授業コード | 10037900 | 単位数 | 2 |
科目名 | C3群特殊講義a(金融実務Ⅱ) | クラス | |
履修期 | 後期授業 | カリキュラム | *下表参考 |
担当者 | 中井 教雄 他 | 配当年次 | *下表参考 |
授業の題目 | 金融実務Ⅱ Financial Practices Ⅱ |
学修の概要 | 金融に関する理論を学んでいく中で、それが実際の金融機関においてどのように適用されているのかを知ることは、将来金融実務に携わることを目指している人にとって、文献学習にとどまらない貴重な知識を得ることができるばかりでなく、学習意欲をさらに刺激する良い機会になるであろう。 本講義は、中四国九州における最大規模の信用金庫である広島信用金庫から金融業務に精通した実務家講師を派遣していただき、地域金融機関における様々な金融業務の社会的役割、実際の流れ、注意事項などを解説してもらうものである。 【実務経験内容:信用金庫において、預金・融資・決済業務だけでなく、顧客管理・リスク管理・M&A業務や企業支援業務にも携わっている。】 |
学修の到達目標 | 地域金融機関の社会的役割と実務に関する理解を深めることができる。 |
授業計画 | 第1回 | ガイダンス(本講義の意義、全体の流れ、履修上の注意事項など) 金融機関に関する理論と実務の違いについて修得する。 |
第2回 | 金融機関の種類と信用金庫の概要 信用金庫の位置付けについて修得する。 |
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第3回 | 預金取扱金融機関の固有業務(オンデマンド) 預金・融資・決済の仕組みについて修得する。 |
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第4回 | 預金取扱金融機関の機能(オンデマンド) 信用創造機能を中心に修得する。 |
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第5回 | 資産運用に関する基礎知識 証券投資の基礎について修得する。 |
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第6回 | 融資業務の基本 融資のプロセスについて修得する。 |
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第7回 | 決済業務の基本 手形・小切手等の企業決済を中心に修得する。 |
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第8回 | 営業支援体制とダイレクトチャネルの活用 支店と本店との関係性について修得する。 |
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第9回 | お客様サポート部の金融サポート業務 企業に対する周辺業務について修得する。 |
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第10回 | ビジネスサポート業務 付随業務について修得する。 |
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第11回 | 個人マーケットにおける金融サービス 家計に対する周辺業務について修得する。 |
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第12回 | 金融機関の経営内容の見方 金融機関に関する財務分析のスキルを修得する。 |
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第13回 | 金融機関のコンプライアンス 信用金庫に関する法令遵守について修得する。 |
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第14回 | 広島信用金庫の地域貢献活動 信用金庫におけるSCRについて修得する。 |
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第15回 | 本講義のまとめ(休講・オンデマンド) 信用金庫の全体像について修得する。 |
授業外学習の課題 | 事前学修(2時間程度):毎講義の最後に次回の講義のテーマを発表するので、各自でできる限り調べて予備知識を集めておき、関係する事柄について調べておくこと。 事後学修(2時間程度):授業時に作成したノートおよび配布した資料を復習し、わからなかった用語については、次回までに各自で調べること。 |
履修上の注意事項 | ブレンド型授業を実施します(Moodle)。 金融分野に特に関心がある学生が履修して下さい。履修制限をする場合があります。 授業中の私語やスマートフォンの私用操作は,授業への取り組みを妨げるので厳禁です。 公認欠席時の資料は、後日配布します。 |
成績評価の方法・基準 | 課題レポート(80点)および平常点(20点)により、総合的に評価する。 授業内にフィードバックを行います。 |
テキスト | なし。必要な資料等はプリントして配布します。 |
参考文献 | 適宜指示する。 |
主な関連科目 | C群特殊講義(金融実務Ⅰ)、C群特殊講義(信用組合論)、金融システム論・金融政策論、保険論・リスクマネジメント論、証券市場論Ⅰ・Ⅱ |
オフィスアワー及び 質問・相談への対応 |
①まず、授業中に質問してください。 ②授業中が難ければ、授業終了後に質問してください。 ③これも難しい場合は、アポイントメントを取ってください。時間を調整します。 |
所属 | ナンバリングコード | 適用入学年度 | 配当年次 | 身につく能力 | ||||
知識・技能 | 思考力 | 判断力 | 表現力 | 協創力 | ||||
商学部経営学科(C3群) | FCBA33348 | 2018~2022 | 3・4 | - | - | - | - | - |
商学部経営学科(C3群) | FCBA33348 | 2023~2023 | 3・4 | ○ | ○ | ○ | ○ | - |