授業コード 20025801 クラス 01
科目名 情報リテラシー 単位数 2
担当者 広田 ともよ 履修期 前期授業
カリキュラム *下表参考 配当年次 *下表参考

授業題目 情報活用能力とモラルの修得(Improving information literacy and moral)
授業の概要 知識やモラルをふまえた情報リテラシーを身につける。WordやExcelを学ぶ科目は別途用意されているため、それら以外のコンピュータ・情報関連のことを全般的に幅広く学ぶ。この授業で扱う内容は、これからの大学生活において実践的に使えるものも多く、ひいては卒業後にも一般社会人として最低限知っておきたい知識やマナーとも重なるため、しっかり身につけてほしい。
学習の到達目標 1.学内及び自宅等のコンピュータ利用環境を理解し、自立して活用できるようになる。
2.メールなどコンピュータを用いたコミュニケーションが常識的に正しくできるようになる。
3.情報検索・活用・管理・発信等が、法令・モラル等を守って的確にできるようになる。
4.文献リストを作成することができるようになる。
5.PC・周辺機器・ソフト等について、自分で的確に選択・活用できるようになる。
6.情報化する社会のトレンドと方向性を理解する。
授業計画 第1回 イントロダクション、学内コンピュータ利用環境、alphaアカウントの扱い方、Moodleの使い方、タイピング
授業の全体像と学内のコンピュータ利用環境やルールを理解する
第2回 Gmailの設定、メールとSNS、メールの書き方とマナー、文字入力
メールでのやりとりが常識的に正しくできるようになる
第3回 コンピュータの種類、OSやアプリケーションソフトの基礎、WindowsとMacの相違点、Gmailの諸機能、文字入力
社会にはいろいろなコンピュータがあることを知り、その特徴や相違点等を理解する
第4回 ファイル管理、記憶デバイス、ファイル形式、拡張子、形式変換
ファイルにはいろいろな種類や特徴があることを知り、やりとりや自己管理が適切にできるようになる
第5回 デバイスを介したコミュニケーション
コミュニケーションの基本構図とデバイスを介する場合の特徴を理解する
第6回 情報検索技術、演算子、データベース
検索技術の向上とデータベースを理解する
第7回 文献検索、文献リスト作成のルール
さまざまな種類の文献を検索できるようになり、文献リスト作成に必要な情報を効率よく記録することができるようになる
第8回 文献リスト作成実習
自分でテーマを決め、文献リストをルールに則り正しく作成する
第9回 情報社会における法規制とコンプライアンス、著作権
法・ルール・マナー等の違いを理解し、法規制の種類、特に著作権について理解する
第10回 コンピュータ概論(1) 5大装置
コンピュータ5大装置の役割・種類・性能レベルについて理解する
第11回 コンピュータ概論(2) 周辺機器
コンピュータ周辺機器の役割・種類・性能レベルについて理解する
第12回 コンピュータ概論(3) OS、アプリ
コンピュータのOS、アプリの種類・特徴等について理解する
第13回 技術革新と社会変動
技術革新と社会変動との関連性を具体的に理解する
第14回 高度情報化社会におけるトレンド
トレンド技術や用語を具体的に知ることで高度情報化社会の方向性を理解する
第15回 身近にひそむ危険と対策、Webの光と影など
高度情報化における技術やツールは良い面・悪い面が表裏一体であることを理解する
授業外学習の課題 1.事前学修(2時間程度):講義の最後もしくはmoodleにて次回の講義のテーマや範囲を発表するので、各自で教科書の該当する範囲を読み込み、不明な用語や周辺知識などについてできる限り調べて予備知識を集めておくこと。
2.事後学修(2時間程度):授業で学んだ用語や操作等について再確認をし、曖昧な点は各自で調べたり、人に聞くなどして、次回までにしっかり身につけてくること。
3.研究したいテーマを各自決定し、関連する文献を複数探し、リストを作成する課題を出す回がある。
4.担当キーワードの発表のために、下調べや資料等作成の課題を出す回がある。
5.PC操作の基礎となるタイピングの能力向上のため、自主的にトレーニングすること。
履修上の注意事項 1.授業計画は状況に応じて順序を入れ替えたり適宜調整することがある。
2.発表する回の遅刻や欠席は、クラス全体に対し悪影響を及ぼすので注意すること。
3.公認欠席への配慮について:Moodleや教科書等を見て各自でリカバリーすることが基本となります。配布資料は基本的にMoodleにUPしてありますが、UPできないものがあった場合は後日配布します。欠席減点はしませんが、授業への取り組みが重要となる講義の性質上、出席と同等とみなすことはできません。単位認定要件に影響しないよう配慮できるか否かは、他の一般出席学生との公平・公正性の観点をふまえ、公認欠席回以外の受講状況やリカバリーの遂行状況などから判断します。発表回に公認欠席となる場合は日程調整で対応するなど考慮します。
成績評価の方法・基準 100点満点で、授業への取り組み(提出物含む)30%、レポート20%、発表20%、期末試験30% を目安に総合的に評価する。
テキスト 1.『よくわかる ICTの知っておきたい基礎知識』2018,FOM出版
2.『改訂4版 情報モラル&情報セキュリティ』2021,FOM出版
参考文献 都度、紹介する。
主な関連科目 社会学情報処理I、情報基礎演習
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
1.直接、授業前後の時間に対応することを基本とします。
2.登校日の火・金曜(講師控室か授業教室あたり)であれば対応できる場合もあります。
3.毎回Moodle上で記述するミニッツペーパー課題があるので、こちらに追記することができます。次回授業時等に回答します。

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次 身につく能力
知識・技能 思考力 判断力 表現力 協創力
人文学部人間関係学科社会学専攻(社会学情報処理系科目) FHHS12001 2017~2022 1・2・3・4 - - - - -
人文学部人間関係学科社会学専攻(社会学情報処理系科目) FHHS12001 2023~2023 1・2・3・4 - - - -
人文学部社会学科(社会学情報処理科目) 24200 2024~2024 1・2・3・4 - - - -