授業コード 12062521 単位数 2
科目名 ゼミナールⅡ クラス 21
履修期 後期授業 カリキュラム *下表参考
担当者 井奈波 晃 配当年次 *下表参考

授業の題目 財務会計の研究手法 ゼミナールⅡ(The Method of Accounting Research Ⅱ)
学修の概要 卒業論文の執筆にむけて、財務会計に関する基礎知識および研究手法の習得を目的とします。
ゼミナールⅠからⅣまでを履修することで、卒業論文を執筆するために必要な知識・能力を得ることを目指します。

本授業では、アカデミックな文章を書く力の習得を目指します。
そのために輪読と問題演習を実施します。

輪読は文章執筆の方法に関する文献を扱います。
それをふまえて問題演習を行い、アカデミックな文章を書く力の習得を目指します。
問題の解答について議論することで、同時に聞く力・話す力の習得も目指します。

また会計の基礎知識を習得するために、日商簿記検定の取得を推奨しています。
学修の到達目標 ①アカデミックな文章を書く力を習得すること。
②聞く力・話す力を習得すること。
③報告や議論をする経験を積むこと。
④日商簿記検定を取得すること。
授業計画 第1回 ガイダンス
本授業の概要と進め方について理解する。
第2回 学術的な文章とはどのような文章か
学術的な文章について理解する。
第3回 一文一義で書く
一文一義について理解する。
第4回 語句を明確に使う
語句の明確な使い方について理解する。
第5回 「マップ」を作って書く
文章執筆における「マップ」の作り方について理解する。
第6回 「パラグラフ」を作る【オンデマンド】
パラグラフについて理解する。
第7回 主張を根拠で支える【オンデマンド】
主張を根拠で支える方法について理解する。
第8回 論点を整理する
論点を整理する方法について理解する。
第9回 抽象度の調節をする
抽象度を調節する意味について理解する。
第10回 参考文献を示す
参考文献の書き方について理解する。
第11回 「ブロック引用」をする
ブロック引用の方法について理解する。
第12回 要約引用をする
要約引用の方法について理解する。
第13回 図や表を作る
図や表の使い方について理解する。
第14回 「私語り」から脱出する
「私語り」の問題点について理解する。
第15回 外来語と専門用語を扱う、推敲・校正をする
外来語と専門用語の使い方について理解する。推敲・校正の方法について理解する。
授業外学習の課題 事前学修(2時間程度):次回の授業で取り扱う内容が事前に判明している場合は、該当する資料等に目を通し、既習の内容を整理してから授業に参加するようにしてください。
事後学修(2時間程度):授業で扱った論点について、改めて内容を整理してください。前回の授業で消化が不完全であった箇所については、調べなおして確認するようにしてください。
履修上の注意事項 *公認欠席制度の配慮内容は以下の通りです。
 ・公認欠席は欠席として扱いますが、単位認定要件または期末試験の受験要件には影響しないよう配慮します。
 ・公認欠席時の資料は後日配付します。
 ・小テストやプレゼンテーション時に公認欠席となる場合、追試または代替措置で対応します。
*無断欠席は避けるようにしてください。
*報告担当回にやむをえず休む場合は、報告者を代わってもらうようにしてください。
*6回以上欠席した、課題を提出していない、不正行為をした(不正を疑われる行為も含む)、のいずれかに該当する場合は、単位を認定しません。
*担当日に報告を忘れた場合や教科書等の必要なものを持っていない場合は、欠席として扱います。
*履修者の理解度や進度を鑑みて、計画が変更となることがあります。
*テキストは必ず最新版を使用してください。
*ブレンド型授業を実施します。Google Classroomを使用します。クラスコードは第1回授業で提示します。
*履修者の受講状況を考慮して、期末試験を実施する可能性があります。
成績評価の方法・基準 学習内容に対する理解度(40%)、授業への取り組み姿勢(60%)で評価します。
出席そのものは加点対象としません。

※期末試験を実施する場合は、期末試験(100%)で評価します。
テキスト ・佐渡島沙織、吉野亜矢子『これから研究を書く人のためのガイドブック[第2版]』ひつじ書房、2021年。

※もし最新版がある場合は、そちらを使用してください。
参考文献 ・大出敦、直江健介『アカデミック・スキルズ プレゼンテーション入門』慶應義塾大学出版会、2020年。
・川喜田二郎『発想法 改版』中公新書、2017年。
・河野哲也『レポート・論文の書き方入門(第4版)』慶應義塾大学出版会、2018年。
・佐藤望、他『アカデミック・スキルズ(第3版) 大学生のための知的技法入門』慶應義塾大学出版会、2020年。
・千葉大学『千葉大学 人文社会科学教科書シリーズ No.3 プレゼンテーションの基礎』千葉大学大学院人文社会科学研究科 教育・学修支援研究会。
・戸田山和久『思考の教室』NHKブックス、2020年。
・戸田山和久『最新版 論文の教室』NHKブックス、2022年。
・森重湧太『一生使える見やすい資料のデザイン入門 完全版』インプレス、2016年。
・野矢茂樹『論理トレーニング101題』産業図書、2001年。
・野矢茂樹『新版 論理トレーニング』産業図書、2006年。
・松本茂、河野哲也『大学生のための「読む・書く・プレゼン・ディベート」の方法 改訂第二版』玉川大学出版部、2015年。
・宮野公樹『学生・研究者のための使える!PowerPointスライドデザイン 伝わるプレゼン1つの原理と3つの技術』化学同人、2009年。
・宮野公樹『学生・研究者のための伝わる!学会ポスターのデザイン術』化学同人、2011年。
・T・W・クルーシアス・C・E・チャンネル著、杉野俊子・中西千春・河野哲也訳『大学で学ぶ議論の技法』慶應義塾大学出版会、2004年。

※もし最新版がある場合は、そちらを使用してください。
主な関連科目 ゼミナール科目
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
質問・相談は受講生全員で共有し、可能な限り時間内の解決を目指します。
またGoogle Classroom上の質問フォームで対応します。
授業内容に関する質問は受講生全員で共有します。

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次 身につく能力
知識・技能 思考力 判断力 表現力 協創力
商学部経営学科(F群) FCBA26021 2018~2022 2・3・4 - - - - -
商学部経営学科(F群) FCBA26021 2023~2023 2・3・4