授業コード | 20020700 | 単位数 | 2 |
科目名 | 西洋文化史 | クラス | |
履修期 | 後期授業 | カリキュラム | *下表参考 |
担当者 | 山尾 涼 | 配当年次 | *下表参考 |
授業の題目 | 西洋文化史 |
学修の概要 | 人類史における最大の犯罪ともいわれるナチス・ドイツによるホロコースト(*主にユダヤ人に対する組織的な大量虐殺)はなぜ起こったのでしょうか。ドイツ文化史におけるユダヤ人の問題に焦点を当てながら、西洋文化の歴史における暗い〈歪み〉について学んでいきます。適宜、映像資料を用いて、視覚的な理解も促します。シラバスの授業計画は、講義の進行状況に応じて変更することがありますのでご了承ください。 11/7 第7回目 オンデマンド授業 |
学修の到達目標 | ①ドイツとユダヤ人の歴史に関して基礎的な知識を獲得する。 ②ホロコーストに至るまでの過程を理解して、第二次世界大戦以降の人類の課題について記述することができるようになる。 |
授業計画 | 第1回 | ホロコーストとは ホロコーストという言葉について説明できるようになる。 |
第2回 | ユダヤ人の定義 ユダヤ人について定義できるようになる。 |
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第3回 | ディアスポラ ディアスポラに至るまでのユダヤ人の歴史について大まかに説明できるようになる。 |
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第4回 | 迫害の理由と背景 古代から中世にかけて行われたユダヤ人に対する迫害について大まかに説明できるようになる。 |
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第5回 | 金貸し業 ユダヤ人と金貸し業の関係について説明できるようになる。 |
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第6回 | ゲットー ゲットーについて大まかに説明できるようになる。 |
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第7回 | ルターとユダヤ人 (オンデマンド授業) ルターによるユダヤ人迫害について説明できるようになる。 |
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第8回 | 啓蒙時代のユダヤ人 広域商取引と宮廷ユダヤ人について説明できるようになる。 |
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第9回 | 同化ユダヤ人 東方ユダヤ人と西洋ユダヤ人について説明できるようになる。 |
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第10回 | 反ユダヤ主義 第一次世界大戦前後の反ユダヤ主義について説明できるようになる。 |
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第11回 | 第三帝国時代のユダヤ人 ナチス・ドイツと人種差別政策について大まかに説明できるようになる。 |
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第12回 | ナチス・ドイツはファシズムか? ファシズムを定義できるようになり、ナチス・ドイツとの関連を考察できるようになる。 |
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第13回 | 反ユダヤ的政策 ナチス・ドイツの反ユダヤ的政策について説明できるようになる。 |
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第14回 | ドイツ市民とナチス ナチスのイデオロギーに対するドイツにおける反応について説明できるようになる。 |
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第15回 | アイヒマン裁判 ホロコーストはなぜ起こったのか 総括 アーレントの『エルサレムのアイヒマン』とアイヒマン裁判について学び、ホロコーストが行われた一因について説明できるようになる。 |
授業外学習の課題 | 事前学修(2時間程度):次回の講義テーマに関して各自でできるかぎり調べて予備知識を集めておくこと。 事後学修(2時間程度):講義中にわからなかった用語について、次回までに各自で調べること。 |
履修上の注意事項 | ナチス政策やヒトラーを擁護もしくは信奉する発言や記述をする学生に対しては、受講を取りやめてもらうことがあります。また、第二次世界大戦中の映像資料を視聴することもあります。講義資料は大学生の学びにふさわしい範疇から選びますが、そういった映像が極度に苦手な方は受講を控えるか、もしくは事前に相談をしてください。欠席(公認欠席含む)および出席は成績評価の対象とはなりません。 座席は指定です。 履修上必要なもの 1.ノート(ルーズリーフ可)。必ず板書をしてください 2.ドイツとユダヤの歴史に対する興味関心 ブレンド型授業を実施します。使用プログラムはMoodleです。 |
成績評価の方法・基準 | 100点満点の定期試験(記述式)で評価をします。 欠席(公認欠席含む)および出席は成績評価の対象とはなりません。 私語や不要な出入り、その他の理由で円滑な講義の実施を妨げたものは、試験から25点を減点するか、または今後の受講を禁じます。 |
テキスト | 必要なプリントは適宜配布します。 |
参考文献 | 『ホロコースト ナチスによるユダヤ人大量殺戮の全貌』芝健介著、中公新書、2008年。そのほかは講義中に紹介します。 |
主な関連科目 | 西洋文化論、ドイツ文学、文化論、上級外国語(ドイツ語)、言語と文化Ⅲ・Ⅳ、ドイツ語Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・Ⅳ |
オフィスアワー及び 質問・相談への対応 |
講義の前後や、メールでも大丈夫です。メールでの質問方法に関しては、初回に説明します。 |
添付ファイル | 記述式テスト採点ルーブリック ver2.pdf | 説明 |
所属 | ナンバリングコード | 適用入学年度 | 配当年次 | 身につく能力 | ||||
知識・技能 | 思考力 | 判断力 | 表現力 | 協創力 | ||||
人文学部人間関係学科社会学専攻(人文学部総合科目) | FHHS20201 | 2017~2022 | 2・3・4 | - | - | - | - | - |
人文学部人間関係学科社会学専攻(人文学部総合科目) | FHHS20201 | 2023~2023 | 2・3・4 | ○ | ○ | - | - | - |
人文学部教育学科 | - | 2017~2018 | 2・3・4 | - | - | - | - | - |
人文学部教育学科 | FHED24316 | 2019~2022 | 2・3・4 | - | - | - | - | - |
人文学部教育学科 | FHED24316 | 2023~2023 | 2・3・4 | ○ | ○ | - | - | - |
人文学部教育学科(人文学部総合科目) | 23300 | 2024~2024 | 2・3・4 | ○ | ○ | - | - | - |
人文学部英語英文学科(人文学部) | - | 2014~2016 | 2・3・4 | - | - | - | - | - |
人文学部英語英文学科(人文学部総合科目) | FHEN20001 | 2017~2022 | 2・3・4 | - | - | - | - | - |
人文学部英語英文学科(人文学部総合科目) | FHEN20001 | 2023~2023 | 2・3・4 | ○ | ○ | - | - | - |
人文学部英語英文学科(人文学部総合科目) | 22300 | 2024~2024 | 2・3・4 | ○ | ○ | - | - | - |
人文学部社会学科(人文学部総合科目) | 24300 | 2024~2024 | 2・3・4 | ○ | ○ | - | - | - |