授業コード 11063111 単位数 2
科目名 ゼミナールⅡ クラス 11
履修期 後期授業 カリキュラム *下表参考
担当者 仲村 靖 配当年次 *下表参考

授業の題目 ゼミナールⅡ Seminar Ⅱ
学修の概要  新しい金融商品・サービスが次々と開発される一方で、その中から何を選ぶかについて私たちは「自己責任」が問われる時代になってきました。学生諸君には未だなじみの薄い話でしょうが、これから生涯の生活設計をするに当たって、金融に関する知識は必要不可欠になっています。
 このゼミでは、商品・サービスだけではなく、証券・金融に関わる問題を幅広く取り扱います。金融現象の意味、役割、変貌などについて、関心の持てる人を求めます。
学修の到達目標 金融経済の基礎知識が習得できる。
授業計画 第1回 第1回目報告・討論(テキスト1-15~1-16)
銀行が直面するリスクを理解できる。
第2回 第2回目報告・討論(テキスト1-17~1-18)
金融危機に対する予防措置と事後対応策を理解できる。
第3回 第3回目報告・討論(テキスト2-19~2-20)
各種金融資産の利回りを理解できる。
第4回 第4回目報告・討論(テキスト2-21~2-22)
リスクプレミアムを理解できる。
第5回 第5回目報告・討論(テキスト2-23~2-24)
長期金利と短期金利の関係を理解できる。
第6回 第6回目報告・討論(テキスト2-25~2-26)
株価の決定要因を理解できる。
第7回 第7回目報告・討論(テキスト2-27~2-29)
金融派生商品の基本的機能を理解できる。
第8回 第8回目報告・討論(テキスト3-30~3-31)
中央銀行の目標と金融政策の波及経路を理解できる。
第9回 第9回目報告・討論(テキスト3-32~3-33)
インフレーションとデフレーションの歴史を理解できる。
第10回 第10回目報告・討論(テキスト3-34~3-35)
非伝統的金融政策を理解できる。
第11回 第11回目報告・討論(テキスト3-36~3-37)
為替レートの決定要因を理解できる。
第12回 第12回目報告・討論(テキスト3-38~3-39)
国際金融危機への対応の歴史を理解できる。
第13回 第13回目報告・討論(テキスト3-40~3-41)
バブル崩壊後の日本の金融システムを理解できる。
第14回 第14回目報告・討論(テキスト3-42~3-43)
ブロックチェーンの意義を理解できる。
第15回 第15回目報告・討論(テキスト全体の振り返り)、まとめ
新しい金融技術のインパクトを理解できる。
授業外学習の課題 事前学修(2時間程度)テキストの指定された箇所を事前に学習し、報告できる準備をしておくこと。
事後学修(2時間程度)授業で学習した内容は、事後にもう一度確認をすること。
履修上の注意事項  ゼミナールⅠに引き続き、グループに分かれてテキストを順番に報告してもらいます。
 ゼミナールでは、学生同士のディベートが中心となります。就職活動における面接や将来の社会生活でも、他の人の意見を聞き、自分の主張を聞いてもらうことは大切な能力となりますので、ゼミナールの場においてコミュニケーション能力を身につけるよう、積極的に議論に参加して下さい。
授業中の私語やスマートフォンの私用操作は,授業への取り組みを妨げるので厳禁です。
 公認欠席は欠席として扱いますが、単位認定要件には影響しないよう配慮します。公認欠席時の資料は後日配布します。
成績評価の方法・基準 【期末試験】無
平常の報告・討論内容80点、授業への取り組み20点、で総合的に評価する。
ゼミナールの活動へ積極的に参加出来ること。無断欠席は認めません。
テキスト 植田和男『大学4年間の金融学が10時間でざっと学べる』KADOKAWA,2018年,1,000円(税別)
参考文献 石野雄一『道具としてのファイナンス』日本実業出版社
永野良佑『ストーリーでつかむファイナンス理論 金融の基礎から企業価値評価、投資戦略まで』日本実業出版社
主な関連科目 金融システム論・金融政策論、外国為替論・国際金融論
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
①まず、授業中に質問してください。
②授業中が難ければ、授業終了後に質問してください。
③これも難しい場合は、アポイントメントを取ってください。時間を調整します。
授業課題については、次回の授業の最初に講評します。

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次 身につく能力
知識・技能 思考力 判断力 表現力 協創力
商学部商学科(F群) FCBS26021 2018~2022 2・3・4 - - - - -
商学部商学科(F群) FCBS26021 2023~2023 2・3・4