「カルチュラル・スタディーズB(後期)」(どちらも金曜4限)を併せて履修することである。 ・授業は毎週火曜の3限から実施する(於・3号館226野村研究室)。 ・カルチュラル・スタディーズ演習未履修者もしくは文化社会学演習未履修者は本卒業研究履修前に必ず相談すること。 ・無断欠席しないこと。 |
成績評価の方法・基準 | 研究への取り組み10%、「卒業論文」90%で評価する。 |
テキスト | 授業時間内に提示する。 |
参考文献 | エドワード・サイード『オリエンタリズム』平凡社 フランツ・ファノン『地に呪われたる者』みすず書房 マルコムX『マルコムX自伝(上・下)』中央公論新社 ポール・ギルロイ『ブラック・アトランティック』月曜社 |
主な関連科目 | カルチュラル・スタディーズ演習A・B、文化社会学演習A・B、文化社会学B、カルチュラル・スタディーズB |
オフィスアワー及び 質問・相談への対応 |
(1)毎週火曜に質問を受け付ける。 (2)その他にも空き時間に研究室にて随時質問を受け付ける。 (3)発表原稿へのフィードバックを授業時間中に行なう。 |
所属 | ナンバリングコード | 適用入学年度 | 配当年次 | 身につく能力 | ||||
知識・技能 | 思考力 | 判断力 | 表現力 | 協創力 | ||||
人文学部人間関係学科社会学専攻(社会学専門科目) | FHHS33401 | 2017~2022 | 4 | - | - | - | - | - |
人文学部人間関係学科社会学専攻(社会学専門科目) | FHHS33401 | 2023~2023 | 4 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
人文学部社会学科(専門演習科目) | 24400 | 2024~2024 | 4 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |