授業コード 10023600 単位数 2
科目名 中級簿記演習Ⅰ クラス
履修期 前期授業 カリキュラム *下表参考
担当者 臼井 教人 配当年次 *下表参考

授業の題目 株式会社の簿記演習 The Bookkeeping practice of Corporation
学修の概要 株式会社の商品売買業を中心に、簿記一巡の手続、現金預金取引、手形取引、有価証券、その他の債券・債務及び商品売買取引、固定資産、引当金のテーマについて、それぞれ日商簿記2級レベルの個別問題及び総合問題の演習を行います。
なお、演習問題を解く前には、それぞれのテーマごとの要点整理を行います。
また,不定期に小テストを行います。
学修の到達目標 株式会社の諸取引、特に現金預金、手形、有価証券、商品売買、固定資産、引当金に関する仕訳処理、勘定記入および決算書の作成手続きについて、日商簿記検定2級レベルの個別問題及び総合問題を解く技術(能力)を習得できる。
授業計画 第1回 ガイダンス
日商簿記検定3級レベルの知識確認
簿記一巡の手続きと財務諸表
 簿記3級レベルの内容を復習することにより、会計期間の一連の流れを確認する。
第2回 現金預金取引(銀行勘定調整表,クレジット売掛金等)
預金残高の不一致の会計処理と債権の処理に関する知識を学習後、演習問題を解きながら技術を習得する。
第3回 手形取引1
手形取引の基礎を復習後、複雑な手形取引(裏書・割引,更改,不渡り)の処理に関する知識を学習後、演習問題を解きながら技術を習得する。
第4回 手形取引2
営業外支払手形・営業外受取手形,電子記録債権・債務等に関する知識を学習後、演習問題を解きながら技術を習得する。
第5回 有価証券1
有価証券の区分,売買目的有価証券,満期保有目的債券に関する知識を学習後、演習問題を解きながら技術を習得する。
第6回 有価証券2
子会社株式・関連会社株式,その他の有価証券等に関する知識を学習後、演習問題を解きながら技術を習得する。
第7回 総合問題演習
第2回から第6回までの内容を復習後、小テストを行い、学習到達度を知る。
第8回 その他の債権・債務(債務保証,未決算等)
債務の保証に関する知識を学習後、演習問題を解きながら技術を習得する。
第9回 商品売買取引1
商品売買の処理法、売上原価の計算等に関する知識を学習後、演習問題を解きながら技術を習得する。
第10回 商品売買取引2
仕入及び売上の返品・値引き,割引・割戻,棚卸減耗と商品評価損に関する知識を学習後、演習問題を解きながら技術を習得する。
第11回 固定資産1
固定資産の分類,有形固定資産の取得,修繕と改良,減価償却に関する知識を学習後、演習問題を解きながら技術を習得する。
第12回 固定資産2
形固定資産の売却と除去・廃棄,無形固定資産,投資その他の資産,圧縮記帳等に関する知識を学習後、演習問題を解きながら技術を習得する。
第13回 引当金
貸倒引当金,修繕引当金,退職給付引当金,商品保証引当金,返品調整引当金,売上割戻引当金等に関する知識を学習後、演習問題を解きながら技術を習得する。
第14回 総合問題演習
第8回〜第13回までの内容を復習後、小テストを行い、学習到達度を知る。
第15回 講義のまとめ
第2回〜第14回までの内容の要点を確認する。
授業外学習の課題 事前学修(2時間程度)毎講義後に事項の講義計画を示します。テキストの学習のポイントを熟読すし、事前に問題を解き講義で質問できるように準備しておきましょう。
事後学修(2時間程度)講義で出された復習プリントを解いておきましょう。
履修上の注意事項 本講義のレベルは、簿記原理Ⅰ・Ⅱを履修済み、あるいは同等の学力を有する学生を対象にしています。

毎回の講義には電卓を持参してください。

履修者の理解度により進度は調節するので、計画が前後したり、一部を追加・省略することもあります。

※授業実施形態は,学内による「対面型」で実施します。しかし,状況によっては「非対面型」に変更する可能性があります。「非対面型」に変更になった場合にはGoogle Classroomを使用した「オンデマンド型」による授業、もしくは課題を出します。

<公認欠席に係る対応>
・公認欠席時の資料は後日配付しますので、各自申し出てください。
成績評価の方法・基準 定期試験 70%、受講態度30%(小テスト含む)、欠席は減点する。
テキスト 渡部裕亘他編著『新検定簿記ワークブック2級商業簿記』(最新版) 中央経済社
参考文献 よくわかる簿記シリーズ 合格テキスト 日商簿記2級商業簿記 TAC出版
よくわかる簿記シリーズ 合格トレーニング 日商簿記2級商業簿記 TAC出版
主な関連科目 中級簿記Ⅰ・Ⅱ、工業簿記Ⅰ・Ⅱ、上級簿記Ⅰ・Ⅱ
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
質問・相談は、基本的には授業終了時に受け付けます。

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次 身につく能力
知識・技能 思考力 判断力 表現力 協創力
商学部商学科(B3群) FCBS22313 2018~2022 2・3・4 - - - - -
商学部商学科(B3群) FCBS22313 2023~2023 2・3・4 -
商学部経営学科(B2群) FCBA22206 2018~2022 2・3・4 - - - - -
商学部経営学科(B2群) FCBA22206 2023~2023 2・3・4 -