授業コード 10033000 単位数 2
科目名 B2群特殊講義a(金融演習Ⅱ) クラス
履修期 後期授業 カリキュラム *下表参考
担当者 NGUYEN Duc Lap 他 配当年次 *下表参考

授業の題目 金融演習Ⅱ Seminar on Finance Ⅱ
学修の概要 前期の金融演習Ⅰに続き、金融に関する重要な概念や基礎的な理論に焦点を当てて学びます。金融取引から金融機関の業務や経営までを理解し、外国為替やインフレーション、デフレーションの基本知識やそれらの経済への影響について深めていきます。
学修の到達目標 金融に関する基礎的な概念、理論および金融制度・政策の経済への影響を理解できるようになります。
授業計画 第1回 貨幣の役割と進化(貨幣の役割を理解し、歴史的な進化について理解します)
第2回 銀行の役割と業務(銀行の機能と業務について理解します)
第3回 証券会社の役割と業務(証券会社の役割と業務について理解します)
第4回 保険会社の役割と業務(保険の特徴と種類を把握し、保険会社の存在意義を理解します)
第5回 デジタル化における金融機関のビジネスモデル(各種金融機関の特徴と役割を理解し、DXによる経営効率化について理解します)
第6回 外国為替の基礎知識(貿易および為替手形の仕組みを理解し、各国通貨と自国通貨の取引について理解します)(オンデマンド授業)
第7回 外国為替相場の変動と経済への影響(外国為替相場の変動要因を把握し、為替レートの変動が一国経済に及ぼす影響を理解します)
第8回 データでみる外国為替相場の変動と日本経済への影響(外国為替相場の変動が一国経済に及ぼす影響を、理論と実際の経済金融情勢の関係性を通じて理解します)
第9回 外国為替レートの決定理論Ⅰ(物価変動が外国為替相場への影響について、金融理論の観点から深く理解します)
第10回 外国為替レートの決定理論Ⅱ(国際収支の構成要素を把握し、各構成要素が為替レートに及ぼす影響を理解します)
第11回 外国為替レートの決定理論Ⅲ( 国際収支仮説以外の為替相場決定理論を把握し、各仮説が為替相場をどのように説明しているかを理解します)
第12回 インフレーションの経済的諸効果(インフレの概念や経済への影響を理解します)
第13回 デフレーションの経済的諸効果(デフレの概念や経済への影響を理解します)
第14回 金融政策の役割および効果と限界(金融政策の役割を理解し、期待効果と限界を理解します)
第15回 総括(これまで学んだ概念とその関連性を理解します)
授業外学習の課題  演習は体系的に行われます。既に学習した内容を前提として演習が展開されていきますので、分からなかった事柄は、質問するなり自分で調べるなりして、積み残したままにしないようにしましょう。
この授業は問題演習があり、理論の理解が求められるので、予習・復習が必要です。授業外学習は約3時間以上を目安として取ってください。
履修上の注意事項 授業全体を通して、自ら質問し、教員からの質問には積極的に答える姿勢を持ちましょう。小テストや課題の提出には期限を守ってください。

公認欠席は欠席として扱いますが、単位認定要件または期末試験の受験要件には影響しないよう配慮します。
公認欠席となる場合は代替措置で対応するので、個別に相談してください。
成績評価の方法・基準 授業への取り組み(40%)、小テストやレポートおよび課題(60%)によって総合的に評価します。
テキスト 必要な資料はプリントして配布します。
参考文献 岡村 秀夫 (著), 田中 敦 (著), 野間 敏克 (著), 播磨谷 浩三 (著), 藤原 賢哉 (著) (2017) 『金融の仕組みと働き』有斐閣
吉野 直行 (著), 山上 秀文 (著) (2017) 『金融経済 第3版 ― 実際と理論』慶應義塾大学出版会
主な関連科目 金融演習Ⅰ、金融システム論、金融政策論、金融資格Ⅰ・Ⅱ。
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
授業前後や授業中の質問は歓迎する。また、メールにて質問を受け付けます。
必要に応じて研究室への訪問時間を調整するので、連絡してください。
課題と小テストのフィードバックは翌週に総合フィードバックを行います。

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次 身につく能力
知識・技能 思考力 判断力 表現力 協創力
商学部商学科(B2群) FCBS22242 2018~2022 2・3・4 - - - - -
商学部商学科(B2群) FCBS22242 2023~2023 2・3・4 -