| 授業コード | 11063208 | 単位数 | 2 |
| 科目名 | ゼミナールⅢ | クラス | 08 |
| 履修期 | 前期授業 | カリキュラム | ＊下表参考 |
| 担当者 | 橘 洋介 | 配当年次 | ＊下表参考 |
| 授業の題目 | ゼミナールⅢ |
| 学修の概要 | 交通はみなさんの身の回りに当たり前のようにあって、しかもその存在を特に意識することもないほどの存在です。ということは、裏を返せば日常のあらゆる場面に交通は入り込んでいるということです。社会活動をする上で、移動と無縁な日は一日たりとも無いと言っても過言ではないでしょう。それゆえ、交通を切り口として社会を眺めてみることも、私たちの社会をより深く知る上で有意義なことといえるでしょう。そこでこのゼミでは、以下の3つのことを行ってもらいます。 ①交通論のテキストの輪読 ②テーマごとのグループワーク ③個人研究と卒業論文執筆 このゼミナールⅢでは主に①の交通論のテキストの輪読と②を行います。 |
| 学修の到達目標 | 交通論の考察分野に対する、基礎的な理論を修得する。 与えられた課題に対して、協力者と共に適切な解決方法を探し、それを分かりやすく報告できるようになる。 |
| 授業計画 | 第１回 | ガイダンス、テキストや参考文献の提示 ゼミの進め方についての共通認識を醸成する。 |
| 第２回 | 交通論のテキストの輪読：費用便益分析の理論的背景 グループワーク報告①（第１グループ） 費用便益分析とは何かを理解する。 報告と意見交換によって交通問題に関する知識・関心を高める。 |
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| 第３回 | 交通論のテキストの輪読：交通インフラの便益と費用の計測 グループワーク報告②（第２グループ） 費用便益分析の俎上に上げるべき項目とその計測方法を理解する。 報告と意見交換によって交通問題に関する知識・関心を高める。 |
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| 第４回 | 交通論のテキストの輪読：波及効果 グループワーク報告③（第３グループ） 交通投資の地域等への波及効果の仕組みを理解する。 報告と意見交換によって交通問題に関する知識・関心を高める。 |
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| 第５回 | 交通論のテキストの輪読：投資の優先順位 グループワーク報告④（第４グループ） 費用便益分析における比較方法の長短を理解する。 報告と意見交換によって交通問題に関する知識・関心を高める。 |
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| 第６回 | 交通論のテキストの輪読：費用便益分析の注意点と課題 グループワーク報告⑤（第１グループ） 費用便益分析の限界を理解する。 報告と意見交換によって交通問題に関する知識・関心を高める。 |
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| 第７回 | 交通論のテキストの輪読：交通インフラの財源システム グループワーク報告⑥（第２グループ） 交通インフラの整備財源の種類を理解する。 報告と意見交換によって交通問題に関する知識・関心を高める。 |
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| 第８回 | 交通論のテキストの輪読：政府間補助と交通インフラ整備 ループワーク報告⑦（第３グループ） 補助金の功罪を理解する。 報告と意見交換によって交通問題に関する知識・関心を高める。 |
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| 第９回 | 交通論のテキストの輪読：地方公共財としての交通インフラ グループワーク報告⑧（第４グループ） 公共財供給に関わる課題を理解する。 報告と意見交換によって交通問題に関する知識・関心を高める。 |
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| 第１０回 | 交通論のテキストの輪読：交通インフラと地価 グループワーク報告⑨（第１グループ） 波及効果の一つとしての開発利益について理解する。 報告と意見交換によって交通問題に関する知識・関心を高める。 |
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| 第１１回 | 交通論のテキストの輪読：交通インフラ整備・運営の改革 グループワーク報告⑩（第２グループ） 民営・直轄以外の整備・運営方法の長短を理解する。 報告と意見交換によって交通問題に関する知識・関心を高める。 |
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| 第１２回 | 交通論のテキストの輪読：経済的規制と社会的規制 グループワーク報告⑪（第３グループ） 交通分野に課される規制の概要を理解する。 報告と意見交換によって交通問題に関する知識・関心を高める。 |
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| 第１３回 | 交通論のテキストの輪読：経済的規制 グループワーク報告⑫（第４グループ） 交通市場の効率化を期して行われる規制の功罪を理解する。 報告と意見交換によって交通問題に関する知識・関心を高める。 |
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| 第１４回 | 交通論のテキストの輪読：社会的規制と間接規制 グループワーク報告⑬（第１・２グループ） 外部性の補正を目的とした規制とその限界を理解する。 報告と意見交換によって交通問題に関する知識・関心を高める。 |
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| 第１５回 | 交通論のテキストの輪読：公的供給 グループワーク報告⑭（第３・４グループ） 規制＋民間と公的供給の長短を理解する。 報告と意見交換によって交通問題に関する知識・関心を高める。 |
| 授業外学習の課題 | 事前学習（2時間程度）：自身の研究テーマに関連すると思われる新聞記事やニュース等に日ごろから関心を寄せましょう。また、官公庁や企業の公表している資料なども、常々目を通すように心がけましょう。 事後学修（2時間程度）：忘れないうちにゼミでの指摘事項への対応に着手しましょう。 |
| 履修上の注意事項 | ゼミナールは参加者同士で作り上げていくものです。したがって、理由なく欠席した場合は意欲が低いとみなします。また、他人からコメントをもらうだけで、自分は他人にコメントしないことも同様です。 ※公認欠席制度について 公認欠席は欠席として扱いますが、単位認定要件または期末試験の受験要件には影響しないように配慮します。 |
| 成績評価の方法・基準 | ゼミへの参加姿勢および各人の報告内容によって評価します。報告内容を100％として、無断欠席や一度も発言しない場合は減点とします。 |
| テキスト | 『交通経済のエッセンス (有斐閣ストゥディア)』田邉勝巳 |
| 参考文献 | 初回に案内します。 |
| 主な関連科目 | 交通概論、国際交通論、現代経済入門 |
| オフィスアワー及び 質問・相談への対応 |
ゼミナール後、もしくは事前にアポイントをとってもらえれば随時対応します。メールアドレスはゼミの初回時にお伝えします。 |
| 所属 | ナンバリングコード | 適用入学年度 | 配当年次 | 身につく能力 | ||||
| 知識・技能 | 思考力 | 判断力 | 表現力 | 協創力 | ||||
| 商学部商学科（Ｆ群） | FCBS36031 | 2018～2022 | 3･4 | - | - | - | - | - |
| 商学部商学科（Ｆ群） | FCBS36031 | 2023～2023 | 3･4 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |