授業コード 10032600 クラス
科目名 B2群特殊講義a(起業家精神養成講座Ⅰ) 単位数 2
担当者 木村 弘 履修期 後期授業
カリキュラム *下表参考 配当年次 *下表参考

授業題目 事業計画書の作成を通じた起業家精神の養成
授業の概要  この講義は起業家精神の養成を目的としています。起業を目指す人だけではなく,経営に関心がある人,店舗経営に興味のある人も対象としています。事業計画書の作成を通じて起業家精神を学びます。事業計画書の作成には,実際に起業支援している広島信用金庫にノウハウを提供してもらいます。その他,広島県中小企業家同友会を通じて,経営者のお話を聴く回もあります。卒業後すぐに起業しなくても,社会に出て実力をつけながら準備をし,のちに起業に至ることを想定した,長期的視野をもった講義です。
 学外の共同企画者から次のようなメッセージをいただいています。「『自分らしく生きる』道はいろいろあります。広島には,環境や条件であきらめることなく,周囲の人と大切にする価値観を共有して,輝いている経営者がたくさんいます。その人たちから実際の経営や起業家精神を一緒に学び,皆さんが自分らしく生きるヒントを探しましょう」。
【実務経験内容:広島信用金庫や経営者による講義があります】
学習の到達目標 基礎的な事業計画書の作成ができる。
起業家精神について説明できる。
起業の意義について説明できる。
授業計画 第1回 ガイダンス(木村):起業家精神の基本概念の説明
シラバスの説明をする。起業家精神の基本概念に関する知識を得る
第2回 事業アイデアの提案(木村)
事業アイデアを出すヒントの説明,理論枠組みの説明に関する知識を得る
第3回 事業計画書の策定Ⅰ:事業コンセプト(広島信用金庫・木村)
事業コンセプトの基本的な考え方に関する知識を得る
第4回 事業計画書の作成サポート(木村)
事業コンセプトを考える時の留意点,訴求点に関する知識を得る
第5回 起業と経営:ゲストスピーカー〔1〕(木村)
実際に経営に携わる人の講話から起業家精神を知ることができる
第6回 事業計画書の策定Ⅱ:損益計画(広島信用金庫・木村)
事業コンセプトの確認,損益計画の立て方に関する知識を得る
第7回 事業コンセプトと損益計画の作成・確認(木村)
これまでの確認を通じた事業計画書の作成に関する知識を得る
第8回 起業と経営:ゲストスピーカー〔2〕(木村)
実際に経営に携わる人の講話から起業家精神を知ることができる
第9回 事業計画書の策定Ⅲ:資金計画(広島信用金庫・木村)
損益計画の確認・経過報告,資金計画の立て方に関する知識を得る
第10回 資金計画の作成支援(木村)
資金計画を中心にした事業計画書の作成に関する知識を得る
第11回 起業と経営:ゲストスピーカー〔3〕(木村)
実際に経営に携わる人の講話から起業家精神を知ることができる
第12回 事業計画書の策定Ⅳ:全般的な指導(広島信用金庫・木村)
資金計画・全般的な確認,報告会資料の作成に関する知識を得る
第13回 報告会の資料作成(木村)
事業計画書にもとづいた報告資料の作成に関する知識を得る
第14回 報告会①(木村)
報告する立場,報告を聴く立場の両方から起業家精神に関する知識を確認する
第15回 報告会②,まとめ(木村)
報告する立場,報告を聴く立場の両方から起業家精神に関する知識を確認する
全体を通じた起業家精神の全体的な知識を得る
授業外学習の課題  事業計画書の作成と課題の提出が大切な授業です。学んだ内容はしっかりと自分の事業計画書へ反映させてください。直前になってあせらないように,計画的に事業計画書を作成するようにしてください。これらの作業が起業家精神を考えるよいきっかけになります。
事前学修(2時間程度):各自で課題に取り組んだり,情報を集めたりしておくこと。
事後学修(2時間程度):授業で分からなかったことを各自で調べておくこと。
課題のフィードバックは授業で行います。
履修上の注意事項  学外からゲストスピーカーを招く回は積極的に質問や発言をしてください。この講義は,事業計画書の作成を通じて起業家精神について学ぶのがねらいで,事業計画書の作成方法,実際の起業家,大学で学ぶ理論を自分で理解していく過程で,起業家精神を学ぶからです。
この授業は履修制限,Web抽選があります。
公認欠席は欠席として扱いますが,単位認定要件には影響しないよう配慮します。
公認欠席時の資料は後日配付します。
成績評価の方法・基準 授業で課す課題  30%
事業計画書の作成 50%
報告会・受講態度等 20%
以上により,総合的に評価します。
テキスト 資料を配付します。
参考文献 適宜指示します。
主な関連科目 経営関係全般
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
ゲストスピーカーを含めて質問を受け付けます。
講義中に連絡方法を伝えますので,必ず出席するようにしてください。

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次 身につく能力
知識・技能 思考力 判断力 表現力 協創力
商学部経営学科(B2群) FCBA22241 2018~2022 2・3・4 - - - - -
商学部経営学科(B2群) FCBA22241 2023~2023 2・3・4
商学部経営学科(B2群) 12200 2024~2024 2・3・4