授業コード | 10032400 | 単位数 | 2 |
科目名 | B2群特殊講義a(Excelで学ぶデータ分析) | クラス | |
履修期 | 前期授業 | カリキュラム | *下表参考 |
担当者 | NGUYEN Duc Lap | 配当年次 | *下表参考 |
授業の題目 | EXCELで学ぶデータ解析(Data Analysis by using Excel) |
学修の概要 | 本講義は文系学部生を対象とするデータ分析の授業です。このため、数学や統計学の概念を過度に取り上げず、主にファイナンスやマーケティングなどの実践的な例題を使用してデータ分析を学ぶアプローチを取ります。また、本講義のもう一つの特徴は手計算の練習ではなく、EXCELを用いた統計処理などの分析手法に焦点を当てています。これにより、現実に即したビジネスの課題をEXCELを通じて解決し、データから必要な情報を引き出し、その結果を解釈し、意思決定に役立てる能力を身につけることが期待されています。 |
学修の到達目標 | EXCELによるデータ分析に使われる主な解析手法および結果解釈ができるようになります。 |
授業計画 | 第1回 | データ分析とそのビジネス応用について |
第2回 | (データ分析の歴史、ビジネス課題へのデータ分析の適用方法、データ分析を用いた意思決定の事例紹介) | |
第3回 | 統計データとデータ分析(分類データ、数量データとそれに対する分析手法) | |
第4回 | EXCELによる記述統計の演習Ⅰ(度数分布表、ヒストグラム、平均、中央値、箱ひげ図を利用したビジネスのケーススタディ) | |
第5回 | EXCELによる記述統計の演習Ⅱ(分散、標準偏差を用いた金融ケースのスタディ) | |
第6回 | EXCELによる記述統計の演習Ⅲ(散布図、相関係数を使用したビジネスケースのスタディ) | |
第7回 | データ可視化の基礎(データの視覚化と基本的な統計手法を組み合わせ、傾向やパターンを理解) | |
第8回 | 調査標本と標本分布(母集団、標本、無作為抽出法およびケーススタディ) | |
第9回 | 正規分布の分析と応用方法(正規分布の特徴、統計的検定、統計的推定) | |
第10回 | EXCELによる正規分布の分析と応用方法(ビジネスの品質管理、金融のリスク評価などのケーススタディ) | |
第11回 | 回帰分析の概念と結果の評価(単回帰分析、多重回帰分析、回帰方程式、最小二乗法、係数の解釈、仮説検定、決定係数、残差の診断) | |
第12回 | EXCELによる回帰分析の演習Ⅰ(基本的な操作方法、結果の説明) | |
第13回 | EXCELによる回帰分析の演習Ⅱ(ビジネスのデータを用いたケーススタディの学習) | |
第14回 | 回帰分析を用いた経済効果分析(不動産データを活用して都市開発の経済効果分析の学習) | |
第15回 | 総括(これまで学んだ概念とその関連性を理解します) |
授業外学習の課題 | この授業は問題演習が多く、授業で取り上げる例題と類似する課題を授業外で練習し、分析結果が算出できるようにしましょう。予習・復習は必要なので、授業外学習は3時間以上を目安として取ってください。 |
履修上の注意事項 | この授業はデータ分析を行い、その結果をファイナンスなどに実際に活用したい学生を歓迎します。EXCELの実践に焦点を当てているため、数学や統計の予備知識を最小限に抑えますが、数学や統計学に苦手意識を抱く学生は苦労するかもしれないので、その点を考えてから履修してください。 授業全体を通して、自ら質問し、教員からの質問には積極的に答える姿勢を持ちましょう。小テストや課題の提出には期限を守ってください。 公認欠席は欠席として扱いますが、単位認定要件または期末試験の受験要件には影響しないよう配慮します。 公認欠席となる場合は代替措置で対応するので、個別に相談してください。 パソコンの教室で行うので、履修者を制限する授業です。 |
成績評価の方法・基準 | 授業への取り組み20%、小テスト30%および課題あるいはテスト50%で評価します。 |
テキスト | 教材は授業中配布します。 |
参考文献 | 菅 民郎 (著)(2016)『Excelで学ぶ統計解析入門 Excel2016/2013対応版』オーム社 栗原 伸一 (著), 丸山 敦史 (著) (2017) 『統計学図鑑』オーム社 涌井 貞美 (著), 涌井 良幸 (著) (2010) 『統計解析がわかる』技術評論社 |
主な関連科目 | 情報処理、金融演習等 |
オフィスアワー及び 質問・相談への対応 |
授業前後や授業中の質問は歓迎する。また、メールにて質問を受け付けます。 必要に応じて研究室への訪問時間を調整するので、連絡してください。 課題と小テストのフィードバックは翌週に総合フィードバックを行います。 |
所属 | ナンバリングコード | 適用入学年度 | 配当年次 | 身につく能力 | ||||
知識・技能 | 思考力 | 判断力 | 表現力 | 協創力 | ||||
商学部商学科(B2群) | FCBS22251 | 2018~2022 | 2・3・4 | - | - | - | - | - |
商学部商学科(B2群) | FCBS22251 | 2023~2023 | 2・3・4 | ○ | ○ | ○ | ○ | - |