授業コード | 10031128 | 単位数 | 2 |
科目名 | 卒業論文 | クラス | 28 |
履修期 | 前期授業 | カリキュラム | *下表参考 |
担当者 | 松尾 洋治 | 配当年次 | *下表参考 |
授業の題目 | マーケティング・マネジメントに関する卒業論文の作成 |
学修の概要 | 卒業論文の作成は、大学生活において最も重要なプロセスです。これまで講義やゼミで学んできた知識や考え方を動員して、自分で設定した問題に取り組み、十分な調査や慎重な検討の結果、一定の解答ないしは方向性を提示することになります。 卒業論文の作成は大まかに言って、①テーマ(問題)の設定→②文献講読や調査→③論文執筆→④発表→⑤質疑応答・ディスカッション→⑥問題や修正箇所の指摘→②に戻る、というプロセスを繰り返します。「繰り返し」という点が重要で、卒論作成はレポート作成のように1回書いたらそれで終わりではありません。時間の許す限りにおいて、論文の修正プロセスが続くという点が最大の特徴です。それは「トライアル・アンド・エラー」や「試行錯誤」のプロセスと言うべきもので、こうしたプロセスを経て初めて、論文はブラッシュアップされ洗練されたものになります。 この授業では、上述の①~⑥の作業やプロセスを全面的にサポートしていきます。 |
学修の到達目標 | 卒業論文の作成に真摯に取り組むことで、主として、次の3つの能力を向上させる。 (1)問題解決力:自ら問題を設定し、一定の解答を導き出す力 (2)コミュニケーション力:自分の伝えたいことをまとめ、的確に相手に伝えられる力 (3)批判力:情報を鵜呑みにせず、物事を批判的に分析し、自分で考える力 |
授業計画 | 第1回 | 課題提出と後期指導のオリエンテーション:夏休みの課題を提出し、今後の執筆方針を確認する。 |
第2回 | 論文の序盤部分の原稿作成と指導①:序盤部分の原稿を作成し、報告する。 | |
第3回 | 論文の序盤部分の原稿作成と指導②:ディスカッションを通じて、序盤部分の問題を洗い出す。 | |
第4回 | 論文の序盤部分の原稿作成と指導③:序盤部分の問題を修正し、報告する。 | |
第5回 | 論文の中盤部分の原稿作成と指導①:中盤部分の原稿を作成し、報告する。 | |
第6回 | 論文の中盤部分の原稿作成と指導②:ディスカッションを通じて、中盤部分の問題を洗い出す。 | |
第7回 | 論文の中盤部分の原稿作成と指導③:中盤部分の問題を修正し、報告する。 | |
第8回 | 論文の終盤部分の原稿作成と指導①:終盤部分の原稿を作成し、報告する。 | |
第9回 | 論文の終盤部分の原稿作成と指導②:ディスカッションを通じて、中盤部分の問題を洗い出す。 | |
第10回 | 論文の終盤部分の原稿作成と指導③:終盤部分の問題を修正し、報告する。 | |
第11回 | 論文の仕上げ:序盤・中盤・終盤の原稿の論理的なつながりを整える。 | |
第12回 | 論文の仕上げ:本文の形式面(引用注、図表など)を整える。 | |
第13回 | 卒論提出前の最終チェック:内容面 | |
第14回 | 卒論提出前の最終チェック:表紙・目次・本文・参考文献リストに不備がないかチェックする。 | |
第15回 | 卒業論文(完成原稿)を提出する。 |
授業外学習の課題 | ・卒業論文の作成では、授業外で自主的に研究を進め、論文に仕上げることが重要になりますし、当然のことですが、それには一定の時間と労力を授業外で費やすことが不可欠です。具体的には、毎回、指導を受けた後、次の指導時間までに、指導内容を吟味検討し、それを反映させる形で研究を進展させることが求められます。 ・事前学習(2時間以上):事前に関連文献を読み、発表資料を作成し、授業(発表)に臨んでください。 ・事後学習(2時間以上):講義中に新たに指摘されたことを、次回の発表までにクリアしてください。 |
履修上の注意事項 | ・公欠時の資料は後日配布します。 |
成績評価の方法・基準 | 卒業論文作成時の取り組み(40%)と論文の内容(60%)とを総合的に評価します。 |
テキスト | 適宜指示します。 |
参考文献 | 適宜指示します。 |
主な関連科目 | 卒業研究 |
オフィスアワー及び 質問・相談への対応 |
授業中・授業外において適宜応じます。 |
所属 | ナンバリングコード | 適用入学年度 | 配当年次 | 身につく能力 | ||||
知識・技能 | 思考力 | 判断力 | 表現力 | 協創力 | ||||
商学部経営学科(F群) | FCBA46061 | 2018~2022 | 4 | - | - | - | - | - |
商学部経営学科(F群) | FCBA46061 | 2023~2023 | 4 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |