授業コード 10042004 単位数 2
科目名 初年次セミナー クラス 04
履修期 後期授業 カリキュラム *下表参考
担当者 新本 寛之 他 配当年次 *下表参考

授業の題目 商学部で必要な基礎的専門用語および研究プロセスを学ぶ
学修の概要  商学部の学生として必要な基礎的専門用語および研究プロセスについて学びます。2年次以降にコース選択(必修にあらず)およびゼミナールを履修する上で重要な準備学習となります。同時に、早期に自分の適性や将来の進路について真剣に考え、自らの判断でコースおよびゼミナールを選択するための貴重な情報収集の場にもなります。
 方法は、修大基礎講座(前期)で学んだ大学教育に必要な学習スキル、特に知的生産能力(文献検索・収集、レジュメ作成、プレゼンテーション等)の実践を通じて学びます。具体的には、テキストの内容をもとに各人に設定されたテーマについて事前に研究、資料作成に努め、その成果を報告します。そして、報告内容に関して全員で質疑応答による討論を展開します。商学的課題を提供し、その課題解決に向けてグループで考察する時間も設けます。
 「国際交流と異文化理解」、「マナー講座」、「ゼミ&コース制紹介」の授業も実施します。
学修の到達目標 ◎アカデミックリテラシーの重要性を理解し、報告レジュメの作成、プレゼンテーションおよび意見を述べることができる。
◎商学部で必要な基礎的専門用語について説明できる。
◎商学科のコースおよびゼミナールの特長について説明できる。
授業計画 第1回 国際交流と異文化理解
クラスガイダンス
国際交流と異文化理解の重要性について説明できる。
授業の内容と意義について理解し説明できる。
第2回 自己紹介~「興味関心マップ」
自己紹介シート「興味関心マップ」をもとに自己分析し、それをもとに自己紹介プレゼンテーションができる。
第3回 アカデミックリテラシーの重要性と報告レジュメの作成方法
アカデミックリテラシーの重要性を理解し、報告レジュメが作成できる。
第4回 マナー講座①
第5回 テキスト担当箇所の報告レジュメ提出および同レジュメ指導
報告レジュメの課題について理解し、ブラッシュアップにつなげることができる。
第6回 プレゼンテーションの方法
プレゼンテーションの方法について学び、プレゼンテーションを実践できる。
第7回 プレゼンテーション① -第1グループ-
各担当テーマについてプレゼンテーションし、質疑応答できる。
希少性と選択 機会費用 市場と価格
第8回 プレゼンテーション② -第2グループ-
各担当テーマについてプレゼンテーションし、質疑応答できる。
さまざまな価格 裁定取引 貨幣 所得と財政
第9回 プレゼンテーション③ -第3グループ-
各担当テーマについてプレゼンテーションし、質疑応答できる。
企業と起業 比較優位 資源配分・資源分配
第10回 マナー講座②
第11回 プレゼンテーション④ -第4グループ-
各担当テーマについてプレゼンテーションし、質疑応答できる。
為替レート 経済成長 南北問題と援助 経済を学ぶと幸せになれるか?
第12回 商学的テーマをもとにグループワーク
商学的テーマについて課題解決に向けてグループで議論し、結論をプレゼンテーションできる。
第13回 総括
授業をふりかえり、商学部生として2年次からのビジョンを語ることができる。
第14回 ゼミ紹介・コース制紹介① 前半担当教員によるプレゼンテーション
前半担当教員のゼミナールの内容を説明できる。
第15回 ゼミ紹介・コース制紹介② 後半担当教員によるプレゼンテーション
後半担当教員のゼミナールの内容を説明できる。
授業外学習の課題 ◎事前学修(2時間程度):各授業のテーマについて事前に情報収集して予備知識を持って授業に参加してください。
◎事後学修(2時間程度):授業で得た知識を復習してください。商学に関連する新聞記事等を読むことを勧めます。
履修上の注意事項 ◎授業への積極的な取り組みおよびその準備力を特に重視します。
◎欠席は減点します。
◎「国際交流と異文化理解」と「ゼミ紹介・コース制紹介」は学科全体で授業を行います。教室は2104教室に変更。
◎欠席は減点します。
◎公認欠席制度の配慮内容は下記の通りです。
・公認欠席は欠席として扱いますが、単位認定要件または期末試験の受験要件には影響しないよう配慮します。
・公認欠席時の資料は後日配付します。
・ミニテストやプレゼンテーション時に公認欠席となる場合、追試または代替措置で対応します。
成績評価の方法・基準 授業への取り組み70%、課題30%によって総合的に評価します。
テキスト 新井明,柳川範之,新井紀子,e-教室 編著『経済の考え方がわかる本』岩波新書、2005年。
ISBN:4-00-500511-X
参考文献 広島修道大学商学部国際商学科編『はじめての国際商学』フタバ図書、2004年。
明治大学商学部編『これが商学部!』同文館、2003年。
主な関連科目 修大基礎講座など。
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
◎授業後あるいはオフィス・アワーで対応します。オフィス・アワーは水曜日13時~17時です。ただし、会議等で不在の場合もあるのでメール等での事前連絡が望ましいです。メールやリモート(Zoom等)でも対応します。メール・アドレスは最初の授業で伝えます。
◎レポート課題に関するフィードバックは授業中に対応します。

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次 身につく能力
知識・技能 思考力 判断力 表現力 協創力
商学部商学科(A1群) 11200 2024~2024 1 -