授業コード 12062624 単位数 2
科目名 ゼミナールⅢ クラス 24
履修期 前期授業 カリキュラム *下表参考
担当者 世良 和美 配当年次 *下表参考

授業の題目 組織のマネジメントを企業の事例で考える
学修の概要 3年次前期のゼミでは、2年次に進めた経営学の基礎的知識の学習を継続しつつ(理論面)、身近な企業事例の調査分析(実践面)に取り組む。
具体的には、引き続きテキストの輪読、レジュメの作成、報告、議論等を重ねるとともに、グループ単位で、広島の身近な企業を選定し事例調査及び分析等の活動に取り組む。これら理論と実践をつなぐためのスキルとして、文章作成技術、論理的思考法、調査方法等についても、随時触れていく。
学修の到達目標 1.主要な経営理論が、実際の企業の事例で理解できる。
2.1.を援用し、企業分析ができる。
授業計画 第1回 ガイダンス(講義の進め方、スケジュール)
 授業の概要や到達目標を理解し、自分なりのゴールイメージを描く
第2回 テキスト第7章 企業の採用と人材育成
 テキスト第7章に沿って、企業の人材採用の視点や人材育成手法に関する基礎知識を得る
第3回 企業の事例調査① 問いを立てる
 企業の事例調査に際し、問いを立て、事例調査の出発点を築く
第4回 テキスト第8章 企業の評価と報酬
 テキスト第8章に沿って、企業の人事評価手法に関する基礎知識を得る
第5回 企業の事例調査② 関連データや文献を調査する
 企業の事例調査に際して立てた問いについて、関連データや文献を調査し掘り下げる
第6回 企業見学の準備
 企業見学に際して事前に見学のポイントを策定し、有意義な見学へと繋げる
第7回 企業の事例(企業見学等)
 近隣の企業/工場を見学し、学んだ理論を実例に照らして理解する
第8回 企業見学のまとめ(報告レポートの作成)
 企業見学した結果を整理して報告レポートにまとめ、記録と伝達スキルを習得する
第9回 テキスト第9章 企業の動機づけとリーダーシップ
 テキスト第9章に沿って、動機づけやリーダーシップ理論に関する基礎知識を得る
第10回 企業の事例調査③ 質問項目を設定する
 企業の事例調査の一環として、企業訪問を想定した質問項目を設定し目的を明確化する
第11回 企業の事例調査④ 企業訪問等の計画立案
 企業の事例調査の一環として、企業訪問を想定した計画を立案する
第12回 学生自由報告①
 ここまでの企業の事例調査結果を報告し討論する(第1グループ)
第13回 学生自由報告②
 ここまでの企業の事例調査結果を報告し討論する(第2、第3グループ)
第14回 学生自由報告③
 ここまでの企業の事例調査結果を報告し討論する(第4グループ)
第15回 まとめ
 第1~14回を振り返って自ら描いたゴールイメージと照合・チェックし、次ステップに繋げる
授業外学習の課題 1.予習(テキストを読んでくる)
2.報告時はレジュメ・資料を作成
3.情報収集
予習(2時間程度): 毎講義の最後に次回の講義のテーマを予告するので、各自で必ずテキストの該当箇所を読んでくるとともに、できるだけ予備知識・関連事項を調べて講義に臨んでください。
復習(2時間程度): テキスト、レジュメ、ノート等を用いて復習し、講義内容を整理するとともに、不明点は各自で調べて次回の講義に臨んでください。
履修上の注意事項 ・対面授業で実施します。
・テキストを読んでくること。
・報告担当者はしっかり準備をすること。
・活発に議論すること。
・企業見学/訪問やゲストスピーカー等を組み込む可能性があります。
公認欠席について
・公認欠席は欠席として扱いますが、単位認定要件または期末試験の受験要件には影響しないよう配慮します。
・公認欠席認定の流れ: 学生は教学センターへ公認欠席届を提出し、教学センターが申請書、必要書類を確認して公認欠席と認めたものについて、教員に連絡する。
・公認欠席など出欠に関する措置については、第1回(イントロダクション)で詳しく説明します。
成績評価の方法・基準 報告・討論60%、レポート・受講態度40%で評価します。
ただし、全体で5回以上欠席の場合は、評価対象外とします。
テキスト 井上善海・遠藤真紀・山本公平編著『企業経営入門』中央経済社、2022年4月。
参考文献 適宜指示する。
主な関連科目 経営学関係、企業の社会的責任
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
ゼミの時に積極的に質問して下さい。

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次 身につく能力
知識・技能 思考力 判断力 表現力 協創力
商学部経営学科(F群) FCBA36031 2018~2022 3・4 - - - - -
商学部経営学科(F群) FCBA36031 2023~2023 3・4