授業コード | 10038700 | 単位数 | 2 |
科目名 | C2群特殊講義a(貿易実践Ⅰ) | クラス | |
履修期 | 前期授業 | カリキュラム | *下表参考 |
担当者 | 新本 寛之 他 | 配当年次 | *下表参考 |
授業の題目 | 中国に対する輸出実務と広島ブランド商品の輸出販売戦略 |
学修の概要 | 本授業は、本学学生への貿易に係る実践的教育の充実と地域経済への貢献を目的に2003年度に始動しました。中国に商品を輸出する際の貿易実務および海外マーケティングについての知識を実践的に学びます。背景として、急速かつ高い経済成長を続ける中国が、「世界の工場」から「世界の市場」へとシフトしていることがあげられます。 講師は広島を中心に貿易に係る各業界で活躍されている専門家陣です。経験にもとづいた数多くの事例をもとに、より具体的でわかりやすい内容を提供します。また、協力企業等と「将来に渡る」かつ「世代を超えた」人的ネットワークを構築できます。 授業前半に専門家による輸出実務について学修した上で、後半にはグループによる広島ブランド商品の上海輸出販売戦略を練ります。最終報告会では、上海のコンサルティング会社とZoomで結んで発表し、専門家のご意見をいただきます。 【実務経験内容】 ◎協力企業等(順不同、予定) 株式会社メイク:国際物流サービス業務(越境ECを含む) 合同会社シオタトレーディング:輸出プロモーター業務 財務省神戸税関:税関業務 NX日本通運株式会社:総合物流業務 株式会社広島銀行:外国為替決済業務 三井住友海上火災保険株式会社:外航貨物海上保険業務 蘇州虹之翼商務信息咨詢有限公司:中国コンサルティング業務 NII:商品開発業務 |
学修の到達目標 | ◎貿易を核とした一連の実践型授業の展開を通じて、それに係る専門知識について説明できる。 ◎選定した広島ブランド商品およびその生産企業について説明できる。 ◎中国上海市場の特徴について説明できる。 ◎グループワークを通じて、販売戦略、課題解決能力、ビジネス・スピリットおよび「グローカル」に活躍できる能力を身につけ、それを応用することができる。 |
授業計画 | 第1回 | ガイダンスおよび輸出貿易の基礎 輸出貿易実務に係る基礎的専門用語について説明できる。 |
第2回 | 貿易実務① 引合斡旋、信用調査、市場調査の方法について説明できる。 |
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第3回 | 貿易実務② 税関の役割について説明できる。 |
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第4回 | 貿易実務③ 通関、船積について説明できる。 |
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第5回 | 貿易実務④ 貿易為替決済の仕組みについて説明できる。 |
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第6回 | 貿易実務⑤ 海上保険の役割および種類について説明できる。 |
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第7回 | 貿易実務⑥ 輸出プロセスに係るコストについて説明できる。 |
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第8回 | 貿易実務⑦ 輸出ツールの一つとして越境ECについて説明できる。 |
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第9回 | グループワーク① 上海市場を調査してその事情を説明できる。 |
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第10回 | グループワーク② 広島ブランド商品を選定して、その特長および生産企業について説明できる。 |
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第11回 | グループワーク③ 上海市場のターゲティングと価格設定を検討し、それについて説明できる。 |
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第12回 | グループワーク④ 流通戦略について検討し、それについて説明できる。 |
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第13回 | グループワーク⑤ 販売促進戦略について検討し、それについて説明できる。 |
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第14回 | グループワーク⑥ 最終報告会に向けて資料を作成し、それをもとに説明できる。 |
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第15回 | 最終報告会とその講評 上海コンサルティング会社からのアドバイスをもとに、報告案のブラッシュアップに結びつけることができる。 |
授業外学習の課題 | ◎事前学修(2時間程度):各授業のテーマおよびグループ内の分担課題について事前に情報収集して予備知識を持って授業に参加してください。 ◎事後学修(2時間程度):授業で得た知識を復習するとともに、各テーマにそってグループ内でまとめた内容について確認してください。日中貿易、広島ブランド商品、企業および中国事情に関連する新聞記事等を読むことを勧めます。 |
履修上の注意事項 | ◎貿易商務論、国際貿易論、アジア経済論いずれかの単位修得者に対してのみweb抽選エントリーを可能とします。 ◎貿易実践Ⅰ・Ⅱは同じ学生に履修を許可します。 ◎授業計画第9回からはグループワークとなります。 ◎欠席は減点とします。 ◎公認欠席制度の配慮内容は下記の通りです。 ・公認欠席は欠席として扱いますが、単位認定要件または期末試験の受験要件には影響しないよう配慮します。 ・公認欠席時の資料は後日配付します。 ・ミニテストやプレゼンテーション時に公認欠席となる場合、追試または代替措置で対応します。 |
成績評価の方法・基準 | 授業への取り組み70%、ミニッツ・ペーパー&レポート30%で評価します。 |
テキスト | 必要に応じて資料を配布します。 |
参考文献 | 石川雅啓(2016)『実践 貿易実務【第12版】』ジェトロ. |
主な関連科目 | 貿易商務論、国際貿易論、アジア経済論、マーケティング論、マーケティング戦略論、マーケティング・リサーチなど。 |
オフィスアワー及び 質問・相談への対応 |
◎授業後あるいはオフィス・アワーで対応します。オフィス・アワーは水曜日13時~17時です。ただし、会議等で不在の場合もあるのでメール等での事前連絡が望ましいです。メールやリモート(Zoom等)でも対応します。メール・アドレスは最初の授業で伝えます。 ◎レポート課題に関するフィードバックは授業中に対応します。 |
所属 | ナンバリングコード | 適用入学年度 | 配当年次 | 身につく能力 | ||||
知識・技能 | 思考力 | 判断力 | 表現力 | 協創力 | ||||
商学部商学科(C2群) | FCBS33253 | 2018~2022 | 3・4 | - | - | - | - | - |
商学部商学科(C2群) | FCBS33253 | 2023~2023 | 3・4 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |