授業コード | 12062626 | 単位数 | 2 |
科目名 | ゼミナールⅢ | クラス | 26 |
履修期 | 後期授業 | カリキュラム | *下表参考 |
担当者 | 中園 宏幸 | 配当年次 | *下表参考 |
授業の題目 | 社会科学の分析方法を学ぶ |
学修の概要 | 本講義では、社会・経営現象を分析するために必要な分析手法を輪読と実践を通じて学習します。 本講義では、ゼミ形式のグループ学習を行います。グループ内での役割分担によって、受講者自身に組織の一員を経験していただきます。 ゼミナールの取り組みによって、①知識・技能、②課題の発見と解決、③主体性と協働・協創を養います。 |
学修の到達目標 | 社会科学的思考について説明できるようになること。 ある社会現象を他者にわかりやすく伝えられるようになること。 主体的に取り組み協働ができるようになること。 分析の構想をプレゼンテーションとレポートにまとめられること。 |
授業計画 | 第1回 | オリエンテーション:ゼミナールの進め方を理解する |
第2回 | 学会賞受賞論文を入手して読解できるようになる | |
第3回 | 説明の枠組みを設計できるようになる | |
第4回 | 研究テーマを探る: 課題提起ができるようになる | |
第5回 | 研究テーマを探る: ディスカッションを通じて研究テーマを深められるようになる | |
第6回 | 科学の条件としての反証可能性とは何かを理解する | |
第7回 | 問いを考える: 問題関心と問いの違いを理解する | |
第8回 | 問いを考える: ディスカッションによって問いを設定できるようになる | |
第9回 | 観察,説明,理論とはなにかが説明できるようになる | |
第10回 | 問いを育てる: リサーチデザインに基づいて問いを再考できるようになる | |
第11回 | 問いを育てる: ディスカッションによって他者の意見をもとに問いを再設定できるようになる | |
第12回 | 推論としての記述とは何かを理解する | |
第13回 | プレゼンテーションで発表するために必要なことを理解する【オンデマンド】 | |
第14回 | 文章で伝えるために必要なことを理解する【オンデマンド】 | |
第15回 | 研究成果の報告によって半期の内省ができるようになる |
授業外学習の課題 | 事前学習課題としては、テキストや課題論文の内容を理解するためのレジュメ作成および自らの研究にかかわるレジュメ作成を与える。3時間程度の時間を要する。 事後学習としては1時間程度で各回の議論内容を整理することが求められる。 |
履修上の注意事項 | ブレンド型授業形態を採用する。 本講義は対面授業を実施する。 講演を行う可能性がある。その際には、講義計画が多少変更する可能性がある。 本講義では、Google Classroomを用いて資料管理を行う。 なお、公認欠席は欠席として扱うが単位認定要件には影響しないよう配慮する。 |
成績評価の方法・基準 | 報告・討論(80%)、課題・レポート(20%) |
テキスト | トーマス・S・マラニー, クリストファー・レア(2023)『リサーチのはじめかた』筑摩書房。 |
参考文献 | 戸田山 和久(2022)『最新版 論文の教室』NHK出版。 佐藤 郁哉(2021)『ビジネス・リサーチ』東洋経済新報社。 酒井 聡樹(2017)『これからレポート・卒論を書く若者のために 第2版』共立出版。 酒井 聡樹(2018)『これから学会発表する若者のために 第2版』共立出版。 佐渡島 紗織・吉野 亜矢子(2021)『これから研究を書くひとのためのガイドブック[第2版]』ひつじ書房。 入山 章栄(2019)『世界標準の経営理論』ダイヤモンド社。 田中 草大(2022)『#卒論修論一口指南』文学通信。 石原 尚(2021)『卒論・修論研究の攻略本:有意義な研究室生活を送るための実践ガイド』森北出版。 |
主な関連科目 | |
オフィスアワー及び 質問・相談への対応 |
講義終了後に対応。 オフィスアワーについては、初回講義時にお知らせする。 報告レジュメについては各回の報告後にフィードバックを行う。 レポートのフィードバックはGoogle Classroom上で行う。 |
所属 | ナンバリングコード | 適用入学年度 | 配当年次 | 身につく能力 | ||||
知識・技能 | 思考力 | 判断力 | 表現力 | 協創力 | ||||
商学部経営学科(F群) | FCBA36031 | 2018~2022 | 3・4 | - | - | - | - | - |
商学部経営学科(F群) | FCBA36031 | 2023~2023 | 3・4 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |