授業コード | 12015851 | 単位数 | 2 |
科目名 | 情報処理 | クラス | 51 |
履修期 | 後期授業 | カリキュラム | *下表参考 |
担当者 | 高濱 節子 | 配当年次 | *下表参考 |
授業の題目 | 表計算ソフトによる表・グラフの作成と情報の分析 |
学修の概要 | 現在,ビジネスの現場ではデータ処理やデータ分析のツールとして,さらには,情報の可視化ツールとして表計算ソフトが多く利用されている.表計算ソフトでは,表の形式でデータ集計を行い,グラフを用いて情報の可視化を行います.表計算ソフトを用いたデータの集計・分析・可視化作業は,データの特徴やデータ分析の目的によって,適切な表の形態やグラフの形態が異なる. この授業では,正確かつ効率的な表計算ソフトの操作方法,基本的な関数や機能を利用したデータ集計方法,適切な表とグラフの形態の選択と作成方法について学習する. 授業は,例題を使用した解説を受けながらの例題の操作演習と各回に学習した内容の理解を確認する課題をセットに行う. 表計算ソフトとしては,ビジネスの現場で最も使われており,本学情報センターの情報演習室のPCにインストールされている表計算ソフトの1つであるMicrosoft Excelを用います. この授業の講義内容は, 高等学校「商業」の『情報処理』の指導項目の一部に対応してる. なお,通常の講義に加えて,Google Classroom(GC)を利用する. |
学修の到達目標 | ・Microsoft Excel(Excel)を正確,かつ迅速に操作できるようになる. ・数学・統計・検索・集計機能などの操作ができるようになる. ・適切なグラフ化処理ができるようになる. |
授業計画 | 第1回 | ガイダンス:授業の進め方,評価方法について説明する. GCへの登録を完了する. コンピュータの基礎知識 ・OS(オペレーティングシステム)によるファイル管理であるディレクトリ管理について学習する. ・表計算ソフト(Excel)の基本仕様について学習する. ・情報センターの演習環境を理解し,説明できるようになる. ・表計算ソフトの基本仕様について,用語を正しく使えるようになる. |
第2回 | 表作成の基本操作 ・今回から2回にわたって,「見やすい表」を作るための基本操作と考え方について学習する. ・講義内容を確認する演習を行う. ・どこに何のデータが記載されているのかが一目で分かる表を作れるようになる. |
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第3回 | シートとセルに対する操作 ・前回の授業からさらに進んだ「見やすい表」を作るための基本操作と考え方について学習する. ・講義内容を確認する演習を行う. ・今回の授業で学習した基本操作を用いて,どこに何のデータが記載されているのかが一目で分かる表を作れるようになる. |
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第4回 | 関数① ・今回から4回にわたって,職場や業務内容にかかわらず,覚えておく必要がある関数について学習する. ・今回は,Excel関数を使うメリットとデメリットについて学習する. ・基本的な関数(合計値,最大値,最小値,四捨五入,切り上げ,切り捨てのための関数), エラー時の表示内容を設定する関数の使い方と使用上の留意点について学習する. ・講義内容を確認する演習を行う. ・今回の授業で学習した関数を用いて,指定された処理が正しく行えるようになる. |
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第5回 | 関数② ・計算結果によって表示内容を変更する処理方法について学習する. ・論理式の計算結果に応じて異なる処理をする,IF関数,IFS関数,SUMIF関数の使い方と使用上の留意点について学習する. ・講義内容を確認する演習を行う. ・今回の授業で学習した関数を用いて,指定された処理が正しく行えるようになる. |
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第6回 | 関数③ ・前回の授業に引き続き,計算結果によって表示内容を変更する処理方法について学習する. ・論理式の計算結果に応じて異なる処理をする,SUMIFS関数,COUNTIF関数,COUNTIFS関数の使い方と使用上の留意点について学習する. ・講義内容を確認する演習を行う. ・今回の授業で学習した関数を用いて,指定された処理が正しく行えるようになる. |
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第7回 | 関数④ ・型番や商品IDを入力したら自動的に商品名や価格が表示される,検索キーをもちいてマスターデータから目的のデータを抽出する「表引き」という仕組みについて学習する. ・表引きを実現するVLOOKUP関数の使い方,エラー値に対する対応方法,マスターデータの完全性を維持するための方法について学習する. ・講義内容を確認する演習を行う. ・今回の授業で学習した関数を用いて,指定された表引き処理が正しく行えるようになる. |
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第8回 | 中間試験と中間まとめ ・第2回~第7回までを範囲とした中間試験を実施する. ・試験終了後,試験の解説とこれまでの学習内容の振り返りを行う. |
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第9回 | 計算のチェック作業の効率化手法とファイル管理方法 ・計算チェックを効率的に行ことで,作業効率化を図る方法について学習する. ・単純ミスを未然に防ぐための,ファイルのバージョン管理,セル参照の利用などについて学習する. ・ファイル参照と元データについての注意事項について学習する. ・講義な要を確認する演習を行う. ・今回の授業で学習した計算チェック作業の効率化方法について説明できる. ・セル参照を利用した計算処理ができるようになる. |
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第10回 | コピー・ペーストとオートフィル,並べ替え機能の利用 ・作業効率を向上させるためにのコピー・ペーストの利用方法について学習する. ・目的に応じてデータを並べ替える「並べ替え」を学習する. ・特定の条件を満たすデータのみを表示し,抽出したデータのみ扱って計算処理を行う方法について学習する. ・講義内容を確認する演習を行う. ・今回の授業で学習した機能と関数を用いて,指定された処理が正しく行えるようになる. |
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第11回 | クロス集計 ・ピボットテーブルを用いたデータ分析,データ集計について学習する. ・講義内容を確認する演習を行う. ・今回の授業で学習した機能を用いて,指定された処理が正しく行えるようになる. |
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第12回 | グラフ機能の確認 ・グラフによるデータの可視化の意義,用途や目的に合わせたグラフの調整の重要性について学習する. ・見やすいグラフを作成するためのグラフの基本的な設定方法について学習する. ・講義内容を確認する演習を行う. ・今回の授業で学習した基本的な設定方法を用いて,見やすいグラフを作成できるようになる. |
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第13回 | 適切なグラフの選択① ・目的に応じたグラフの形態を学習し,それぞれのグラフの作り方について学習する. ・講義内容を確認する演習を行う. ・今回の授業で学習したグラフの中から,目的に応じたグラフを適切に選択し,作成できるようになる. |
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第14回 | 適切なグラフの選択② ・前回に引き続き,目的に応じたグラフの形態を学習し,それぞれのグラフの作り方について学習する. 印刷設定の活用① ・思い通りの印刷結果を実現する設定方法と留意点について学習する. ・講義内容を確認する演習を行う. ・今回の授業で学習した印刷機能を使って,指定されたとおりの印刷結果になるように印刷設定ができるようになる. |
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第15回 | 印刷機能の活用 ・思い通りの印刷結果を実現する設定方法と留意点について学習する. 総まとめ ・本講義における学習の振り返りを行う. ・本授業で学習した関数を使って指定された処理が正しく行うための手順を説明できるようになる. |
授業外学習の課題 | (1) 配付資料や当日講義のテキスト範囲を通読しておくこと.例題の処理を事前自主実習をしておくことが望ましい. (2) テキストや配付資料を用いて例題の処理を復習し,内容を理解しておく. (2) Google Classroomに出題された課題を指定された期限までにGoogle Classroomに提出する. 事前学修(2時間程度): ・事前にGCで次回の講義範囲と授業演習ファイルを発表するので,テキストの範囲を通読しておくこと. ・テキスト内の説明要の例題をできる限り試してみること. 事後学修(2時間程度): ・テキスト,講義資料や課題の解答例などを用いて,学習内容や課題プログラムについて復習し、内容を理解しておく. ・GCに出題された課題を,指定された期限までにGCに提出する. |
履修上の注意事項 | Excelを用いた表計算処理の応用・発展編の内容であるため,Excelを使ったことがない学生は苦労すると思われる. ① 履修希望者が多い場合には、2年次生を優先することがあります. ② GC上に事前にあげられた授業演習用のファイルをダウンロードしネットワークドライブ等に保存しておき,授業には利用できる状態にしておくこと. ③ 毎回の出⽋確認は情報センターの出席票で⾏う.出席票提出時刻が10分までを出席,20分までを遅刻,それ以降を⽋席とする.遅刻は2回で1回の⽋席とする. ④ 授業は指定席で⾏う.授業中は携帯電話の使⽤を禁⽌するので,鞄などにしまっておくこと. ⑤ 実習が中心となるので,GCにあげた課題を必ず提出することが重要である. ⑥ 自宅にPCとインターネット環境があることが望ましい. *公認欠席制度の配慮内容は以下の通りです. ・公認欠席は欠席として扱いますが,単位認定要件または期末試験の受験要件には影響しないように配慮します. |
成績評価の方法・基準 | 実技試験で行う中間試験と筆記試験で行う期末試験(50%)と課題(50%)を目安に総合的に評価する予定である. テキストを購入していない場合は,D評価とする.テキスト所有の有無を確認します。 |
テキスト | 藤井直弥,大山啓介 『Excel最強の教科書[完全版]【2nd Edition】』 ISBN:978-4-8156-1566-6 SB Creative 価格 1760円 修大生協 |
参考文献 | 必要に応じて紹介します。 |
主な関連科目 | 経営情報論Ⅰ・Ⅱ,B2群特殊講義a(アルゴリズムとプログラミング演習) |
オフィスアワー及び 質問・相談への対応 |
1.質問については基本的にGC内のミニッツペーパーで受け付けます.質問の内容やその回答について、その他の学生にも説明をした方がよいと判断した場合、講義時に解説します。 2.授業開始前、授業中及び授業終了時にも受け付けますが、授業進行その他の都合上、すぐに対応できない場合があります.そのときは、事後にメールあるいはGCで説明します. |
所属 | ナンバリングコード | 適用入学年度 | 配当年次 | 身につく能力 | ||||
知識・技能 | 思考力 | 判断力 | 表現力 | 協創力 | ||||
商学部商学科(B4群) | FCBS22401 | 2018~2022 | 2・3・4 | - | - | - | - | - |
商学部商学科(B4群) | FCBS22401 | 2023~2023 | 2・3・4 | ○ | ○ | ○ | ○ | - |
商学部経営学科(B4群) | FCBA22401 | 2018~2022 | 2・3・4 | - | - | - | - | - |
商学部経営学科(B4群) | FCBA22401 | 2023~2023 | 2・3・4 | ○ | ○ | ○ | ○ | - |