授業コード 11063003 クラス 03
科目名 ゼミナールⅠ 単位数 2
担当者 金 徳謙 履修期 前期授業
カリキュラム *下表参考 配当年次 *下表参考

授業題目 観光調査法 Research Method for Tourism Business
授業の概要 観光主体である観光者の行動は地域を変える力をもっています。観光ビジネスを成功させるため、観光主体の「行動」および観光ビジネスが行われる「場所」を正しく理解することは欠かせません。そこで授業では、観光者および観光地を中心とする地域を正しく理解し、分析するための手法を基礎から学びます。
具体的には、デジタルマップを用いるGISによる調査手法の基本的な考え方や使い方を習得します。そのうえ、グループ別に調査を行い、GIS分析の結果をプレゼンします。授業では、観光ビジネスに必要な専門知識について実践的に学び、理解を深めます。
学習の到達目標 観光と観光ビジネスを正しく理解するため、基本知識を習得し、説明できるようになる。
観光ビジネスを調査分析するため、観光者の行動や観光地を中心とする地域を定量的に捉える手法を習得、使えるようになる。
授業計画 第1回 ガイダンス・GISソフトのインストール→必要なソフトをインストールでき、作業を開始できる状態まで操作ができる
第2回 観光・観光学・観光ビジネスと調査法→観光と調査法の関係を理解し、説明できるようになる
第3回 報告書の基本:調査とまとめ方→報告書の基本書式を理解し、説明できるようになる
第4回 デジタルマップの基礎:2次元対3次元→データの理解と相違を説明できるようになる
第5回 データの集め方と加工1:民間(企業)のデータ →民間企業のデータの収集と加工ができるようになる【On Demand授業】
第6回 データの集め方と加工2:政府や公共機関提供のデータ→政府提供のデータの収集と加工ができるようになる 【On Demand授業】
第7回 GISによるデータ分析と表現1:ポイントデータ→ポイントデータの特徴を理解し、収集したポイントデータをGISに表示することができる
第8回 GISによるデータ分析と表現2:ラインデータ→ラインデータの特徴を理解し、収集したラインデータをGISに表示することができる
第9回 GISによるデータ分析と表現3:ポリゴンデータ→ポリゴンデータの特徴を理解し、収集したラインデータをGISに表示することができる
第10回 グループワーク1:テーマの設定→調査分析するテーマ選定の理由や優位性を説明できるようになる
第11回 グループワーク2:データ収集→調査テーマに関わるデータの説明や収集ができるようになる
第12回 グループワーク3:分析→実際に分析ができるようになる
第13回 グループワーク4:まとめおよび発表の準備→分析の結果をまとめることができるようになる
第14回 グループ発表および意見交換→分析結果をプレゼンテーションすることができるようになる
第15回 意見交換および総括まとめ
授業外学習の課題 ・事前学習(2時間程度):毎回授業の最後に案内する次回のテーマに該当する教科書の部分を読み、パソコンの操作をしてみること。また、関連するテーマについても調べておくこと。
・事後学習(2時間程度):講義中にわからなかった内容や操作方法について、教材を参考にパソコンの操作をしながら次回まで学習すること。
履修上の注意事項 ・ノートパソコンを毎回使います。
・GISの習得は、「理解」と「慣れ」が基本です。学んだことを繰り返し練習してください。
・全回、遅刻・無断欠席は認めません。欠席すると、内容が理解できなくなり、ついていけなくなります。
・フィールドワーク(土曜・日曜に実施、終日所要、事前に予定を周知します)に必ず参加することが履修の条件です。
・この授業はブレンド型授業を実施します(Google Classroom使用)。
・公認欠席は欠席として扱いますが、単位認定要件または期末試験の受験要件には影響しないよう配慮します。
成績評価の方法・基準 ・ゼミへの取り組み(50%)、課題やグループ発表など(50%)。
・欠席は減点します。5回以上欠席した場合は評価の対象としません。なお、遅刻2回で欠席1回とみなします。
テキスト 金徳謙著『これで使えるQGIS入門』ナカニシヤ、ISBN 978-4-7795-1435-7
※必ず入手して下さい。テキストがないと、マニュアルなしでパソコン作業をすることになるため、
 授業に全くついていけなくなります。また、操作法の復習ができなくなります。
※教材は学内の生協ブックストアーで取り扱っています。
参考文献 QGISの解説書各種
主な関連科目 地理情報システム論1・2、観光論、B群特講(理論と実践の観光学)
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
理解できないままでは、つぎの作業ができません。授業中に積極的に質問、発言をしてください。その他、オフィスアワーは木曜5限ですが、研究室訪問も歓迎します。訪問前にメール等で在室を確認してください。
その他、Google Classroom経由、随時受け付けます。

課題、レポート内容についての質問などはオフィスアワーまたは授業中に対応します。フィードバッグはオフィスアワー中に行います。

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次 身につく能力
知識・技能 思考力 判断力 表現力 協創力
商学部商学科(F群) FCBS26011 2018~2022 2・3・4 - - - - -
商学部商学科(F群) FCBS26011 2023~2023 2・3・4