授業コード 11063011 クラス 11
科目名 ゼミナールⅠ 単位数 2
担当者 仲村 靖 履修期 前期授業
カリキュラム *下表参考 配当年次 *下表参考

授業題目 ゼミナールⅠ Seminar Ⅰ
授業の概要  新しい金融商品・サービスが次々と開発される一方で、その中から何を選ぶかについて私たちは「自己責任」が問われる時代になってきました。学生の皆さんには未だなじみの薄い話でしょうが、これから生涯の生活設計をするに当たって、金融に関する知識は必要不可欠になっています。
 このゼミでは、商品・サービスだけではなく、証券・金融に関わる問題を幅広く取り扱います。金融現象の意味、役割、変貌などについて、関心の持てる人を求めます。
学習の到達目標 金融経済の基礎知識が習得できる。
授業計画 第1回 授業の進め方の説明および金融に関する入門的知識の解説
金融に関する入門的知識を修得することができる。
第2回 第1回目報告・討論(テキスト1-1)
貨幣の3つの機能を理解できる。
第3回 第2回目報告・討論(テキスト1-2)
インフレーションを理解できる。
第4回 第3回目報告・討論(テキスト1-3)
貨幣同士の競争を理解できる。
第5回 第4回目報告・討論(テキスト1-4)
赤字主体と黒字主体の双方にとっての金融取引の意義を理解できる。
第6回 第5回目報告・討論(テキスト1-5)
利子率を理解できる。
第7回 第6回目報告・討論(テキスト1-6)
金融のリスク変換機能を理解できる。
第8回 第7回目報告・討論(テキスト1-7)
デットとエクイティを説明できる。
第9回 第8回目報告・討論(テキスト1-8)
レバレッジを理解できる。
第10回 第9回目報告・討論(テキスト1-9)
間接金融と直接金融を理解できる。
第11回 第10回目報告・討論(テキスト1-10)
リスク分散の意義を理解できる。
第12回 第11回目報告・討論(テキスト1-11)
証券流通市場の重要性を理解できる。
第13回 第12回目報告・討論(テキスト1-12)
預金による決済機能を理解できる。
第14回 第13回目報告・討論(テキスト1-13)
預金準備の仕組みを理解できる。
第15回 第14回目報告・討論(テキスト1-14)
信用創造を理解できる。
授業外学習の課題 事前学修(2時間程度)テキストの指定された箇所を事前に学習し、報告できる準備をしておくこと。
事後学修(2時間程度)授業で学習した内容は、事後にもう一度確認をすること。
履修上の注意事項  グループに分かれて、テキストを順番に報告してもらいます。
 ゼミナールでは、学生同士のディベートが中心となります。就職活動における面接や将来の社会生活でも、他の人の意見を聞き、自分の主張を聞いてもらうことは大切な能力となりますので、ゼミナールの場においてコミュニケーション能力を身につけるよう、積極的に議論に参加して下さい。
 公認欠席は欠席として扱いますが、単位認定要件には影響しないよう配慮します。公認欠席時の資料は後日配布します。
成績評価の方法・基準 【前期試験】無
平常の報告・討論内容80点、授業への取り組み20点、で総合的に評価する。
ゼミナールの活動へ積極的に参加出来ること。無断欠席は認めません。
テキスト 植田和男『大学4年間の金融学が10時間でざっと学べる』KADOKAWA,2018年,1,000円(税別)
参考文献 石野雄一『道具としてのファイナンス』日本実業出版社
永野良佑『ストーリーでつかむファイナンス理論 金融の基礎から企業価値評価、投資戦略まで』日本実業出版社
主な関連科目 金融システム論・金融政策論、外国為替論・国際金融論
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
①まず、授業中に質問してください。
②授業中が難ければ、授業終了後に質問してください。
③これも難しい場合は、アポイントメントを取ってください。時間を調整します。
授業課題については、次回の授業の最初に講評します。

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次 身につく能力
知識・技能 思考力 判断力 表現力 協創力
商学部商学科(F群) FCBS26011 2018~2022 2・3・4 - - - - -
商学部商学科(F群) FCBS26011 2023~2023 2・3・4