授業コード 10046700 クラス
科目名 B3群特殊講義a(金融リテラシー講座) 単位数 2
担当者 仲村 靖 他 履修期 後期授業
カリキュラム *下表参考 配当年次 *下表参考

授業題目 金融リテラシーの涵養
授業の概要 YMFGグループとSMBCグループの現役社員が、主業務に関連する授業を担当し、これまでの業務で得た経験と知識を織り交ぜた講義を行います。
一般的な金融リテラシーに加え、金融業界、地方創生、サステナビリティ等に対する理解促進を兼ねた、体系的な金融経済に関する知識やケーススタディを学びます。
学習の到達目標 知識・技能:経済的に自立した生活を営むため、実生活において主体的に金融商品を活用できる。
思考力・判断力・表現力:生涯を見通した暮らしの変化に応じて、生活設計・資産形成に関する課題を認識し、具体的に表現することができる。
協創力:社会の持続的な発展のため、多様な人々と協力して、金融を通じてより良い社会や新たな価値創造に寄与する意欲を持つことができる。
授業計画 第1回 ガイダンス・会社紹介/次世代に向けた人生100年時代の金融リテラシー
YMFGグループおよびSMBCグループの紹介および授業の概要説明
次世代を担う若年層に必要な金融リテラシーの概要を説明・学ぶ目的を理解できる。
第2回 ライフプランニング、家計管理
実現したいライフイベントを洗い出し、実現に必要なお金を算出し計画的な貯蓄について理解することができる。
第3回 お金を貯める・借りる
ライフイベント実現に向けて資金計画を立てる上で、ローンの基礎知識とローン事情を学び、正しい判断力を養うことができる。
第4回 年金・保険
支え合う社会の仕組みを知ることができる。
第5回 キャッシュレス
キャッシュレス推進の背景を学び、キャッシュレス決済に関するメリット、デメリットを考えることができる。
第6回 消費者トラブル
契約・カード・インターネット・投資におけるトラブル事例を知ることができる。
第7回 資産運用(基礎)
投資や保険等、運用の基礎知識を得ることができる。
第8回 資産運用(実践・リスク管理)
資産運用を実践する上でのリスク管理の知識を身に着けることができる。
第9回 リースと社会の繋がり(同時双方向型)
身近にある「リース」という金融商品を知り、脱炭素や循環型経済との関わりについて理解することができる。
第10回 非金融による地方創生の取組
地域金融機関の新たな役割について(地方創生における官民連携など)理解することができる。
第11回 非金融によるDX推進
地域金融機関の新たな役割について(地域企業へのDX推進など)理解することができる。
第12回 サステナビリティ(同時双方向型)
ESGやSDGsに関連する世界と日本の動きの全体像をはじめ、企業のサステナビリティへの取り組み状況について知ることができる。
第13回 賢い消費者になろう
これまでの復習を兼ね、賢い消費者になるための知識を得ることができる。
第14回 経済の仕組みを理解しよう
お金に関する知識を深め、経済の仕組みを理解することができる。 /金融リテラシー検定申込(次回までに受検)
第15回 プレゼンテーション
自身のライフプラン、キャリアプランとその資金計画を、パワーポイントで作成した資料をもとに小グループ内で発表することができる。
授業外学習の課題 各回の講義内容と関連する新聞記事などを予め読んでおくと良いです。
文部科学省令和4年度大学設置基準に基づき、授業外学習に要する目安の時間を事前学修・事後学修を合わせて4.5時間とします。
履修上の注意事項 ブレンド型授業を実施します(第9回と第12回は同時双方向型授業でZoomを使用します)。

金融分野に特に関心がある学生が履修して下さい。履修制限をする場合があります。
授業中の私語やスマートフォンの私用操作は,授業への取り組みを妨げるので厳禁です。

公認欠席は欠席として扱いますが、単位認定要件には影響しないよう配慮します。公認欠席時の資料は後日配布します。

「金融リテラシー検定」(IBT方式)を受検してもらいます。(金融リテラシー検定の詳細は、https://www.kinzai.or.jp/literacy/index.htmlを参照してください)。
団体申し込みをするので、受験手数料はかかりません。
受検者に関する入力個人情報は「メールアドレス」「氏名」「生年月日」「性別」「自宅住所」「電話番号」です。
*団体登録時の規約
https://ijuken.com/kinzai_lt/group/kinzai/entry/
*個人情報の取扱いについて
https://ijuken.com/kinzai_lt/user/kinzai/public/entry/
を確認のうえ、受講するかを決めてください。
(参考までに、北海道大学・札幌大学のSMBCグループとの連携講座でも同様の形で実施しています)
成績評価の方法・基準 【期末試験】無
授業理解度テスト               10%
ライププランニング・キャリアプランニング表  40%
プレゼンテーションへの参加             20%
授業への積極的な取り組み          10%
金融リテラシー検定             20%
全講義の感想文提出(第15回の出欠確認)
により、総合的に判断します。欠席が5回以上の場合は単位不認定とします。
※ライププランニング・キャリアプランニング表の作成には、各回講義の受講が重要となります。欠席した場合には、配布資料で個別に自己学修してください。
テキスト なし。
各講義前日までに資料をMoodleにアップしますので、各自で準備しておいてください。
参考文献 適宜指示します。
主な関連科目 金融システム論、金融政策論、日本金融史、保険論、保険各論、証券市場論Ⅰ・Ⅱ、消費者政策論
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
①まず、授業中に質問してください。
②授業中が難ければ、授業終了後に質問してください。
③これも難しい場合は、アポイントメントを取ってください。時間を調整します。

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次 身につく能力
知識・技能 思考力 判断力 表現力 協創力
商学部経営学科(B3群) FCBA22354 2018~2022 2・3・4 - - - - -
商学部経営学科(B3群) FCBA22354 2023~2023 2・3・4
商学部経営学科(B3群) 12200 2024~2024 2・3・4