授業コード | 10023300 | 単位数 | 2 |
科目名 | キャリアデザイン論 | クラス | |
履修期 | 前期授業 | カリキュラム | *下表参考 |
担当者 | 木村 弘 | 配当年次 | *下表参考 |
授業の題目 | キャリアデザインの概要 |
学修の概要 | 情報化やグローバリゼーションの進展に伴い,旧来の長期雇用慣行や集団管理が機能しなくなっています。多様な価値観,ニーズ,技能や適性を持った人的資源を個別管理する方向に転換を図りつつあります。一方,従業員側も,エンプロイアビリティ(雇用されうる能力)を向上させることで自分の価値を高め,継続雇用される,あるいは転職することが可能になるキャリア開発を認識するようになりました。キャリア(職業生活)を納得して送るにはどうすればいいのか。入社,昇進,転職など,人生の節目には自分自身を見つめなおし,将来の方向性をじっくり考えることは,働く人すべてに必要です。本講義では,キャリアデザインに関する基礎理論について取り上げます。キャリアデザインのプロセスやコンピテンシーについて理解を深めるほか,講義中のワークを通じて実践的な能力も鍛えます。 |
学修の到達目標 | キャリアデザインに関する基本的な事項を説明できる。 自らのキャリア設計を描くことができる。 ワークを通じて簡潔なプレゼンテーションや議論ができる。 |
授業計画 | 第1回 | ガイダンス:授業の目的,進め方,評価方法,キャリアデザイン論の基本項目の説明 シラバスの説明をする。キャリアデザイン論の基本項目に関する知識を得る |
第2回 | キャリアの概念(第1章,1) キャリアという概念の説明,成功に関する知識を得る |
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第3回 | キャリア論研究(第1章,2) ベストマッチング,偶然性の支配,トランジションに関する知識を得る |
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第4回 | 能力とキャリアデザイン(第1章,3) 能力論,構造,年齢段階による能力構築に関する知識を得る |
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第5回 | キャリアデザインの質的変化(第1章,4,5) 「筏下り」と「山登り」の概念,基礎力と専門力に関する知識を得る |
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第6回 | 資料学習①(基礎):キャリアデザインに関する資料を通じた学習をする 資料をもとにキャリアデザインについて自分で論理的に考えられるようになる |
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第7回 | 高校までのキャリア(第2章,1) 小学校から中学校までの段階,高校段階のキャリアデザインに関する知識を得る |
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第8回 | 大学生のキャリア(第2章,2) 就職活動以前,就職活動をにらんだ時期のキャリアデザインに関する知識を得る |
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第9回 | 入社直後のキャリア(第2章,3) リアリティ・ショック,即戦力のとらえ方,多様化するルートに関する知識を得る |
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第10回 | 入社10年後ごろのキャリア(第2章,4,5) 学びなおし,評価の格差に関する知識を得る |
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第11回 | 基礎力と対人能力(第3章,1,2) 基礎力とは何か,コンピテンシー,親和力,協働力に関する知識を得る |
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第12回 | 資料学習②(応用)(ゲストスピーカーを予定) ゲストの講話や資料からキャリアデザインについて自分で論理的に考えられるようになる |
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第13回 | 対自己能力と対課題能力(第3章,3,4) 感情制御力,自信創出力,課題発見力,計画立案力に関する知識を得る |
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第14回 | 処理力と思考力(第3章,5,6) 仕事の処理力,思考力の重要性に関する知識を得る |
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第15回 | 全体のふりかえり:キャリアデザイン論の基本項目の理解の確認 これまでの説明を通じた全体的な知識を得る |
授業外学習の課題 | 新聞、雑誌、テレビでキャリアに関する情報を収集しておくこと。 事前学修(2時間程度):各自でテキストを事前に読んだり,予備知識を集めたりしておくこと。 事後学修(2時間程度):授業で分からなかったことを各自で調べておくこと。 課題のフィードバックは授業で行います。 |
履修上の注意事項 | ワークや発表もしながら学ぶ予定です。 この授業は履修制限,Web抽選があります。 公認欠席は欠席として扱いますが,単位認定要件または期末試験の受験要件には影響しないよう配慮します。 公認欠席時の資料は後日配付します。 |
成績評価の方法・基準 | 定期試験60%,ワーク・課題等40%で総合的に評価します。 |
テキスト | 大久保幸夫『キャリアデザイン入門[Ⅰ]〈第2版〉基礎力編』日経文庫,2016年。 |
参考文献 | |
主な関連科目 | コーチング,人材マネジメント論等 |
オフィスアワー及び 質問・相談への対応 |
質問があれば適宜対応します。 |
所属 | ナンバリングコード | 適用入学年度 | 配当年次 | 身につく能力 | ||||
知識・技能 | 思考力 | 判断力 | 表現力 | 協創力 | ||||
商学部商学科(B3群) | FCBS22308 | 2018~2022 | 2・3・4 | - | - | - | - | - |
商学部商学科(B3群) | FCBS22308 | 2023~2023 | 2・3・4 | ○ | ○ | - | ○ | ○ |
商学部商学科(B3群) | 11200 | 2024~2024 | 2・3・4 | ○ | ○ | - | ○ | ○ |
商学部経営学科(B2群) | FCBA22211 | 2018~2022 | 2・3・4 | - | - | - | - | - |
商学部経営学科(B2群) | FCBA22211 | 2023~2023 | 2・3・4 | ○ | ○ | - | ○ | ○ |
商学部経営学科(B2群) | 12200 | 2024~2024 | 2・3・4 | ○ | ○ | - | ○ | ○ |