授業コード 10023400 単位数 2
科目名 国際会計入門 クラス
履修期 後期授業 カリキュラム *下表参考
担当者 橘 俊夫 配当年次 *下表参考

授業の題目 国際会計基準(IFRS)を理解する
学修の概要 企業活動のグローバル化と証券金融市場の発展・グローバル化により、国際会計基準(IFRS)の重要
性が増してきました。わが国では、IFRSとの差異の解消を図るコンバージェンス(収斂化)が進められてきています。アドプション(採用)が検討されたこともあります。
本授業では、まず、個別の国際会計基準を取り上げ具体的なイメージをつかみます。その後、難解な概念フレームワーク、国際会計基準の生い立ちや特質について学習します。
学修の到達目標 1.会計基準の国際的統一化の必要性が理解できる。
2.国際会計基準の特徴が理解できる。
授業計画 第1回 収益認識(IFRS15)
収益の認識基準等について修得することができる。
第2回 棚卸資産(IAS2)
棚卸資産の会計処理方法等について学ぶことができる。
第3回 有形固定資産(IAS16)
有形固定資産の会計処理方法等について学ぶことができる。
第4回 無形資産(IAS38)
無形資産の会計処理方法等について学ぶことができる。
第5回 引当金、偶発負債および偶発資産(IAS37)
引当金等の会計処理方法等について学ぶことができる。
第6回 従業員給付およびストック・オプション(IAS19・IFRS2)
主な従業員給付の会計処理方法等について学ぶことができる。
第7回 金融商品(IFRS7・9,IAS32)
金融商品の会計処理方法等について学ぶことができる。
第8回 法人所得税(IAS12)
法人税等の会計処理方法等について学ぶことができる。
第9回 企業結合(IAS3)
企業結合の会計処理方法等について学ぶことができる。
第10回 連結・持分法(IFRS10)
連結・持分法の会計処理方法等について学ぶことができる。
第11回 外貨換算(IAS21)
外貨換算の会計処理方法等について学ぶことができる。
第12回 リース(IFRS16)
リースの会計処理方法等について学ぶことができる。
第13回 概念フレームワークとは
概念フレームワークの概要について学ぶことができる。
第14回 IFRS全般
IFRS生い立ちと特性、将来像について学ぶことができる。
第15回 まとめ(第1回~第14回までの総合的な振り返り)
国際会計基準で学んだ内容を再度俯瞰的に知識を振り返ることができる。
授業外学習の課題 本講義での予習・復習等の目安時間は4時間程度/週を要する。
<事前学習(2時間程度>
シラバスのとおり講義を進めるので、各自で出来る限り予備知識を集めておき、関係する事柄について調べておくこと。
<事後学習(2時間程度>
講義時に作成したノート、配布資料等を復習し、わからなかった用語については次回までに各自で調べること。
履修上の注意事項 【非対面授業】無し
・簿記・会計に関する基礎的知識(日商簿記2級程度)が必要である。
・電卓を持参すること。
<公認欠席に係る対応>
公認欠席は欠席として扱うが、単位認定要件または期末試験の受験要件には影響しないように配慮する。
成績評価の方法・基準 【期末試験】有
期末に実施する試験で評価する。(100%)
テキスト 「IFRS会計学 基本テキスト(第7版)」橋本尚、山田善隆著、2022年、中央経済社。
参考文献 「国際会計基準を学ぶ」田中弘他著、2016年、税務経理協会
「エッセンシャルIFRS」秋葉賢一著、2022年、中央経済社
「完全比較 国際会計基準と日本基準」EY新日本有限責任監査法人、2016年、清文社
主な関連科目 会計学原理Ⅰ、会計学原理Ⅱ。簿記原理Ⅰ、簿記原理Ⅱ。
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
質問等にはメール等で対応します。
レポート等には、適宜講義中にフィードバック等を行う。
URLリンク 国際会計基準審議会(IASB)
URLリンク 企業会計基準委員会
URLリンク 日本公認会計士協会

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次 身につく能力
知識・技能 思考力 判断力 表現力 協創力
商学部商学科(B3群) FCBS22319 2018~2022 2・3・4 - - - - -
商学部商学科(B3群) FCBS22319 2023~2023 2・3・4 -
商学部商学科(B3群) 2024~2024 2・3・4 - - - - -
商学部経営学科(B2群) FCBA22203 2018~2022 2・3・4 - - - - -
商学部経営学科(B2群) FCBA22203 2023~2023 2・3・4 -
商学部経営学科(B1群) 2024~2024 2・3・4 - - - - -